☆早く天使に逢いたいよー☆

その後２　子宮頸がん

　　　　　　　　　　　もっと詳しい検査を受けた方がよい　ここの病院では出来ないから近くの病院へ紹介状を書きますので
　　　　　　　　　　　受け取りに来てください・・・・

　　　　　　　　　　　紹介状をもらいに行くも半信半疑　今までだって「３Ｂ」と言われた事もある　その時は「様子を見ましょう」だったのに
　　　　　　　　　　　今回は「再検査」を薦めはる
　　　　　　　　　　　そして何かある訳ないやん　確かめに行くつもりでそのまま紹介された病院へ行く
　　　　　　　　　　　紹介された先生（先生同士がお友達）も「検査」をした方が良いっていいはる？？？
　　　　　　　　　　　本当は来週ねって言ってはったんだけど急遽その日に検査する事に・・・・
　　　　　　　　　　　心の準備が・・・・
　　　　　　　　　　　今まで受けていた検査は細胞を綿棒みたいなもので擦って細胞を見る検査
　　　　　　　　　　　今回初めて受けたのが「細胞を千切りとって細胞自体を診る検査」はっきり言ってＡＩＨのチューブが子宮に入るだけで気分が悪くなるほど
　　　　　　　　　　　痛みに弱い私・・・・・・・
　　　　　　　　　　　先生にその事を伝え「先生早くしてください　もう限界です・・・・」
　　　　　　　　　　　看護士さんが「もう少しやからね頑張ってね」と優しく足を摩ってくれました　同時に涙が出ていました
　　　　　　　　　　　なんでこんな痛い思いしなあかんのーって
　　　　　　　　　　　そして県立病院からだからなのか　この私から採集した細胞を自分で検査室に持って行くのだ　なんとも言えない気分でしたよ

　　　　　　　　　　　そして運命の日　結果を聞きにいった１週間後　私は「はーいなんとも無かったですよー」の言葉を聞きに行ったのに
　　　　　　　　　　　先生からは「検査の結果子宮頸がん　上皮内ガンです」
　　　　　　　　　　　手術で綺麗に取れますし　子宮も温存できます
　　　　　　　　　　　ただ不妊治療は１年は無理です

　　　　　　　　　　　その時の私は「はぁーこの先生何言うてはるんやろうか　　　　　　　　　　　それって私に言うてはるの？？？？
　　　　　　　　　　　不妊治療の再開を決意したとこやで
　　　　　　　　　　　１年も間空けるなんて　それから妊娠しても出産できるんまだ先やで
　　　　　　　　　　　そんな余裕私にある訳ないやん
　　　　　　　　　　　どうにかここまま誤魔化して治療は出来ないのか食い下がってみましたが「却下」されました
　　　　　　　　　　　先生は「手術」しかありませんと言い切る
　　　　　　　　　　　家族に相談して決めます　この言葉に先生から怒られるも　人事のようにしか自分で考えれず　とにかく怖かった
　　　　　　　　　　　すぐにＡＳＫ先生に相談メール　ＡＳＫ先生からは県立先生は間違いない先生やから「手術」は受けた方がよいと思うとの回答
　　　　　　　　　　　ここまで来たらもう「手術」を受けるしかない
　　　　　　　　　　　周りの友達も「手術」は受けるべきだと言ってくれる
　　　　　　　　　　　そして「手術」を受けました
２００５．１０．１７　前日からの２回の浣腸にも耐え　お昼１番に手術を受けました
　　　　　　　　　　　絶対に泣くもんかと決めていたのに　術着に着替えた途端
　　　　　　　　　　　「あー私これで半年は治療出来へんのか・・・ごめんね旦那さん　ごめんねオカン」
　　　　　　　　　　　悲しかった　悔しかった　淋しかった
　　　　　　　　　　　涙が止まらない　
　　　　　　　　　　　オカンや旦那さんはこの時の私の涙をどう意味で取ってくれていたんだろうか
　　　　　　　　　　　看護士さん達は私は手術が怖くて泣いていると思っているけど
　　　　　　　　　　　私は全身麻酔の手術これで６．７回目　手術に対して恐怖感はない
　　　　　　　　　　　涙は麻酔を掛けられても止まりませんでした
　　　　　　　　　　　薄れゆく意識の中「先生宜しくお願いします」
　　　　　　　　　　　声になっていたんだろうか　先生には聞こえていただろうか
　　　　　　　　　　　手術は無事済みました
　　　　　　　　　　　麻酔から目が覚めた時　悲しさがまた押し寄せてきました
　　　　　　　　　　　今回の手術は本当は下半身麻酔でも出来る短い時間の手術でしたが
　　　　　　　　　　　全身麻酔の経験が多い私は下半身麻酔が怖いんです
　　　　　　　　　　　痛がりの私なので痛みもなく麻酔をかけれる全身麻酔を希望したのです
　　　　　　　　　　　術後１週間後に　細胞の結果を聞きました
　　　　　　　　　　　円錐に切った細胞をまた８つに切ってその内　
　　　　　　　　　　　２つが上皮内ガン　４つが３Ｂ
　　　　　　　　　　　術後は何事もなく退院
　　　１ヵ月後検診　　異常なく「２」
　　　３ヶ月後検診　　同じく「２」
　　１０ヶ月後検診　　同じく「２」　　　次はこの日から半年後の検診となりました

　　　　　　　　　　　私は以前から「ガン」に対して敏感にはなっていた方なので「ガン保険」に加入していました
　　　　　　　　　　　皆さん「ガン保険」に加入されていると思いますが
　　　　　　　　　　　ほとんどの会社が「私のなった上皮内ガン」には保険金が支給されないのです
　　　　　　　　　　　よーく保険内容を確認してみてくださいね
　　　　　　　　　　　私は入っていた会社はこの「上皮内ガン」でも保険金が支給される会社だったので良かったです
　　　　　　　　　　　入った保険金で　私の車（中古車）を購入　　　　　　　　　　　　　　　オカン達と家族旅行
　　　　　　　　　　　その他　欲しかったものなどを購入　
　　　　　　　　　　　残りのお金は治療費のために貯金

　　　　　　　　　　　皆さん「ガン」検診を定期的に受けていて見つかるガンはまず「上皮内ガン」です　折角加入している保険から保険金が支給されなかったら　がっくりきますのでもう１度確認してみてくださいね

ジャンル別一覧