SORA☆SORA

初恋R君 ~第二話 別れ~


    それって本当?      ねぇ神様・・・。

私たちが通っていた幼稚園はけっこう大きくて、
いろんな町から来る人がいた。
私はN町。 R君はK町。 K町はすっごく遠くて、
まだ幼稚園児だった私は会いにも行けなかったんだ。

私たちは年長になった。
私とR君はクラスが別々になった。
それから私たちはあまり遊ばなくなった。

年長も終わる、桜が咲き始める頃だった。
後一ヶ月で卒園の時、私は知りたくないことを知ってしまった。

私はT小学校。R君はS小学校。
家が遠いから当然小学校区も違う。
私は泣いた。 幼稚園のブランコの上で。

そんなときR君が私のところに来た。
「どうしたの?」って。
久しぶりに2人でいろいろ話したんだ。
「僕たちお別れするんだって。
 もう会えないんだってさ。」
私はただ泣くことしかできなかった。
「でもっ。あと一ヶ月ずっと一緒にいようね!」

それから一ヶ月。
本当に毎日毎日一緒だった。
あのミドリ組の時のように。

そして私たちは泣きながらも笑顔で手を振ってお別れをした。
いつかまた会うことを約束して。

              終わり。


「初恋R君」終わりましたぁ。
なんか思い出すなぁ。
読んで頂いてありがとぉございました。
これからも増やしていくので
読んでくれるとうれしぃナ(●´∀`●)


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