夢見る夢子を観察日記

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マルチ商法

マルチ商法


マルチ商法とは、販売組織の加盟者が消費者を組織に加入させ、さらにその消費者に
別の消費者を組織に加入させることを次々に行うことにより組織をピラミッド式に拡大していく商法をいいます。
販売員となった消費者は、商売の経験が乏しい主婦や青年層が多く、売れない商品を抱えるとか、
不必要な商品を抱えるとか、不必要な商品を大量に購入させられるなどの問題が生じやすいです。
このような販売方法そのものが禁止されているわけではありませんが、
「特定商取引に関する法律」により「連鎖販売取引」として規制されており、
広告規制、契約書面の交付義務、クーリングオフ制度等が設けられています。
最近は、このような販売システムへの加入を
インターネット上のホームページや電子メールを利用して勧誘するケースが増加しているので注意が必要です。
必ず破綻する組織です。
儲かるからと借金をしてまで加入し、本業をそっちのけで勧誘に駆け回ったあげく、
残るものは借金と社会的信用の失墜だけです。


会員が無限に増えれば成り立たないため、必然的に行き詰まり、大多数の人は 必ず損をすることになります。
1人が2人、2人が4人と2倍で増えていくと、27代目には日本の人口を超えてしまいます。

悪質商法の被害に遭わないために 
  ○ 甘い誘いにご用心
     甘い誘いには十分注意しましょう。
     うまい話などまずないと思っていた方が賢明です。
     「うまい話には必ず裏がある。」ことをよく考えてみましょう。
  ○ 「ノー」とはっきり言いましょう
     相手は騙しのプロです。
     言葉巧みに勧誘します。
     中途半端な態度が一番危険です。
     「ノー」とはっきり言いましょう。

                   警察庁生活安全局生活環境課生活経済対策室  


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