何故勉強したがらないか


>私はなんら、早期教育を受けることなく、愛されてはいましたが、ほったらかしで育ちました。のっぱらであそんで、レンゲ草をとったり、タンポポを摘んで育ちました。親に勉強をうるさく言われたことも、塾も何もなしで、全くお勉強にはこまらなかったんです。主人も同じです。でも、わが子達はゆみこままりんさんがおっしゃるような感じで(完璧ではありませんが、胎教の時から気をつけて、ずっと環境は与えてきました。)でも、何もしてもらえなかった私たち夫婦の成績と子供達の成績は比べものにならないくらい悪いです。おかしいのですよねぇ・・・。
 日記にも書いたのですが、親が監督しないと勉強をしない?遊びたいんです。私は親に「勉強をやめてねなさい!」と叱られることはあっても、するように言われたことは皆無です。そういう母親の遺伝子をもらっているはずなのにぃ、、、理不尽な思いをしています。ゆみこままりんさんはどのように思われますか??お時間のある時に教えて下さいませ。
・・・・・・

昨日のお約束でお返事です。

日記を読ませていただきましたが

どこに困っていらっしゃるのか良く分りませんでした。

とてもよいお子さんだと思います。

なので、一般的に勉強をしたがらないお子さんについて書きます。

子供が何故勉強をしたがらないか。

小さい時から、勉強をさせようとするとしなくなります。

口では言わなくても、親の気持ちの中に

勉強をさせなければ、という思いが有るとしなくなります。

また小さい時から、「勉強って楽しいね」と育てると

勉強が好きになります。

勉強とは、机に向かうことばかりでは有りません。

○○○○さんやご主人が、親から勉強しろと言われなくても

自分からするようになったのは

小さい時に、楽しい勉強をしていたからです。

自然の中で、好きなだけ花を摘んだり

泥遊びをしていたのは、楽しい勉強だったのです。

そしてその延長で、学校に行ってからの机に向かう学びも

何の強制も無く、楽しく出来たのです。

遊びは勉強なのです。

遊びの中で脳は育って行きます。

お子さん達は、好きなだけ泥遊びをしましたか?

好きなだけ外で、楽しく過ごしましたか?

好きなだけ家で遊びましたか。

胎教から色々なさって、小さい時から環境を与えてきた時に

ただただ楽しいねと、遊びの雰囲気でやることが出来たでしょうか。

親の気持ちの中で、少しでも勉強をやらせなければ

という強制の雰囲気が有ると

子供は勉強を重いもの、辛いもの、楽しくないもの

と位置付けて考えるようになります。

“私は親に「勉強をやめてねなさい!」と叱られることはあっても、するように言われたことは皆無です。” 

○○○○さんはこのように書いておられます。

やりなさいと言われれば言われるほど

やりたくなくなるのは、誰でも同じです。

辞めなさいと言われれば誰でもやりたくなるのです。

私も、子供に勉強を強制していたことがあります。

小学校一年生の時でした。

強制すればするほど、子供は勉強を嫌いました。

その時に反省したのです。

これからは「勉強をしなさい」と言う事を一切辞めよう

出来た事を褒めよう。

子供はどんどんやる気になって、毎学期成績が上がりました。

親として、勉強をしなさいと言う方が簡単です。

言う事で親の責任を果たしているような気がします。

でも勉強をやらない子に

勉強しなさいと言わないでいることは、とても難しいです。

言いたくてたまらないでしょう。

でも勉強しなさいと言っていると、嫌々させる状態を

永遠に続ける事になってしまうのです。

まずお子さんを信頼しましょう

どの子も、皆素晴らしい能力があるのです。

未来を信じることです。

そして貴女の心を、お子さんにがんじがらめにせず

信じて放つことです。

じっとお子さんを見つめてよいところを褒めてください。

出来ているところを褒めてください。

足りない所を責めるのではなく、たくさん褒めてください。

子供は認められたいのです。

褒められたいのです。

愛されたいのです。

自由で有りたいのです。

貴女もそうではありませんか?

人間として誰でも持っている欲求です。

その欲求を満たしてやれば

自由の中から、するべきことを見出して行きます。

お子さんを信じる所からはじめましょう。

出来れば過去の日記を読んでください。

勉強好きで前向きな子供の育て方については書いてあるつもりです。

是非過去の日記をもう一度読み直していただきたいと思います






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