まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.05.22
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カテゴリ: 政治
今回の検察スキャンダルは、

長期的なプランにもとづくスクープだったのか、
それとも、たまたま拾っただけのスクープだったのか。
まだまだよく見えません。

文春は、この先の展開を用意しているのでしょうか?



現在の報道を見るかぎり、
黒川氏の行動は、あまりにもバカすぎて、


いくらマスコミを飼い慣らすためだとはいえ、
自分も一緒になって違法行為に興じるのでは、
自殺行為にもほどがあるわけだし、

産経の記者と昵懇なのはともかくとして、
朝日の記者まで一緒だったらしいし、
しかも、それが、
自分自身が定年延長問題の渦中にある最中であり、
さらに全国民が自粛している最中の「三密マージャン」であり、
もっと細かい話でいうならば、
IR汚職事件を追っていた張本人の賭博だったというのだから、
もはや「ギャグなんじゃないの?」とさえ勘繰ってしまう。


かりに朝日がスクープしなくても、
朝日の記者が別メディアにリークする危険だってあるわけでしょう。



ただ、実際のところは、
朝日じゃなくて、産経のほうから情報が漏れたようですが、


わたしたちは、
産経が「右」で、朝日が「左」だと思い込んでいるし、
たしかに会社としてはそうなのだろうけど、
じつは、それぞれの記者は「個人」として動いているのかもしれません。

産経の記者も、
自社で掲載できない記事を文春あたりに売ってるのかもしれないし、
朝日の記者も、
自社のイデオロギーとは裏腹に、
ネタを得るためなら政権とズブズブになるのかもしれない。



政権をチェックするのが検察の役割です。
では、検察をチェックするのはどこなのか?
まあ、ひとつはマスコミですよね。

しかし、安倍政権の「お友達ネットワーク」は、
検察からマスコミまでを広く押さえていたのだと思います。

実際、今回の検察スキャンダルでも、
NHKなどは、まだまだ政権側への配慮を見せていて、
この問題のニュースバリューを引き下げることに協力しています。
たとえば昨夜のNHKの7時のニュースでは、
この問題を4番目くらいの話題として10分ほど報じただけです。

いまや民放各社が大々的に報じているのだから、
もはやどうしようもないのだけど、
NHKはいまだに、この問題が国民の目に触れにくいように配慮しています。

もちろん文春だってタイミングを計っているのだから、
政権の側だって負けじとタイミングを計りつつ、
不都合なニュースをかき消すための話題を投下してくるわけだし、
NHKもそれに同調したりするわけですけど、
それは、もっぱら政権の「保身」のためであって、
そこでは国民の利益はないがしろにされています。



ただし、
あらゆる分野の隅々にまで広がってしまった、
いわゆる安倍政権の「お友達ネットワーク」が、
いよいよ崩壊しつつある雰囲気も感じられるのですよね。

いわゆる「お友達ネットワーク」というのは、
自分の仲間うちにだけ分け前を配るマフィア的な構造のことですが、
そうやって分け前に群らがってくる連中というのは、
ひとたび分け前が見込めないと見た途端、
平然と裏切って去っていくような連中でもあるわけです。

そういうことが起こりはじめてるのかもしれません。

そして、
この「お友達ネットワーク」が瓦解した先には、
いよいよ森友や加計などの問題が明らかになるのでしょうか?



わたしは、
安倍政権と森友の癒着が、
昭恵さんの単独プレーによるものだったなどという説を、
まったく信じていません。
日本会議のメンバーである籠池氏の学校のことを、
安倍晋三や麻生太郎が知らないわけはないのですから、
昭恵さんは、たんに指示されて動いていただけでしょう。

だからこそ、
昭恵さんがホントのこと喋りはじめるのが、
彼らにとっては非常に都合が悪いわけですよね。

ここには、
安倍家のプライベートな問題もふくめて、
いろんな利害が絡み合ってるだろうけど、

こと森友問題にかんして言えば、
やはり「人がひとり死んでいる」ということの重みは大きいと思う。

もしも、これを放置し続けるようなら、
日本はほんとうに無法なマフィア社会に堕ちていってしまうのですね。

ですから、
いずれこれは明らかにしなければならない問題なのだし、
安倍家の人たちが墓場まで持って行けるような話ではない。

そして、それが明らかになるということは、
必然的に、安倍政権と、
その「お友達ネットワーク」の全体が終了することを意味するのです。





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最終更新日  2020.05.22 22:57:53


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