かるちゃーしょっくな妊娠出産


私は日本では出産したことないのですが、フランスでの妊娠出産は入院食(私は私立病院だったのでましな方、でもほとんどの日が不味かった)を除いては日本でするよりいいんじゃないかと思っています。

何がいいって、それはまず

“費用が安い”

これでしょう。
というのも、妊娠5ヶ月目から子供が満3歳になるまで、養育費として約2万円月々国から支給がでるのです。(但し収入によっては支給が行われません)また妊娠5ヶ月目から妊娠に関しては、基本的に全ての医療費が健康保険にてまかなわれます。これは当然出産費用も含まれるので、個人の負担は病院での部屋代・食事代など僅かなものです。ちなみに、私達は保険に入っており、1人部屋代・食事代などの費用は保険から支払われたため、全く出費がありませんでした。
但し上記の利点はフランスに合法的に住んでいるということが前提条件です。

で次にいいのが、

“基本的に無痛分娩”

日本では自然に産むのが一番という認識があるようなので、「ふ~ん、別に。」と思われるかもしれませんが、フランスではほとんどの女性が無痛分娩を選び、どこの病院でもやっています。(たまに私の義姉のように無痛分娩のための注射が怖いから普通に産んだというちょっと変わった人もいますけど)
というわけで、別になにも無理に痛い思いをして産むことはないだろうと思った私も無痛分娩を選んでおきました。が、私の場合、最初の陣痛から出産まで5時間というスピード出産で、また陣痛も全然強くなかったため、最初に弱くいれた鎮痛剤を後から足してもらう暇がなく、途中で鎮痛剤の効果が切れ、結局痛い思いをして出産するという残念な結果になったのですが、それでも出産直後に軽食が取れ、出産2時間後には1人でシャワーを浴びれたくらいなので、出産疲れの軽減という意味ではよかったんじゃないかと思ってます。
あえて書くこともないと思いますが、この無痛分娩費用ももちろん健康保険から支払われます。


他にもフランス派現在出産ブームなので、医者・看護婦ともに経験豊かだとか、出産前には希望すれば8回も母親学級が受けられるとか、超音波写真も専門医がとってくれるので安心だとか、他にも色々利点があるのですが、先に書いた2点が一番の利点でした。。。
ほんと妊娠・出産に関しては言葉が分からないという点(いつも使う用語じゃないから)を除いては、とっても満足しています。いつも不満だらけのフランス生活ですが、もし次の子供を持つ機会に恵まれれば、できればフランスで産みたいと思っている坊子です。



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