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優しい心の育て方
人に対する思いやり
優しい心がどうやって育つのか
おむつも換えて、お乳もあげて
不満だと思うこと全部やってあげたのに
まだ泣きなんでくれない
火がついたみたいにかんしゃくをおこしている
なんで泣いてるのかわからない
「子どもをかまい過ぎてはダメ抱きぐせがつくから
泣いてもすぐに対応してはいけない」
こんなふうに書いてある育児書もあります
子どもを育てているといろんな場面に出会って
子どもが泣くのにどの程度対応していいか
本当に悩むところです
「EQこころの知能指数」
の著者ダニエル・ゴールマンはこう述べています
EQ(他人を思いやる心、共感できる心)
は乳幼児期に親が一番に教えるものである
ではどうやって乳幼児はEQを学ぶのか?
例えば赤ちゃんが心の動揺を感じ
とても不安になったとき
まだ感情をコントロールできないので
その動揺を泣く・かんしゃくをおこすという形で表現します
そのとき母親もしくは父親がすぐに対応してくれると
赤ちゃんは時間が掛かっても
この感情を落ち着かせることができ安心します
このすぐに対応してくれたという経験が重要で
この繰り返しが子どものEQを高めていきます
次第に自分一人でも
感情のコントロールができるようになる
そして他人の不安な心を察知し
すぐに対応してあげられる
優しい心を持つ大人に成長する
一方EQの育て方が下手な親の例とは?
★子どもの心の動揺を重要視しない
泣き止むまで放っておく
放っておかれた経験が基礎となり
成長後他人の心を無視する傾向が出てくる
★子どもが怒りの感情を出した時
厳しく注意し過ぎる
感情は表現しながら他人とのやり取りの中で
コントロールする方法を覚えるもの
初めから感情を出すことをさえ押さえつけられたら
EQは育たない
★子どもが泣いたり・怒ったとき慰めるだけで
さらに踏み込まない
ここが一番難しい
赤ちゃんがなんで泣いているのか
分からなければいけない
ただ慰めるだけでは的をはずしている
このとき感情のコントロールを教えなければならない
どうして泣き止まないのか
かんしゃくを起こしているのか?
その理由は赤ちゃんの数だけあり千差万別
こうなってしまうと育児書では対応できません
赤ちゃんは言葉はしゃべれなくてても
頭の中でいろんなことを考え悩んでいるのです
うまく表現できないし
母さんがぜんぜんわかってくれないから
もどかしくてさらに泣き続ける
どう対応するのが一番いいのでしょう
それが抱っこ法です
しっかり抱いて赤ちゃんの心の声を聞いてあげる
問題がある時はこの抱っこ法が威力を発揮します
大きくなってきてしつけが重要と
愛情の方がおろそかになっている事が有ります
抱き癖が付くと心配しないでください
充分親の愛情に満足すると自然に
一人立ちしていきます
早期教育で頭が良くなっても
冷たい心や他人を見下すような子になるのでは嫌ですね
頭が良いから冷たい心になるのではなく
優しい心を幼児期に一緒に育てる必要があるのです
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