クラシックどっぷり日記　～音楽回想～

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2022.12.09

シモノフの新世界

テーマ：好きなクラシック(2399)

カテゴリ：これどう？？

先日、練習に行ってから、そういえば長らく新世界聴いてないな〜と帰宅途中に思い、検索してみれば、YouTubeで、ユーリ・シモノフが出てきた。

まさかのシモノフか。
決して狙ったわけでも自ら検索したわけでもない。
新世界なら、別の人が出てきても良いような気がするが…。

まあ、でも聴こうと思って聴いた。見た。
やはり、この指揮者只者ではなかった。
私も過去に話題に挙がったことがあり、音源を聴いてみたことがある。
至って普通、予想どおりの演奏なんですよ。
でも、今回見た聴いたものを見れば考え方を見直さないといけない。

独特すぎる指揮、腕はグルグル回すし、アクションが激しい。また、軽やかな箇所は、驚くくらいしなやかな指揮。ただ時折指揮を見ていて、これでリズムわかる？となるところも多々。これは、プロだから喰らいついていけるわけで。
また、結構独特なダンスが入ったりと、管が笑って吹かないか？と思うが、それはやはりプロなんでしょうね。

特に4楽章の出だしから、指揮が凄すぎる。指示を出しているんだろうが、この指示、ダンスはできない。途中の木管箇所なんて、ファッションショーのウォーキングじゃないかって、出た事あるんじゃないかってくらい腰の振り方。やっぱり見ないとダメですよ。

また別曲として、ベルリオーズのラコッティ行進曲やハチャトゥリアンのレズギンカ、モーツァルトのトルコ行進曲なんか、低速もいいとこで安全運転すぎる演奏だから、ここの楽器の音色が楽しめるのがすばらしい。

なかなか埋もれしまう指揮者。ご健在とのこと、お元気なのかな？戦争が終結し、平和のためにタクトを持ち楽しませてくれることを期待したいですね。
気になる方は検索してご覧ください。
これはなかなかできないですよ。