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2006.11.05
カテゴリ： ★「フランス日記」From France
パリから北西へ９０ｋｍほど行くと、”クロード・モネの村”
と呼ばれるかわいい村があります。
クロード・モネの家と庭園は、
お花の咲く季節のみ。１１月から４月までながーーいお休みです。
今年１０月、モネとお花が大好きな母と
てぃんく＆カメラと一緒に少し遠いお散歩に行ってきました。
今日の日記は、
見逃してしまった皆様のために、
そして、来年パリにいらっしゃる方のご参考にお写真を掲載します（＊＾＾＊）
小さな家と自然に囲まれたかわいらしい村は、
人口わずか５００人。
そんな小さな町に巨匠の愛した村を見ようと５０万人近くの観光客が
訪れる不思議な村です。
村には鉄道の駅がないため、個人で訪れる場合は、
隣町「ヴェルノン」駅からタクシーまたは連絡バスで１０分程度で村に着きます。
この日は平日で曇り空。
そのお陰でお花よりも観光客が多いのでは１？といった期待も裏切り、
カメラ片手にのんびりと過ごすことができました（＊＾＾＊）
庭園には四季折々のお花が咲き乱れ
綺麗に整えられた庭園に私も母も心が癒されました。
パリ育ちのモネはジヴェルニーの自然に魅せられ、
４３歳から晩年までこの地を拠点とし、数々の傑作を生み出しました。
モネの家の庭園を散歩しながら、少し歩いていくと、
「睡蓮」の原風景となった美しい幻想的な池が現れます。
この場所で絵を描いていたんだと思うと、
モネの「睡蓮」を見たときの感動がよみがえりました。
１８８３年～１９２６年まで住んだ自宅を当時の生活を再現した室内。
壁に飾られた膨大な浮世絵コレクション。
モネは日本の浮世絵に関心があった方で、
お部屋の中に絵画はほとんどが浮世絵でした。
きっと、現在の日本にもこんなに多くの作品は残っていないのでは？
と思うほどでした。
１９２６年１２月６日にモネはここで亡くなりました。
こんなにたくさんの花に囲まれて過ごした
彼の自由でこだわりの人生そのものが
今も魅了する彼の絵画とともに
作品なのではと感じた１日でした。
来年、お花がもっとも美しい季節、春にもう一度訪れようと思います。
*****************＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜アクセス＞
パリのＳｔ．Ｌａｚａｒｅ（サン・ラザール駅）から
Ｖｅｒｎｏｎ（ヴェルノン駅）まで在来線で約１時間。
平日は１日１０本以上。
連絡バスかタクシーで１０～１５分で村に到着。
☆日帰りツアーなどを利用して訪れることもできます。
＜クロード・モネの家と庭園＞
住所 ８４Ｒｕｅ Ｃｌａｕｄｅ Ｍｏｎｅｔ
電話 ０２－３２－５１－２８－２１
時間 ９：３０～１８：００
休日 月曜、１１／２～３／３１（注）現在はお休みです！！！
料金 ４ユーロ（庭園）５．５ユーロ（家）
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Last updated
2006.11.15 21:51:11
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