ぱか子・出産前夜
予定日【２００３・２・３】
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ぱか子・出産前夜
～２００３年２月１日（Ｘデー前日）～
もうだいぶ前から、先生には「子宮が柔らかくなっていて赤ちゃんが下がり気味だよ。
いつ生まれてもいい状態だよ。」と言われていました。
私もいつ生まれてもいいようにバッグに出産グッズを準備し、心の準備もしていましたが、
それらしい気配がありません。
どういう風に「そのとき」が始まるのか、全然想像が付かなくて変な気分・・・。
出産前日のことはよく覚えています。
臨月のお腹で毎日家事をこなしてきましたが、ついにその前の日から何もしなくてもいいことになり、
主人が料理をやってくれました。
作ってくれている間、私はソファーでうとうと…。
そこへ主人が「布団で寝ろよ」と。
主人の言葉に甘えて、「悪いなぁ・・」と思いながら布団にもぐり込みました。
夕食は「鹿児島の郷土料理・豚骨の煮物」と「金目鯛の煮つけ」でした。
時折きゅーっと収縮するお腹をさすりながら、旦那に甘えてお世話してもらう。
時間がゆっくりと流れ、不思議な幸せな夜でした。
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