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「切れ端でパーティー服を作る」の審査結果。4位 ブローガン E 前のひだ飾りが、カッコよくない。3位 デブラ P 控えめでエレガントだが、パーティーっぽさがやや足りない。2位 アニー E ベルトが少しダブついているけど好き。とてもシック。1位 マン・イー P コンセプトがいい。全てうまくいっている。君がパーティーで着ているところが、目に浮かぶ。うまいこと言うね!確かに、彼女に似合うと思う。「自分が着るパーティー服」という指示だったから、こう思われたら本望だね。ブローガン作は、エズメが気に入らず。胸元のひだ飾りが、よほど目障りなようだ。逆に、アニー作は気に入った。審査員の好みに合うか合わないか・・・明暗わかれる。ブ 最後のリメイク課題が終わってホッとした。もう二度と、ゴミ箱を渡されて何か作れって言われないもの。皮肉まじり。表情には出さないが、評価が悪かったから機嫌は良くないはず。連続の最下位で、優勝は遠のいたし。デ あしたは胸がいっぱいになりそう。待ちきれない。ワクワクしている。デブラには優勝の可能性があるから。* * *P 今のところ、マン・イーが僅かにリード。デブラが2番手で、アニーが3番手。残念ながらブローガンは、アモルファスドレスで後れを取ってしまった。リメイク作品も、エズメが辛口評価。E でも、最後の課題で入れ代わるかも。誰だって大失敗することがあるもの。大失敗・・・シビアなことを言うなぁ。最後に傑作を見せれば、一発逆転もなくはないが・・・。<決勝戦の最後の課題では、家族や友人がモデルになる>いよいよ・・・これで優勝者が決まり、番組が終了となる。<ブローガンのモデル⇒姉ヘイリー、マン・イー⇒学友、アニー⇒元同僚、デブラ⇒友人>華やかなジャンプスーツを、5時間半で仕上げる。ブ とっても幸せ。大好きな姉がそばにいるから。姉妹の仲がいい・・・良いね。すばらしい。羨ましい。ア なんか急に感傷的になっちゃった。これが最後だもの。感慨深いよね。P ジャンプスーツは、近年レッドカーペットでも人気がある。人目を引く、華やかなものを期待したい。最後だから、すてき!と思うものが見たいね。ブローガンと姉ちゃん、全然似ていないというか・・・違うタイプに見える。ヒョウ柄の生地・チュールのスカート 完成予想図を見ると、ショート丈が若々しい。* * *デブラはマルチカラーのクレープ生地を使用。肩紐なしの身頃。E ボーンを入れるの?デ はい、裏地に。初めてやります。えっ…それは心配だな。マ デブラ、大丈夫?気軽に声をかけてくる・・・余裕あるな。デ ずり落ちちゃったら大変。絶対にあってはならない。* * *ア 大きなリボンを垂らすP かなり重そう。ア なんとか支える。ア ラルフ・ローレンのジャンプスーツを参考にした。上質サテン生地。背中に、トレーンのように垂れ下がる特大リボン。それを、ボーン入りのコルセットで支える。エズメ好みの大きなリボンで攻める!ア ちょっとスポーツウエアっぽくします。笑顔を見せるパトリック。アニーのデザインが気に入ったようだ。* * *マン・イーが参考にしたのは、コミックのキャラクター`ハーレイ・クイン´。大きなマント・スパンコール付きのストレッチ素材とジョーゼット 青緑でまとめる。華やかな色味でいいと思う。* * *<股ぐりは、ピチピチでもブカブカでもいけない>デ ぴったりフィットさせたいけど、きつすぎるのもダメ。難しい。腕の見せ所だね。マ スパンコールとストレッチだから難しい。スパンコール生地を縫うのは初めて。どうしてこれにしちゃったのか!初めてなの!?意外。厄介な生地を始めて縫う・・・そりゃ、かなり手間取る。残り1時間マ 遅れてる~!スパンコールが顔に飛んでくる!想定外!初めてだか。。ア リボンに芯地を貼り付けて、きれいな形を保たせる。うゎー、生地が大量。ブ アニー、大丈夫?また声かけ・・・優しいな。ア ちょっと大変。かなり重い。<肩ひものない身頃で、左右のトレーン部分が2mあるリボンを支えねばならない>ア リスクはあっても攻める。若いしね。それでいい。P (アニーのリボンは)目を引くだろうが、落ちないようにするのは至難の業。支えられるといいが…。重さに耐えられるか、心配。E (デブラの作品は)レッドカーペットに合うかしら?友達がパーティーで着る服を作っているから。P 独身最後のパーティーは、レッドカーペットではないね。完成予想図を見ると、明るくていいと思うがゴージャス感はない。E ブローガンがきれいにスカートを作れれば、ドラマティックな服になりそう。まさかの一発逆転の可能性ありか?P マン・イーは、まだ上下をつないでおらず、フィッティングしている。E えっ、きっとスパンコールのせいね。P ちょっと心配だな。僕たちが期待しているような仕上がりに、なるかどうか。時間が足りなくて思うようにいかないかも・・・。残り30分ブ なんてこと…ずっと下糸がないまま縫ってたみたい。えーっ!どういうこと?それは`縫えていない´ということだろう。よくわからないが。やり直し?マン・イーが間に合うか、ヒヤヒヤした。* * *=審査=ブローガン作P ヘイリーが魅力的に見える。レッドカーペットにピッタリ。繊細に動くスカートが非常に目を引く。どこもきれいにフィットしている。ヒョウ柄がとてもいい。全てうまく処理していて、ギャザーの寄せ方も完璧。E リボンはもっと大きくして、目立たせる方がいい。でも、とっても楽しく着られる服だと思う。あなたも着て歩いてみて、楽しかったでしょう?高評価・好印象。ブローガンらしい感じがする。脚を見せるデザインが、溌溂とした印象を与える。最後に力を出し切った。だが、最下位からひとっ飛びできるかどうか、まだわからない。 下糸問題は影響なし?!どういうことだったのか。デブラ作P 非常に色鮮やかで、目が釘付けになる。この扇形のドレープがとてもいい。服の魅力を高めている。実におもしろい形をしている。E チュールで縁取りしたみたいで、とてもいい。肩紐がないと、支えるのが難しいの。でも、身頃のフィット感も抜群。こちらも高評価・好印象。私の感想は・・・ドレープが、遠目にはあまり目に入ってこない。せっかくきれいにできているのに。生地の柄が楽しいし、きれい。印象に残る。モデルに似合った服だと思うが、ハイヒールを履いてほしかったな。(どうしても無理だったようだ)デブラの少し乱れた髪が、制作の努力を物語っているようだ。アニー作P 見た人を強くひきつけるジャンプスーツ。脇のラインが とてもスポーティーで今風。淡いシルバーと濃い灰色の組み合わせが実に美しい。E ポケットに手を入れてみて・・・とてもきれい。ドラマティックなリボン。私の好みだからね。コルセットで支えられている。P まるで魔法のように、しっかり留まっている。トレーンの長さも文句なし。とても印象深い。すばらしい。モデルが体格良すぎる・胸が半分見えてしまっているのが気になる。パトリックが言ったgunmetal greyが、今風で好印象なのだろうな。脇のラインが効いている。これがあるのとないのとでは、評価に差が出るね。マン・イー作E マントが本当にすてき。着ていて楽しい?飛べそう?まだモデルに話しかけるエズメ・・・今までこういうことは、ほとんどなかったと思う。P フィットしている。ハーレイ・クイン風の、4分割の切り替えも目を引く。難しいスパンコール生地を使った点がすばらしいし、実にうまく縫えている。E あら 切り替えがぴったりだわ。裾もきれい。ここもかなり縫いにくいんだけど。実にドラマチックなジャンプスーツ。まさにレッドカーペットに相応しい。胸を張って言い。やはりキラキラ(スパンコール)が華やかでいいね。マント(ケープと言っている)を付けたのもいいアイディア。ドラマティックに見える。イメージしたハーレイ・クイン風だと言われてよかったね。もう少し胸が隠れた方がいい。けっこう危ない。* * *=審議=P ブローガンのジャンプスーツはすばらしいが、デブラ、アニー、マン・イーを追い抜くほどではないと思う。3人とも、とてもいい出来だからね。ブローガンを大いに褒めたものの、バッサリ。さっさと優勝候補から外す。サラ デブラはどう?E 私はとても気に入った。この形も、ドレープも。P デブラは、きちんと計算された美しいシルエットの服を、一貫して縫ってきた。E 型紙の課題もいい出来だった。ベテランの技術力。サラ アニーは?E 彼女の作品にはドラマがある。p アニーは、エッジの効いた服を縫い上げる、優れたセンスがある。これは目を見張る服。それに、マリーナによく似合っていた。ファッションバイヤーをしているだけある。サラ マン・イーは?E 彼女のも、とてもいい。スパンコールも、マントもすてき。P マントが目を引く。これも実によくできた服と言える。E 彼女はずっと、リスクを恐れず挑戦してきた。リメイクの服もとてもよかった。1位だった。刺繍も上級者だしね。時間に追われて焦っても、意外と仕上がりがいいのも彼女だった。P 今朝までは、マン・イーとデブラがトップにいた。要するに問題は、アニーのジャンプスーツが、2人の上をいったかどうかだ。E 答えは出たわ。迷いがない。アニーに決めたのだね。会場に、家族や敗退した仲間たちが集まる。恒例の賑わい・・・いいね。実力は高かったのに、運悪く脱落したマーニの姿も。ブローガンは前半好調で優勝候補に思えたが、後半で苦戦。なんというか、歯車が狂ってきた感じだったな。逆に前半は低空飛行だったアニーが、後半から存在感を示すように。最後に勝てばいい・・・これまでも、似たようなことがあったな。デブラは日本WEEKの型紙・リメイクでボロボロ。気分が乗らずウンザリしていた。しかし、翌日には持ち直し、最後まで好調を保てた。他の三人より上の世代だから、気力体力的に不利だったと思うが、若者に負けない実力を披露した。私が優勝者を選ぶなら、うーん・・・う~ん・・・マン・イー。* * *=結果発表=優勝はアニー。エズメの好きな大きなリボンで勝負をかけ、落下防止に成功。`エッジの効いた´デザインも受けた。勝つために打って出て、失敗しなかった。成長著しい印象を与えたのも、勝因だろう。エッジの効いた の意味がよくわからない。今風・カッコいい・クール・・・そういう意味か。出場者たちのその後・・・「マン・イーは服作りを休み、クッションづくりに夢中」服を縫うのに疲れ果てたか。気分転換したいのだろう。ブローガンはおめでた、アニーは出産!あれもこれも、手に入れられる人は手に入れるのだ。この番組が終わると、寂しい気持ちになる。本国でシーズン9が放送されたようなので、また日本語版も制作して見せてほしい。(今回もNHKにメールを送った)ソーイングしたい。習いたい。(まったく才能ないが)長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年02月20日
異例の「四人で」決勝が始まる。秘書のデブラ・・・最初は自分の力を信じていなかった。デブラ ソーイング歴は長いけど、自信ない。でも、すぐに本領を発揮。優秀作品に3回選ばれた。エズメ デブラはファッションの知識が豊富で、最後の課題で個性的な作品を見せてくれる。他の三人より20歳くらい上だろうが、本気になると物凄い力を発揮する。決勝だからいつもより華やか…赤いワンピースを着ている。(エズメもキラキラの服)教師のブローガン・・・型紙の課題では上位が多かった。優秀作品には、あと一歩届かない。P ブローガンは優秀作品こそ逃しているが、技術力は最も高いと思う。そう・・・一度も優秀作品に選ばれたことがない。本人としても悔しいだろう。前半は絶好調だったが、ここのところ冴えない。生地選びが、自分の好み優先という感じ。白いブラウスとヒョウ柄のひざ下丈スカートが似合っている。おしゃれだな。キラキラのカチューシャもかわいい。年金の専門家 マン・イー・・・最も多く1位を獲得。何でも器用にこなし、作り出すデザインも大胆。E マン・イーはリスクを恐れない。果敢に挑戦して、ユニークな作品を作り上げる。アタフタしても未完成にはしない。刺繍も得意!マン・イー 負けたくないって思った。勝ちたい。あら、勝気発言。笑顔の下に、負けん気の強さ。まあ、他の三人もそう思っているはず。ファッションバイヤーのアニー・・・当初、うまくいっていなかった。しかし次第に実力をつけ「デビッド・ボウイ」「ハリウッド風ドレス」「折り紙風ドレス」で優秀 作品になった。P アニーはめきめき自信をつけている。服を見る目があるし、とてもセンスがいい。どんなものを作るのか、楽しみにしている。前半は緩い感じだったが、後半から存在感が出てきた!デザインも縫製も高評価を得るように。職業柄、流行やお洒落な物に敏感なはずだし、沢山の商品を見ているのが強みか。成長著しいアニーが優勝か?それともベテランの技でデブラか、前半の優等生ブローガンが復活するか、1位最多のマン・イーが意地を見せるか。運が巡ってくるのは誰だ?* * *決勝のテーマは「パーティーの服」E アモルファスドレス。昔、私が仲間とデザインした。P エズメはこれを発表して、ポリウレタン繊維のドレスの先駆者になった。<1983年にこのドレスが発売されると、ポリウレタンのパーティーウエアがブームになり、この時代を象徴する服になる。うまく縫うには 適切なストレッチ素材を選べるかどうかが鍵>うゎっ!衝撃的なドレス。生地がピタッと体に張り付き、体の線が丸出しになる。まさに`あらわ´。少しのぜい肉・弛みも許されない。これ、普通の人には無理!どうやって胸を支えるの?ショーツも履けないだろう。ピタピタの恐ろしいドレスだわ。デ 伸びるけど、伸びすぎない生地。マ 厚手のベルベット風。しっかりしてて縫いやすい。慎重に選ぶ。ブ 薄くてキラキラ光る生地。だってパーティードレスでしょう。パーッと華やかにしたい。見た目重視か・・・パーティーっぽい生地だけど、伸縮性や厚みは問題ない?E アモルファスは「形がない」って意味。実際に着てみないと、どんな形の服かわからないから。留め具は、このリングだけ。P 見た目より手強い課題。結び目は額縁仕立て。縫い代を切って表に返し、先を尖らせる。ポリウレタンは伸縮性があって縦にも横にも伸びるから、カーブの部分を縫うのも難しい。決勝戦だから、指示書にはごく簡単な説明しか書いていない。みんな困るかもしれないな。シワが生じないようにするのが、難しい気がする。* * *デ 私には勝ち目がない。なぜ残れたのかしら?マン・イーと違い、欲のないことを言う。(本心は違うだろうが)<デブラは18歳の時、マンチェスターでファッションの勉強を始めたが、その道には進まず、故郷のウェールズに戻って秘書になった。手堅い道を選んだ。再びソーイングに夢中になったのは最近のこと>えっ、ずーっと続けていたのではないのか。コロナで外出できなくなったことが、再開のきっかけになったのかな。息子 母は熱中していて、僕は毎朝ミシンの音で起こされる。好きなことが見つかってよかった。夫 決勝に残れたことが、妻の自信につながればいいなと。才能があるのに、いつも否定する。決勝は、妻にとって特別なこと・・・(涙ぐむ)失礼。泣くのが早すぎだ。笑いいご主人ね!愛されているわ。エズメがアモルファスドレスを着た時の写真!着たのか、この恐ろしいドレスを! * * *<アニーは、ソーイングを教えてくれた祖母を思って作品を作ってきた><ファッションセンスを生かして、アパレルショップのバイヤーをしている>母 最初は落ち込んでいた。「皆、うますぎる!」って。でもあの子は、プレッシャーに負けない。誇りに思う。優勝できたら自信がつき、これからも強い気持ちで夢を叶えられると思う。いいね。自分の可能性を信じてやっていける。恋人 きっと本人も、ここまでやれるとは思ってなかったはず。* * *伸びる・動きやすい ポリウレタンの扱いが難しい。金属シートを貼ったブローガンの生地は、特に厄介。ブ 光る生地は滑る。心臓が止まりそう。また、生地選びで失敗したようだなぁ。<教師のブローガンが服作りの楽しさを教わったのは、自分が生徒だった頃>母 ブローガンは小学校の手芸クラブ以来、ソーイングに夢中。あの子は、自分の実力をわかってない気がする。だから、決勝に残ってとても嬉しい。自慢の娘。(お母さんがイメージと違っていた)婚約者 よく愛犬に服を縫ってあげている。生地が余るとバンダナも作る。子どもの頃の写真がかわいい!愛犬との写真も、まるで芸能人のようだ。目鼻立ちがはっきりしていて華があるから、写真映えする。* * *<マン・イーが番組に応募したのは、父を思って>マ 亡くなった父に、背中を押された感じがして。父は、私がすることは何でも応援してくれた。信じてくれていた。父の話をすると、つい…(涙ぐむ)若くして亡くなってしまったのだな。観葉植物の多い、お洒落な部屋ね。白い壁と緑のコントラストが気持ちいい。以前紹介された刺繍作品は、自宅の観葉植物がモチーフと思われる・・・すてき。恋人 マン・イーはいつも前向きで、周りを笑顔にしてくれる。仕事・家族・夫や恋人・好きなことに才能がある・恵まれた容姿これら全てを手にしている皆が、凄く羨ましい。自宅も広くてきれいな感じだし・・・私には、どれもない。人生謳歌している姿が眩しい。同じ人間なのに、天と地の差・・・。* * *マン・イーが遅れてしまったが、どうにか間に合わせた。=審査=デブラ作P 実に魅力的。ポリウレタン繊維を実に巧みに扱っている。カーブも平らに仕上がっているし、袖ぐりの縁取りもきれい。E それに、結び目もきちんと縫えている。高評価。シルバーの生地がカッコいい。出だし好調で気分いいね。ブローガン作E カーブがピタッと平らになっていない。結び目の先が捻じれている。P シワが寄っている。こういう光沢のある素材を使うなら、完璧に縫わないと目立ってしまう。やはり生地が良くなかった。見た目はパーティーにぴったりだが、適切な選択ではなかった。アニー作E ちょっと弛んでいるところがある。P 袖繰りに少しシワがある。だが、結び目の先はうまく処理できていてきれい。いい色の生地。及第点といったところか。マン・イー作P 襟ぐりに、ほんの少しシワがあるが、袖ぐりの縁取りは美しい。全体として、ポリウレタンをうまく扱っている。E カーブがピタッと平らに縫えている。結び目もとってもきれい。上出来。ラメがきれいで目を引く。一人だけ遅れて焦っていたわりに、うまくできている。=順位=4位 ブローガン P やや凸凹が目立っている。3位 アニー E 弛みが気になった。 2位 マン・イー P 若干シワがあるが、非常にいい出来。1位 デブラ E すばらしい。店で売れるレベル。この誉め言葉は嬉しいね。デ 私には珍しくいいスタート。決勝での1位が嬉しい。優勝が近くなったしね。このまま波に乗れるか?マ エズメがデザインしたアモルファスドレスが縫えて、とても光栄です。評価も良かったからね。いい気分で次に行ける。ア エズメのドレスを未完成にしたら、悔やんでも悔やみきれない。出来上がってよかった。意外と焦っていたのか。未完成だったら、優勝は遠のくね。ブ 生地のせいで大変だった。でも、くよくよ悩んで、大事な「ソーイング・ビー」最後の時間を無駄にしたくないの。次がある。落ち込まない。前向き。まだ挽回のチャンスはあるしね。優勝したいのなら、もっと慎重に生地選びした方がいいと思うが。適切な生地なら、彼女の技術力を発揮できるだろう。生地のせいでうまく縫えないのは、もったいない。* * *リメイク課題。これまで使った生地の端切れで、自分用のパーティー服を作る。審査員は退室する。制限時間 90分。P 思い出を辿るような課題だね。またすてきな表現するね、パトリックは!E 自分がパーティーで着たい服と言ったが、どんなパーティーかは指定していない。P どういうパーティーに行きたいかを決めて、相応しい生地を選ぶこと。はぎれのサイズはバラバラ。生地がどれだけあって、それをどこに使うか考えないと。E その人らしい、独創的な服がいい。デ ガーデンパーティーで着たい服。バラ模様の生地。バラが大好きだから。上品な服にするのだね。楽しみ。ブ パーティーには、かわいいドレスを着て行く。上下揃いの服も好きだから、夜のお出かけに着る短いトップスとスカートにする。ここで挽回したい。ア 大きな袖のトップスにします。デブラが着物の課題で使ったプリント生地。メインの部分は白にする。ディナーに行くなら、上品な服を着たいから。デブラと同じ路線だな。マ 「デビッド・ボウイ」の課題でアニーが使った生地。大学時代の夜のイベントに着て行く服。全然パーティーに行っていない。年取ったなぁ。サラ マン・イー、それを年上に言っちゃダメ。笑そうだ、そうだ。 学生時代を思い出して、どんなデザインにするのだろう。デ パーティーのゲストは、ココ・シャネルがいい。空想!大好きだって言っていたものね。残り15分マ 袖を作るつもりだったけど、生地が足りない。代わりにひだ飾りにする。前もってわからなかったのかな。時間がないから、臨機応変に対処して手を動かさないと。考える時間はない。ブローガンが、ラストスパートをLAST PUSHと言っていた。へぇ~知らなかった。=審査=審査員は、どれが誰の作品か知らない。アニー作P このベルトはウエストに対して若干、幅が広すぎる気がする。だが、色の組み合わせはうまい。チュールもいいし、形もおもしろい。E これはディナーパーティーかカクテルパーティー向き。シックね。ベルトがあまり・・・いいと思わない。色も形も。ブローガン作P パーティーにピッタリの服だと思う。E でも、ひだ飾りで胸を強調しすぎ。これじゃ逆効果。ん?・・・胸元のひだ飾りを一枚減らせばよかった?寸評の意味がよくわからない。もっと説明してほしい。ひだ飾りの端の処理がされていないが、それは別に気にならないってことか。きれいなピンク色。デブラ作E 生地の配置を考え抜いている。黒のレースをアクセントに使い、後ろと裾は赤。黒のレースが意外と合っている。アクセントとして効果的。P 後ろは大胆で、前は控えめ。イギリスのピクニック風だが、フラメンコっぽさもある。背中の上半分が露出するデザイン。前から見たら、想像できない。E これでどんなパーティーに行くのか、わからない。エズメはイメージできないがP 夏のガーデンパーティー。スペインのね。パトリックは、デブラの思惑どおりの情景を当てはめた。よくできていると思う。黒を上手に取り入れている。スカートのバラ柄と赤で女性らしさを、上衣の白で爽やかさを演出。スカートの色が、デブラ着用のワンピースの色とほぼ同じじゃない?マン・イー作E おもしろいわね。P まさにパーティー服。素材を実にうまく生かしている。E このハトメがいい。シンプルだけと強い印象を与える。ハトメが印象的。生地の選択もいい。チュールの飾りに女の子っぽさがある。`カッコいい´と`かわいい´が絶妙なバランス。でも!身頃の左右が1㎝くらいズレている。パッと見てかなり目立つ。指摘しないの?!と思った。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年02月14日
破れたデニムに「刺し子」して、美しく仕上げる課題。4位 デブラ P 刺し子の技法を十分に使っていない。というか、やる気が見られない。3位 ブローガン E あんまり刺し子っぽく見えない。2位 アニー P 穴を完全に覆うくらい、刺し子をしてほしかった。1位 マン・イー E 一番刺し子らしい。いろんな空模様を表現したのもすてき。断トツの評価。デ 心ズタズタ。最悪の日だった。嫌気が差していたものね。* * *P 型紙の課題では、アニーが抜群の出来。他の3人は、大きなミスをした。E デブラの袖は酷かった。めちゃくちゃ。P ブローガンとマン・イーも、裏地で失敗・苦戦した。E でも、マン・イーのリメイクは見事。P 今のところアニーとマン・イーがリードしている。E デブラとブローガンが危ない。P だが、デブラは優秀作品が3回。ブローガンの腕前はピカイチ。最後の課題で逆転するチャンスは、どちらも十分にある。E 私もそう思う。一発逆転の可能性があるのがこの番組。* * *モデルに合わせて作る課題は「折り紙風のドレス」制限時間は5時間半。<事前に1時間かけ、裁断を済ませてある><三宅一生やコム・デ・ギャルソンが、その技をファッションに取り入れ、印象的で大胆なシルエットの服が生み出されている>P 生地を折って、体全体を包むようなおもしろい服。ちゃんと着られて、かつ折り紙っぽさが目を引くドレス。E 立体感を出すべきだと思う。そうなると、生地選びがとっても大事になる。P ピシッときれいに折れる、厚手のコットンのような。E タフタもいいわ。ハリがあって。P 幾何学的で、複雑な課題。準決勝にふさわしい。デザイン力・センスが求められるな。一目で折り紙を彷彿させるものでないと。パトリックがウィンクした。いいね(笑)* * *ア ワクワクする。型紙は自分で引いたの。凄いな。ワクワク感、いいね。生地と、着ているセーターの色が似ている。子どもの頃によく折ったという、ウサギを持ってきた。(上手!)折り紙に馴染みがあるようだ。プリーツを入れるから、折り目が付きやすいタフタにした。いいね。エズメが適していると言った生地。手堅い選択。完成予想図・・・なかなか良さそう。折り紙っぽさがある。サラ ウサギを飼っていたの?ア ええ。死んじゃったけど。サ ウサギがずっと元気で大学生になったなんて話、聞かないもの。笑った。マ 子どもの頃、鶴をたくさん折った。願い事をしながら1000羽折ると、願いがかなうっていう言い伝えがあって。千羽鶴だね。意外と外国の子たちが、折り紙しているのだな。(日本の教育現場よりも積極的な感じがする)完成予想図・・・ん!?大きな鶴を前面にくっつけるのは、いかにもすぎないか。ブローガンは、曲線が美しい花の作品を参考にした。スキューバ風の生地にした。ウエットスーツっぽい素材。もしかしたら折り紙風ドレスに向いた生地じゃないかもしれない。だけど、折り紙の花をうまくドレスで表現したい。うーん、折り紙風になるイメージがない。P これは折り目が付かない素材。つまり、曲げて縫い留めて、折ったように見せるわけだね。なるほど・・・完成予想図だと、あまり折り紙風を感じないドレスだが。パトリックの表情が硬い。ブ 2人とも、あんまり気に入ってなさそう。確かに賭けかもしれないけど、ビビらず落ち着いてやる。審査員から良い感触を得られなかったが、ブレない。デ 厚手のコットン。折り目をつけやすい。手堅いね。私のインスピレーションは、富士山と桜の花。<折り紙風の花を100個以上飾る予定>P もしこのドレスをうまく縫えたら非常に…E 目を引く。審査員から好感触を得た。これで脱落を免れるか?P 結局、ファスナーは付けるのかな?マ いいえ。決めていないの?とりあえず、後ろを縫い合わせます。 まず、モデルを測ったら?(パトリック、怖い顔になる!)ええ、そうですが・・・これは、測って作らないと。心象を悪くした。残り時間 半分デブラのマニキュアがきれいに塗ってある。色も上品でいい。昨日と違い、さすがに意気込んでいる。サラ 「優勝できますように」って願う。 審査員が発表するの。「優勝はサラ!」って。なに言ってんだ、この人。作業の邪魔するなー。デ 間違って身頃を、袖に縫い付けた。えーっ!やり直しか。時間が心配。残り1時間サラの歌、聞いていられないから消音にする。P マン・イーは、ファスナーにするかどうかまだ決めていない。E あまりにも遅い。印象悪すぎる。デ 休まず走り続ければ、きっと間に合う。前向き。まだ気力体力ある。しかしE デブラは、手縫いが山ほど残っている。P ブローガンのスキューバ風の生地は立体感が出る。E でも、折り紙っぽいかしら?残り30分デ 間に合うかしら。相当 急がなきゃ。手縫いがいっぱい残ってる。E これを全部?デ はい。E ・・・かなり時間が厳しい。残り10分デブラ、マン・イー 手が震える。残り1分ブ 「折り紙っぽくない」って言われそう。やはり生地に無理があったか。* * *=審査=アニー作E まさに折り紙風だわ。きれいに折れているし、角も立っている。体から少し浮いて見えるのもいい。P 中に硬い芯地を入れたのが、賢い。全体を同じ1色の生地にしたのもうまい。プリーツやパーツの形に目がいくからね。ウサギの耳や脚の形を基にしているのが、一見してわかる。折ったウサギを見た人はね。E モチーフはウサギちゃんだけど、とても洗練されたドレスになった。すばらしい。絶賛。間違いなく決勝進出だ。ピンク色がきれい・幾何学的で折り紙っぽさもある。でも、頭に鳩を付けることなかったのに。リボンや花の方が、違和感なかった。まあ、おまけみたいなものだから、重視されないが。マン・イー作P きれいに折られていて、目を引く飾り。折り鶴も美しい。だが、折り紙の技で作り上げたドレスというより、シンプルなドレスに折り紙の飾りを付けただけに見える。裾や袖の飾りは、とてもいいと思うのだが・・・折り鶴だけが目立つ。E 1枚の平らな生地を折って、こういう立体的な襟を作ることにとても感心した。とても器用だと思う。襟もすてきよね。でも、折り鶴は色や柄が多すぎる気がする。パッと見て、鶴だとわかりにくい。なるほど…よく見ると、6種類の生地が使われている。全体のトーンは悪くないが。P 後ろの処理が雑。ホックが きちんと縫い付けられていない。糸3本で辛うじて留められている。時間がなかったのだろう。それに裾も縫い代の幅が揃っていない。折り紙の飾りを作ることに労力をかけすぎてしまったんだろう。それで時間が足りず、服そのものの仕上げが疎かになってしまった。とてもいいところもあるが、イマイチなところもある。きちんとした縫製でないのは、かなりマイナス要因になる。裾飾りと髪飾りがお揃いだ。デブラ作P ミニマリズムを大切にする日本の伝統を、よく捉えている。最小限のパーツとプリーツを使って、非常に目を引くシルエットを作り上げたね。E 袖が好き。うまく折って立体感を出している。P 生地がいい。折り目が、絶妙な位置に入っている。E 富士山と桜から受けたインスピレーションを、見事にドレスにした。縫製も上手。P 桜の花が空に溶けていくような感じで、美しい。さすがデザイナー!表現力がすばらしいわ。細かい作業を、実に巧みにやり遂げている。とても魅力的。上部が白一色なのが印象的。潔い。かなり焦って手縫いしたのに、縫製を褒められた。(間に合わないのでは…と思った)生地選びも、デザインも、技術も絶賛される。昨日とは大違いで、脱落回避に成功。ブローガン作P 一目見て、あっと驚く服だね。とてもおもしろい形。かなり今風だが、ブローガン流の女性らしさが全体にみなぎっている。楽しんで作った感はあるね。女の子らしさも強い。E 色合いがいい。でも袖と首元の飾りが合っていない。別物に見えてしまうわ。私はあまり気にならないが…曲線のある飾り同士だから。P 生地の端を縫っていないのがいい。まるで紙のように見える。なるほど。そこは折り紙っぽいか。E よく縫えているし、きれいにフィットしている。でも、折り紙はもっとピシッと折れるもの。P これが折り紙風といえるかどうか、迷うところ。インパクトのあるドレスではあるが。生地からして無理があるね。折り目がついていないのは、この作品だけ。* * *=審議=P おそらく、準決勝でこれほどの接戦は過去なかった。そうかな?アニーが縫い上げたドレスは、実にすばらしい。折り紙のウサギの特徴が、完成したドレスにはっきり見て取れる。E ええ。P デブラも見事。とてもうまく仕上げた。E イメージが明確。富士山と桜がすてき。まさに日本よ。わかりやすいし、きれい。それが受けた。P 縫製もすばらしい。彼女は優秀作品の候補。脱落はないだろう。E 同感。昨日は気分が乗らずダメダメだったが、本気出して一発逆転!E ブローガンのは色がきれいでよくフィットしていたけど、折り紙風とは言えない。かわいいけど、折り紙っぽくない。P マン・イーのは、シンプルなドレスに飾りを付けただけのように見える。そうだね。どーんと折り鶴をくっつけたアイディアが良くなかった。だがリメイクの出来はすばらしかった。型紙の課題では、2人はほぼ互角。E 決断が凄く難しい。P 決勝進出がかかっている。重大な決定を下さねば。ドレスの生地が課題に合っていなかったブローガンが、脱落妥当だと思う。マン・イーは、刺し子が一人だけ上出来だった。* * *=結果発表=優秀作品は、アニーのドレス。デブラかなと思ったが・・・僅差だったろう。なんと、脱落者なし!四人を決勝進出させるという、異例の判断。喜ぶ四人を見て、パトリックもグッとくる。P マン・イーかブローガンか、選べませんでした。マ 「マン・イー」と言うと思った。ブ 私が落ちると思ってたの、100%。だから嬉し涙。二人は当然、覚悟していた。ウ~ン、正直言って甘いと思った。確かに四人とも才能あるが・・・本当に、どうしても脱落者を決められない という状況ではなかったと思う。四人で決勝・・・また接戦になったらどうする?エズメ着用のワンピースがすてき。デニム生地かな。ボタンのデザインに目が行く。花のアクセサリーも合っている。(いつもながら重そうだが)長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年02月08日
冒頭から違和感。大きなビーカーに入った緑茶らしきものを、ガラスのコップに注ぐ・・・なんだそれ!?ち が う!安物でもいいから、ちゃんと急須と茶碗を使えよ!と思った。「四角いスイカ」って何?「お相撲さんが、赤ちゃんを泣かせるコンテストをやる」えっ? 別に`泣かせる´わけではないよ。力士が赤ちゃんを抱っこすると縁起がいい・元気に育つ…と、無病息災を願って行う。competitionじゃないっての!ムカムカ・・・いい加減なことを放送するな。ちゃんとした日本人に教わる・確認とるくらいしろよ と思った。ロンドンにたくさんいるでしょう、教養のある日本人。* * *今週は日本に関する課題が出される。E 日本の着物から着想を得た服。私が、友人の日本人デザイナーと一緒に型紙を作った。へぇ~、友人の日本人デザイナー・・・誰だろう。私でも名前を知っているような人かな。制限時間は5時間。見本の作品がかわいい。E 日本人の友人と一緒に、着物の特徴を取り入れた型紙を作ってみた。袖は長方形。襟は立たせて襟足を見せる。普通は帯を結ぶけど、リボンにした。私がリボン好きだから。P 生地の配置は自由だが、襟とリボンを同じ生地・身頃を別の生地にする人が多いだろうね。E 表地と裏地が同じ長さなの。つまり正確に縫わないと、表の裾が引っ張られて生地が弛んでしまう。P 着物風の型紙だから 袖の縫い付け方が一般的な服とは全く違う。もし間違えると、非常に面倒なことになる。全てきれいにアイロンをかけ、うまく仕上げてほしい。作り慣れていなから難しい。構造を理解し、正しく縫うのは大変だ。* * *◆番組史上、最大級の型紙。長い!ブローガン こんなの見たことない。まず型紙を理解して、それから裁断ね。E 裏地はどうするの?ブ 表と同じ生地にする。裏地を目立たせたくないので。PとE ・ ・ ・ (何が言いたそうな表情 笑)ブ あれ?足りないかしら。ウ~ン!裏地の分はなさそう…やっぱり、裏地は別の生地にします。アハハハハ(^o^)P ああ。それがいいね。(^_^)ブ NO STRESS!裏地を変えるだけ。(^o^)ブローガンが空気を読んだのか、単純に「生地が足りない」とわかって別の布に変えるのか・・・ひょっとして半ば演技したのか・・・よくわからないな。(子どもの頃からミュージカル経験があると言っていたから、さらっと演技混じりになったのかも という気がしないでもない)デブラ ベルトだけ別布にして、他は同じ生地。P 襟も同じ?はい。裏地も同じ?はい。ここで「あ…望ましくないのかな」とうっすら感じそうなものだが全部この生地・・・足りるかな?ええ。足ります。全く空気を読まない!E とても賢い。(^_^)これ、皮肉だよね?!?!ブローガン まだ想像つかない。どうやって着物になるの?落ち着いた様子だが、戸惑っているな。エズメとその友達が作った型紙。きっとエズメは、ミスしそうな場所を全部わかっている。型紙を作った人に見せるわけだから、酷いものは出せないよね。* * *◆日本で 現在のような着物が広まったのは16世紀。だが19世紀半ばに開国するまで、外国人が目にする機会は限られていた。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(今回は深い緑色の装い。赤いバラの刺繍がおしゃれ)「開国後 日本の特産品が大量にヨーロッパに輸出されるようになった。着物もその一つだった」杉浦教授(経済史)「200年以上もの間、西洋との交流がほとんどなかった。それが神秘性を生み、西洋人の目には日本流の物の考え方が非常にモダンに映った」◆日本人も 西洋の影響を受ける。「日本の着物生産者たちは多様な色や柄の生地を作り出すには、西洋の合成染料が重要だということにすぐに気づいた」◆20世紀初め ヨーロッパのファッションに着物の影響がはっきり表れる。ブッチャート「女性のファッションは、脱コルセットへ進んでいた。着物のシンプルな構造は、デザイナーに大きな影響を与える。フランス人デザイナー・ポール・ポワレは、着物と同じように直線で裁断し長方形を繋いだ服を作った」◆着物の影響は、今も続いている。その源流は、日本の伝統にある。勉強になる話だったな。* * *残り時間 半分ブローガン 落ち着いて縫い続ける。笑顔。順調な様子。◆見慣れない袖の作りを、理解しないといけない。ブローガン 脇が開いてる。こんなの初めて。指示を読み間違えかと思った。暑い時、風が通るようにかなぁ。確かに涼しそうに思えるね。答えは…動きやすくするためじゃないのかな?正解は何だろう?残り1時間アニー 裏地はエンジとベージュ 2種類を使う。挑むね。長いベルトを表に返すのが大変。残り30分裏地を表地に縫い付ける段階にきたが、混乱する面々。マン・イー ややこしい。デブラ どこがどかだか・・・ブローガン OH NO.デブラ 私は裏も(表と)同じ生地だから、一層わかりにくい。これは失敗だね。P 恐らく、ブローガンとマン・イーは裏地が短い。そうすると、表が裏側に引っ張られてしまう。マン・イー 表に全部、ひっくり返す。E 中表で縫って表に返す`どんでん返し´。今回は大きいから、ひっくり返すのが大変なはず。縫ったり裁断したりする以外にも、こういう手間のかかることが。残り5分デブラ どっちが表でどっちが裏?!表も裏も同じ生地にしたから、最後まで苦しむ羽目に。ブローガン ストレスMAX。でも、大人だから堪えている。偉い。残り1分ブローガン アイロンは無理。デブラ 変なひだが・・・裏地を縫い間違えたのかも。ハァー、イライラする。でも、大人だから呟くのみ。偉い。=審査=ブローガン作E アイロンをかけられなかったのが残念。この辺りが変だわ。裏地が短すぎて、表の裾が引っ張られている。P 無地の生地とプリント生地の組み合わせが、非常にいい。袖の形もきれい。角もうまくできている。E 裾は、返し口を手縫いでとじていない。ブ 時間切れでした。P 全体としては、そう悪くない出来。とは言っても、及第点かな。よくわからない・時間が足りないという状況で、意外とうまくまとめた感はある。トンボ柄の生地がかわいい。デブラ作P いい生地。襟を別布にしなかったんだね。これは少し残念に思う。別布にした方が目を引く。E この袖、とっても変よ。P 恐らく、袖ぐりを下まで縫い付けすぎた。これは大きな誤り。E もし裏地が別布だったら、あなたなら簡単に間違いに気づいたはず。P 残念ながら、大失敗。他は、ほぼうまくできている。身頃と襟を違う生地にした方が、見分けがついて作りやすい と素人でも思うのに、彼女はなぜ同じ生地にしたのだろう。見本だって身頃と襟の色が違うのに。身頃と襟の色の対比があった方が見栄えもいい。マン・イー作P 色の組み合わせがいい。うまく表に返し、アイロンもかけてある。だが、襟の後ろが引き下げられている。裏地が短くて、引っ張られているのだろう。E 裾は手縫いしてあるが、裏地が短いせいで表が弛んでいる。ピンクの桜柄がかわいい。別布の色合いもちょうどいい。絶妙だわ。アニー作E 生地選びが見事。コントラストが良い。目を引くわ。P 全体的にきれいに縫えている。ピシッとしていて正確にできている。袖の形も大変美しい。E まあ~、見て!P 裏地も2色。E すばらしい。P 称賛に値する。麻模様もいいね。色の組み合わせがすてき。柔らかくてかわいい感じ。狙いどおり、裏地2色が審査員に大うけ。仕上がりの良さといい、アイディアといい、アニーが一位間違いなし。=結果=4位 デブラ E 袖の付け方がメチャクチャ。3位 ブローガン P 未完成。アイロンがけしていない。2位 マン・イー E 裏地が短すぎる。1位 アニー P 君のは別格。上出来。ア 正直なところ、縫っている時は何が何だかわからなかった(笑)その割にはとてもいい結果。たまたまツキに恵まれた?!デ 早くリメイクに取りかかって、さっきの記憶を消したい。失敗の原因を考えるより、吹っ切って前進する。気持ちはわかるが、見本(基準)に沿った生地選びをしなかったのは、反省した方がいいだろう。今後のために。* * *リメイク課題。P 敗れたデニム。日本の「刺し子」という技法を使って、擦り切れた部分を直し、美しく甦らせてほしい。刺し子は、古くから伝わる補強を兼ねた刺しゅうの一種。E この技法を基にしてね。素材を1つ選び、それをすてきなものにして。二人は退室する。制限時間90分。◆はぎれや型染めの道具、刺しゅう糸も用意されている。デブラ 時間がないのに手縫いは大変。ブローガン 課題が`刺し子´だと言われた時「お願い。何なのか説明して」って思った。全然知らないから。そうだよね。いきなり「刺し子みたいにやって」と言われても、戸惑うだろう。どういうものなのかある程度調べたり、実物を色々と見て・触ってみないと。日本のものってだけでもう、馴染みがない・理解しにくい様子。E 刺し子は細かく手縫いする、シンプルな技法。P ヨーロッパの`ダーニング´に似ているな。傷んだ衣類に当て布をして、なみ縫いで留めていくんだね。二枚の生地をつないで、新しい生地を生み出すテクニック。E きれいに直せるし、個性的になるわ。P うまく繕って、普通に着られる新たな服に生まれ変わらせてほしい。E 90分しかないから、全て手縫いは無理。P とても間に合わない。ある程度、手縫いを織り交ぜてきれいに修繕できたらいいと思う。そのことを、出場者たちにちゃんと説明した?マン・イー 傷を繕ったり、穴を塞いだり…色々できそう。2つの雲の間に、虹をかけるの。すてきね。仕上がりが楽しみ。各人、イメージを固めて落ち着いて作業を進める。デブラ いつものやり方は忘れてやらないと。それが`課題は日本´の難しいところか。残り30分デブラ もう嫌。糸が通らない。こんなおっきい針は初めて。イラつくデブラとは対照的にマン・イー 手縫いが好き。後ろに飾ってある刺しゅうも自作なの。上手(・o・)!マン・イーは刺繍女子でもあるのか!デザインもとてもいい。センスある。才能あるなぁ。ブローガン 細かいところまで手をかける。調子いいみたい。デブラ こういうの、本当に苦手。イヤだイヤだイヤだ!こちらは、手を動かしているもののゲンナリ。残り15分デブラ 何も思いつかない。嫌われ者のカモメの刺繍。もう、どうにでもなれって感じか。 カモメは害鳥という認識なの?ブローガン パールの飾りを縫い付ける。なんとなく、天体っぽくて合う気がして。ちょっと抽象的すぎるかしら (^_^)楽しんでいる感じ。イメージを膨らませているようだ。残り5分デブラ 楽しくない。フフフフー。苦笑い。機械的に手を動かすのみ といった感じ。マン・イー 皆がどうしてるか、全然見てない。こんなんでいいのかな?そう思うものだよね。ところで他の人はどうなんだろう?と。残り1分まだ手を動かす面々。ブローガン 完璧じゃないけど、思ったとおりにやったから満足。そういう気持ちになれた=悪くない出来 ではないかな。どうだろう?=審査=アニー作E 星が目を引く。こっちはミシンで縫い、こっちは手縫い。端の処理がいまいち。もっときれいに繕ってほしかった。ミシンと手縫いをうまく合わせた。確かに、ステッチが大雑把というか、細やかさがないね。P ワックスプリントの色がきれい。ブルーの当て布が覗いているのもいい。だが、もっと刺し子をすべきだったな。プリント生地と、ブルーの当て布の組み合わせがいい。「もっと刺し子してほしかった」と言うが、十分理解せずやったからやむを得ないと思う。デブラ作P 端切れを使ったアップリケを多用している。もっと手をかけないと。E 繕い物に対して、前向きな感じがしない。残念だわ。P そうだね。低評価。率直な感想を言われたね。意欲のなさが、作品の雰囲気となって伝わる。ブローガン作E 星とパールの飾り。P これは流れ星の尻尾だね。夜空に星がきらめいている。いろんな方法で星を作っているのがいい。上に端切れを重ねたり、穴の下に当てたり。刺し子の技法はあまり使っていないようだが、着古したデニムを楽しくて、実際に着られる服にうまく変身させた。E 同感。こちらはイメージがうまい具合に伝わった。確かに、刺し子って感じはしないね。マン・イー作P これはいいね。全ての色美しい。二つの雲の間に。見事な手縫いの虹が懸かっている。E 刺し子っぽい。大きな並縫いを何本も入れて、稲妻や虹を描いている。P これは日の出のようで、明らかに日本を意識している。すばらしい。刺し子の技法をよく理解している。彼女がRISING SUNを意識したのかわからないが、パトリックが注目し褒める。生地の色も糸の色も、考えられて配置してあるなと納得できる。ステッチがしっかりしている。アイディアがいい。楽しく、温かみある。見栄えがする。* * *デブラが、これまでになくイライラしている感じ。日本なんて嫌い・わけがわからない と言い出しそうな。日本が取り上げられて嬉しいと思っていたが、何かが違う気がしてきた。やはりイギリス人にとって日本は、遠い存在。馴染みがない・文化が違い過ぎる。刺し子・・・だいぶ前から興味はあるが、不器用だし目が悪いし…で、やってみることは諦めている。ブローガン着用のワンピースが目に付く。柄がおもしろい。マン・イー着用のセーターの色がいい。長文を読んでくださって、どうもありがとうございました。
2024年01月29日
紳士シャツ2枚を使って、1930年代の女性用ブラウスを作る。審査員は、どれが誰の作品か知らない。デブラ作E 生地の組み合わせがいい。P 30年代っぽいデザイン。プリーツ入りの襟元が美しい。ギャザーを寄せたウエストバンドとリンクしている。全てがよく考えられている。あら、ヒョウ柄がどう思われるかしら・30年代っぽくないと言われるかも と思っていたが、二人に拒否反応なし。逆に好評!裾も水玉生地で装飾したのが効果的。手が込んでいる印象。アニー作P まさに30年代らしい雰囲気。E V字を作った。接着芯で、タックがきれいに入っている。P リボンはもっと大きいほうがいい。確かに、リボンがもう少し目立つ方がいいね。クリスチャン作P いい形だと思う。ウエストをゴムで絞り、リボンを使った蝶結び。E レース(リボン)は違う色の方がいい。P そうだね。それと、襟元がやや開きすぎている。いい形とは思えないなぁ。襟が大きすぎる・首元が見えすぎる・袖はだらっとしている・レースのリボンは`ひとまず飾りに付け加えました´という感じ。全く着たいと思わない。ブローガン作E 色の組み合わせはいい。P 切り替えが実に30年代らしい。E リボンがいまいちだし、この襟は30年代の感じがしない。作り変えるべきだった。うーん、なんだかよくわからない服という感じ。パステルカラーできれいだけど…。パジャマっぽい。容赦ない言葉が出た。ブローガンの表情が曇る。マン・イー作P すばらしい。幾何学的な形の襟は、まさしく30年代の雰囲気。袖口の紐もいいね。E シンプルで良い!P 本当に上出来。色もいいし、デザインもいい。女性らしさとカッコよさ。袖口のリボンがかわいい。5位 ブローガン P 色の組み合わせはいいが、今回は接戦だから。4位 クリスチャン E 30年代っぽいが、今回は接戦なの。3位 アニー2位 デブラ1位 マン・イー E シンプルだけど、目を奪われた。マ 早く彼にこのことを伝えたい。きっと凄く喜んでくれると思う。喜びを分かち合える人がいる・・・羨ましいわ。P マン・イーのブラウスは、ひときわ上品。彼女は準決勝進出だろう。E 型紙の課題は、かなり難しかったようね。P 最下位はアニー。指示をほとんど理解していなかった。ブローガンも苦戦。E ブラウスがパジャマに見えた。だからブローガンとアニーが危ないけど、クリスチャンもそこまで差はない。挽回できる可能性はある。なにしろ、最後の作品が重視されるのだから。* * *サラ 1930年代のハリウッドスターをイメージした、バイアスカットのロングドレス。制限時間は5時間半。◆これは、事前練習が許可されていた。ブローガン 華やかなドレスが作れるから、ワクワクする。私の得意分野。これぞ、誰もが気合の入る課題だね。「得意」と言うのだから、挽回できる自信があるのだな。◆バイアスカットのドレスは、1930年代に大流行した。まだストレッチ素材がない時代、バイアスカットで裁断された体にぴったり沿う服は、画期的だった。サラ バイアスカットとは?E 生地を斜め45度に切る。P その角度で生地を裁断すると、伸びにくい生地が伸びやすくなる。生地を伸ばさないように、平らに美しく縫う。光沢のある生地を選ぶ人が多いだろうが、そういう生地はシワやデコボコが目立つ。体の線を映し出すような、美しくエレガントなドレスが見たい。生地を引っ張らないように、細心の注意を払わないと。難しいな。E 30年代のハリウッドに、私たちを誘ってほしい。一目で「まあ、すてき」と声が出るようなドレスがいい。* * *クリスチャン 丈が長いから、型紙を正しく置いて裁断するだけでも時間がかかる。バイアスカットだしね。難しさが増す。ブローガン イメージは、ジンジャー・ロジャースが「有頂天時代」で着ていたドレス。E バイアスカットの服は、縫ったことある?ブ ええ。ドレスを1着。P うまくいった?ブ ウ~ン、あまり。でも、練習してきた。昨日は全然ダメだったから、頑張る。昨日は最下位という不名誉に。P なぜジンジャーロジャース?ブ 私は幼い頃からダンスやミュージカルをやってて、彼女の華やかな衣装に、ずっと憧れてたの。へぇ~、ならば人並み以上の気力体力があるはず。(実家が裕福なのだな)若いのに古い映画を知っているのは、そういう背景があるからか。彼女の明るさは、子どもの頃から歌って踊っていることと関係しているだろう。言われてみれば、立ち姿も華がある気がする。* * *◆バイアスカットのドレスを作り出したのは、フランス人デザイナーだった。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(黄色も似合うわね。でも、シャツがピチピチ)「マドレーヌ・ヴィオネはヨーロッパで最も偉大なデザイナーの一人で、着る人の体にフィットし、その動きにしなやかに寄り添うドレスを追求した」◆1920年代、ヴィオネは「バイアスカット」の技術で有名になる。「彼女のバイアスカットのドレスは、コルセットからの脱却をもたらした。女性たちは、重苦しい服から解放された」◆黄金期を迎えたハリウッドでは衣装デザイナーたちが、ヴィオネのバイアスカットのドレスに注目する。ドレープや生地の光沢が衣装向きだったのだ。「当時求められたのは、照明に映える質感の生地。色が伝わらない白黒映画で、バイアスカットのサテン生地は照明の光を集め、映像にドラマティックな効果を与えることができた」なるほどなぁ。白黒映画にもってこいだった。◆バイアスカットが重宝された理由は他にもあった。男性のファッション歴史家 「1934年に、映画の内容を取り締まるヘイズ・コードが実施され、様々な表現が規制されることになった。例えば夫婦がベッドを共にするシーンや、冒とく的な表現はダメ。アメリカの映画業界は、大きな影響を受けた」◆裸や、露出度の高い衣装も禁止された。ブッチャート「デザイナーたちは、バイアスカットのドレスで苦況を切り抜けました。かなり際どいものも禁止されなかったんです」ドレスに関しては甘かった・・・なぜ?◆ハリウッド映画の人気が高まると、一般家庭でも華やかなドレスを縫う人が増え、バイアスカットの技術が広く浸透した。庶民がロングドレスを着る機会があったのか?!* * *デブラ 今日は皆ワクワクしている。だって、華やかなドレスを作れるんだもの。他の課題にはない、華やぎがあるからね。ブローガンと同じくマン・イーも、映画で見たドレスが気に入った。`晩餐八時´という映画の中でジーン・ハーロウが着てた、とーってもすてきなバイアスカットのドレス。体にきれいにフィットしてた。なんと、アニーも同じ型紙!サラ もしかして、気まずい?マン・イー 全然そんなことない。サ 本当に?でも、彼女は違うんじゃない?あなたのことをあれこれ言ったら、教えようか?マ 彼女はそういう人じゃない。サ あら、準々決勝なのよ。人は変わるの。もちろん、ふざけてやっているのだが・・・誰もが「勝ち進みたい!」と強く思っているのは確か。サ アニー、マン・イーがいろいろ言ってたわよ。アニー そうなの? やっぱりね、な~んて。サ 私はドラマがほしい!少しは揉めてよ。マン・イーもアニーも笑う。でも、同じ型紙というのは・・・比較される覚悟は必要だな。アニーは赤の生地、デブラはゴールドの生地。デ 念のため、接着テープを用意した。斜めの縫い目が伸びてしまうんじゃないかって心配で。ミスがあると全部見えてしまうから、慎重に時間をかけて縫う。用意がいいな。起こりうる不都合を考え、準備してきた。年の功か。P 時間のかけ過ぎに気をつけて。時間配分、大事だね。◆サテン生地を選ばなかったのは、クリスチャン。ク ストレッチのベルベット。◆元の型紙より袖丈を長くし、リボンも加える。ク 元の型紙からかなり変えたから、心配。不安要素ありだな。残り時間 半分◆高度なテクニックを使うアニースカート部分は袋縫いする。きれいに仕上げたいから。◆同じくデブラも。特別な日に着るドレスは、こうするの。手間をかけて作るから高額になる。自分のウエディングドレスも、30年代のドレスを基に作った。それを着た時の写真が映る・・・ん?これは若い頃ではなく`最近´だ。再婚ってことか。アニー 袋縫いが楽しい。癒やし効果がある。余裕あるな。一方、デブラは問題に気づく!悪夢だわ。前身頃の裁断を間違えた。表裏が逆。切り直さないと。他の人たちは、モデルに着せてサイズ調整。デブラ、後れを取る。心配だなぁ。クリスチャンは、デザインを変える。背中を開けることにした。その方が30年代らしい。でも、ちょっと工夫しないと形が保てないかも。予定と違うこと…うまくやれればいいが、時間あるのか?残り1時間デブラ あんまり順調じゃない。身頃の表裏が間違ってた。ダーツまで入れたのに。運が向いてくるかしら。諦めずやるしかない!P アニーとマン・イーは同じ型紙。E 二人の対決が楽しみ。そう思うよね。P ブローガンも心配。かなり裾が広い。E 生地を引っ張らないようにしないと。この一着で挽回できなければ、脱落してしまう。デブラ やっと追いついてきたけど、この先まだ難しい作業がある。時間配分が心配だ。P デブラは表裏を間違えて裁断して、ダーツまで入れてしまった。E あらまあ。P かなり時間のロス。クリスチャンは、背中のデザインを変えたらしい。それもかなり大胆に。E あれはストレッチ素材よ。P 自己流でやりたいようだな。クリスチャンに対する印象が良くないようだ。残り30分デブラ 身頃にバイアステープを付ける。生地が伸びやすいから、丁寧にやらないと。時間の余裕がない中、生地が伸びないよう手間をかける。残り5分全員がまだ手を動かしている。忙しい。デブラ 裾が心配。準々決勝で、雑にやりたくない。プライドだね。=審査=デブラ作P 色がいい。実に魅力的。切り替えに僅かでもミスがあれば、一目で気づく。E 接着テープが役立ったわね。P 端を全て袋縫いしている。これはかなりの手間。裾の処理も完璧。E 脇がやや弛んでいる。縁取りする時、引っ張ったんじゃない?`やや´というより`かなり´では?背中のドレープがすてき。まさに30年代。きれいで上品な黄色、というか、やや黄緑がかった微妙な色調。ヘッドドレスもいいな。モデルの背中も美しいわ。裁断し直すという予想外の展開で、かなり時間を無駄にしたというのに、これは凄い。驚くほど手が早い・動揺を抑えてやるべきことに集中できる人。やり直し=不利 往々にして時間が足りず雑になるものだが、彼女の底力でこの結果!ブローガン作P 非常に上品なドレス。幾何学的で30年代らしい。縫うところが多いが、とてもきれいに仕上げている。ラインストーンの飾りもいい。裾は三つ折り端ミシンにしているが、少し形が崩れている。バストまわりのフィット感がいまひとつ。バストポイントは、もっと低くないと。E 肩ひもの縫い目が前にくれば、前身頃がもっと下がったはず。それと、ファスナーの周りの生地が引きつっている。でも上出来。羽根つきのブローチもすてき。正直言って、モデルにあまり似合っていない印象を受けた。控えめで上品なピンク、フレアスカートがかわいいけど。ライトストーンがなかったら寂しい。それがあるから、すてきに見える。ブローチも効果的。だが、これで完全に挽回できたとは言えないだろう。及第点か。アニー作P まさに30年代の華やかなハリウッドを凝縮した、抜群の出来。全ての縫い目が 驚くほどきれいだし、フィット感も文句なし。体のラインを、ドレスが美しくなぞっている。E 赤はインパクトがある。ラインストーンの飾りも、とってもきれい。袋縫いも上手。P 全体的に、僕の期待どおり。すばらしい。大絶賛。やや朱色を感じさせる、強すぎない上品な赤。見事に一発逆転。脱落危機から抜け出た。もう安泰。マン・イー作P アニーと同じ型紙。これも華やかで、30年代らしさが感じられる。縫い目もきれいに処理できている。E この生地、大好きだわ。肩紐もうまく縫えている。ブローチもすてき。P だが、脇の縫い代が切りっぱなし。裏側もきれいに仕上げてほしかった。ファスナーが中心からズレている。これは、かなり目につく。これも、優しい色合いのいい色。アニーと違い、見えない部分に手をかけられなかった。(かけなかった か?)TV画面では、ファスナーの位置がそんなにズレているように見えないな。同じ型紙対決・・・アニーの圧勝。クリスチャン作P とても魅力的。よくフィットしている。ただ、ストレッチ素材だから楽だっただろう。1930年代には存在しな素材。それだよね!問題は。課題に合わないというか、使うべきでない生地を用いた・・・よろしくない。E ストレッチ素材でなければ、もっと30年代っぽく見えたかもね。背中が開いているのがいい。でも、このピースは必要だったかしら?ク 大きく開かないようにと思って。E 大きく開いていいのよ。それが特徴なのだから。それから、袖が未処理。ク 時間がなくて。E 裾の処理はどうやって?脇の長さが、前後より短い。P 残念。最後まできちんと仕上げられず、裾の処理にも時間をかけられなかった。うまくやれば、もっと見栄えがした。おっしゃるとおり。迷走した感があるなぁ。裾の裁断は目測で適当だったし。=審議=P アニーのドレスが見事。E きれいに縫えているし、とてもハリウッドらしい。P デブラも意欲的E ドレープがまさに30年代。P だがミスがあった。高みを目指し一歩及ばなかった者と、安全な道を行った者のどちらを選ぶか。ブローガンが、型紙でもリメイクでも振るわなかったのは予想外だった。クリスチャンは、ブローガンより少し上。最後のドレスは、どちらにも問題が。ブローガン作はとても30年代らしいデザインだが、バストまわりのフィット感がよくない。クリスチャンは途中でデザインを変えた。ブレたよね。E これ(背中のピース)は要らなかった。P それに、見てのとおり仕上がりもイマイチ。E フィットはしていた。ストレッチ素材だもの。P 課題はバイアスカットのドレス。あらゆる方向に伸びる生地では、この課題の意味がない。そうやって核心を突く必要があると思うわ。ブローガンが、クリスチャンを凌ぐものを作ったかどうか。というか、生地が課題から逸脱した時点で、評価は決まると思うが。ブローガン作がえらく酷かったわけでもないし、クリスチャン作がえらく良かったわけでもないし。=結果=優秀作品は、アニーのドレス。「高みを目指し一歩及ばなかった者と、安全な道を行った者のどちらを選ぶか」の答え。あくまで、仕上がりの良さで決めたってことだ。P 華やかな30年代を、見事に体現したね。E これぞハリウッド。今回で終わるのはクリスチャン。そうでないとおかしいと思った。ドレスの生地からして不適切だったのだから。課題に沿わないこと自体、もう失格だと思った。なぜわざわざ、問題視される生地を選んだのだろう。意外にもブローガンが不調だったが、クリスチャンの失敗の方が印象が悪かった。残念ながら、唯一の男性がここで去ることに。ク 実は、しばらくソーイングから離れていたんだけど、この番組に出たおかげで、また情熱を取り戻せた。いいきっかけになったのだね。まさに切磋琢磨の場だった。アニー 最下位になったり、トップになったり。(^o^)アニーは良し悪しの波が大きい。ブローガンにとっては、これまでになく苦しい週だった。長文なのに、読んでくださってありがとう!
2024年01月25日
ブローガン 1930年代といえば、フレッド・アステアやジンジャー・ロジャース、それにフォーマルなロングドレスかな。華やかな服を作りたい。若いのによく知っているな。デブラ 30年代はセレブリティのファッションが、人々の着る服に影響を与えた時代。家庭で、スターの衣装のような服が縫われてた。楽しみだわ。服は買わずに自作する時代か。マン・イー 前回は優秀作品に選ばれたけど、30年代のことはよく知らないの。資料を探し、勉強しないとわからない。緊張する。準決勝にふさわしい力があると証明したい。自分の力を信じて挑む。ブローガンがピチピチのレギンス姿。肩にタックのある特徴的なセーター・・・ハートと花があしらわれていて、さり気なくかわいい。パトリック・サラ・デブラ・クリスチャンが緑仲間。(笑)アニーが目の覚めるような青のワンピース。エズメ、先週と打って変わって派手!(黒縁メガネと黒いタイツ・黒い靴は同じだわ)サラ 1930年代に遡ってみましょう。華やかな時代のファッションを、思う存分楽しんでね。世界恐慌のことなんて気にしないで。課題は「セーラーパンツ」(指示書には1930’sSallor Trousers)E 当時は女性が公共の場でズボンをはくと、眉をひそめられたの。第二次世界大戦の10年前・・・まだまだそういう時代か。制限時間は4時間。クリスチャン 迷ったけど結局、中くらいの厚さの生地にした。正しい選択だといいけど。前回は生地選びで失敗したからね。ブローガン どれくらいがちょうどいい厚さ、難しいところよね。でも、自信を持たなくちゃ。安定した成績できているから、そう言える。ファスナーが発明される前、ズボンのあきはボタンで留められていた。1930年代にココ・シャネルが、お腹の部分が開く水兵のズボンを、女性用のおしゃれな服として新たにデザイン。一世を風靡し、定番の服となった。デブラ ワクワクする。シャネルの大ファンで、こういうのも大好き。先週のリメイク作品をパトリックから「シャネルっぽい」と言われて感激していたね。P 当時、女性たちに絶大な人気を誇ったデザイン。構造がかなり独特。指示書にきっちり従って作らないと、ピースがきれいに合わなくなる。E ポケットを付けるのも、かなり難しい。P これまでで一番難しい型紙を用意したつもり。素人目にも、構造が複雑でとても難しく見える。ボタン数も多いし。* * *クリスチャン かなり手間がかかる。確かにそうだろうと思う。アニー 前のあきが凄く難しそう。と言いつつ、笑顔が弾ける。自信をつけてきたのだな。デブラ 「ブリジャートン家」で、ズボンを脱ぐシーンがある。前のシーズンでも「ブリジャートン家」が話に出てきたな。見たい!ブローガン (ポケットの)指示がとても変わってる。解読できるかな。指示書を正しく理解する力も不可欠。え?どういうこと?クリスチャン ん?意味がわからない。サラ 皆、ポケットに混乱している。普通のポケットは中表につくるが、今回は違う。サラ 外側が表面になる?E そう。誰も慣れていないから難しい。クリスチャン、デブラ、マン・イーは、裁断の間違いに気づきやり直す。よかった!しかしアニーは「よくわからないけど、思うようにやる」「私なりに理解したつもり」いや、それでは通用しない!指示書に沿って作る課題なのだから。「今日は楽しめそうと思ってたけど、焦ってきた」初めはニコニコしていたが・・・残り時間 半分マン・イーの髪、パーマのかかり具合がいいなぁ。美しい黒髪。サラが言った「ピッツァカッター」調べたら「ロータリーカッター」と言うそうだ。(あ・・・以前も調べたかも)◆ポケットの次は、いよいよ最も難しい工程に進む。ポケット袋をズボンに縫いつける。5枚のパーツを繋ぐ。ブローガン 本当に!難しい。生地も重なっているし。クリスチャン きれいに縫うのが、かなり難しい。疲れていても、集中と慎重さが必要な山場。◆ズレてしまうとシワが寄る・穴が開く・・・最も目立つ場所が台なしに。アニー なにこれ。穴が。ブローガン あきの下が酷い。でも、このまま進む。後戻りできない。残り1時間◆ウエストバンドをつける。◆左右のポケットの大きさが異なるため、注意が必要。えっ、同じ大きさではないのか。◆ポケットの配置が違うと、ウエストバンドが合わない。ブローガン どうしよう…私のポケット、左右逆かも。でも先に進むしかない。ウエストバンドも逆に付けて。アニー 間違ってるけど、直す時間がない。マン・イー ウエストバンドは必ずチェックされるから、きれいに縫いたいけど時間がない!丁寧にやっていたら、未完成になってしまう。それは絶対に避けたい。ブローガン 間に合うか、本気で心配になってきた。これまでにない発言だな。とにかく最後まで縫い続けるしかない。皆そうだね。ギリギリまで手を動かす。残り30分P ボタンホールとボタンは8個。裾の処理もある。30分でできるのか、心配になるね。ブローガン 私たちならできる!パトリック。前向きでいいね。若いから、まだまだ元気。デブラ ボタンホールが多すぎる。ぼやきたくもなるね。ブローガン ウエストの端が揃わない。アニー 最悪のボタンホール。暗雲が立ち込めてきた。残り15分マン・イー ボタンを全部 付けられるかな。クリスチャン (ミシンで)ボタン一つ付けた。サラ 1個!?急いで。まだ沢山あるのよ。ブローガン 手縫いする。ミシンで付けるやり方は、よく知らないの。だったら手縫い一択だね。時間がないから。デブラ ミシンで付けた方が早い。できるなら、そうした方がいいね。サラ (ブローガンに)そんなにしっかり付けなくても…。ブ ええ、できるだけちゃんと付けたいけど・・・時間がない!/いい加減なことはしたくない このせめぎ合い。アニー 内側も付けた?デブラ 内側・・・?ア ボタンは8個。残り5分デ そうか・・・も~うイヤ。またボタン。ウンザリしている。ん?・・・ボタンを8個用意していなかったのか?大急ぎで裾の処理!クリスチャン こんな厄介な服、初めて縫った。ファスナーがない時代の地獄を味わった。* * *=審査=デブラ作P 離れて見る分にはいいね。ウエストバンドはきれいだが、生地がやや厚手だから、角が少し膨らんでしまっている。E ポケットの下に小さな穴がある。P 外側のボタン6個しっかり付いているが、このボタンホールは少し雑だな。 優しく言えばね。パトリックの当て擦りに、デブラが苦笑い。P ポケットの作りはいいが、重なる部分に間違いがある。ボタンがマーブル色でおしゃれだな。ブローガン作E 生地は悪くない。ちょっと硬いけど、きれいな色。P 残念ながら、前あきの部分とウエストバンド位置がかなりズレている。ボタンが2つ、いとも簡単に取れてしまう!E 見て!糸一本よ。笑いが起こる。これでは、縫いつけたとは言えないね。E ポケットの下側は、そう悪くない。反対側はダメ。P この2枚(ポケット)が反対になっている。E このボタンを縫い付けた時、ポケットまで行ってしまったのね。これじゃ、手が入らないわ!笑うエズメとブローガン。花形のボタンがかわいい。クリスチャン作P この生地、落ち感がいいね。ウエストベルトもきれいにできている。E ボタンホールは、横じゃなくて縦っていう指示だったかしら?ク 横です。なぜ指示書に従わなかったのか?よく読まなかった?E あきの下部分は、こっちは悪くないけど反対側には穴がある。p いい見た目だと思う。ポケットはきちんとできている。こちらのボタンにも、マーブルっぽい模様が入っている。きれいな紫色の生地が印象的。マン・イー作P 第一印象がなかなかいい。他のデニム生地よりも薄手で、このパンツに適している。E ポケットの仕上がりは、今のところこれが一番きれい。P 前のあきもきちんと組み立てられているし、全て正しく配置されている。内側のボタンの位置もいい。ウエストバンドの端は、見てのとおりズレている。でも、全体的にいい出来。こちらのボタンもマーブル色。生地選びが上手だったね。ウエストバンドのずれは少しだから、大した問題ではない。アニー作E 生地の選択がいい。ボタンもいい。ボタンの1つは下のパーツに付いているけど、もう一つはこんな所に付いている。端に穴が開いている。p ここは生地が裏返しになっている。見返しを、内側じゃなく外側に付けた。こちら側も反対。理解せずに作ったようだね。前のあきと左右のポケットの構造を。きれいな緑色の生地。ボタンもすてきなものを選んだと思う。しかし・・・「理解せずに作った」この言葉に尽きるね。何をどうすべきかわからず突き進んだ。限られた時間内に、ややこしい指示書を読んで理解するのは大変だ。=順位=5位 アニー E めちゃくちゃだった。4位 ブローガン。P ボタン付けで、ポケットまで縫ってしまった。 3位 デブラ2位 クリスチャン1位 マン・イー指示とは違うボタンホールを作ったクリスチャンが、デブラより上か…。マン・イー 1位になったけど、もう2度と縫いたくない。ブローガン 正直言って最下位だと思っていたから、嬉しい。アニー セーラー風の子供服でも最下位だった。海に関する服は、もう縫わない。(苦笑い)全員、とても手こずったね。アニーとブローガンが不調。* * *P リメイクの素材は、古着のシャツ。E 1930年代らしい女性用のブラウスを作って。飾りは加えていいけど、他の生地は使えない。制限時間 90分。審査員たちは退室する。◆男性用シャツと、30年代のブラウスを描いたイラストが用意された。クリスチャン 絵を見ると、どれも上品で高級感がある。デブラ 30年代のブラウスといえば、パフスリーブ。かわいくて、とても女性らしい。P 細く絞ったウエストやパフスリーブ、幾何学的な形といった、当時の特徴を取り入れてほしい。E 首回りに、リボンなどの飾りがあるのも特徴よ。だから襟は、そのまま使わない方がいい。ウエストも手を入れないと。E 紳士用シャツは直線的だから、形を変える必要がある。ダーツを入れたり、紐で絞ったり、切り替えを入れたり。30年代らしいデザインを思いつき、時間内にきれいに縫えるか。デブラ 私はヒョウ柄にした。えっ、1930年代のブラウスなのに・・・突飛じゃない?!クリスチャン なんか違う。全然 気に入らない。うまくできなかったから、シャツを取り替える。どうするかは、裁断しながら考える。◆振り出しに戻るクリスチャン。他の人たちは、パフスリーブに取りかかる。クリスチャン、遅れをとることに。アニー 袖の裏に接着芯を貼って、張りを持たせる。デブラ 接着芯を貼って、プリーツを入れる。そういう工夫が評価されるといいね。マン・イー作がレトロな感じだし、ピシッとしていて目を引く。アニー作も良いデザインに見えるが、少し雑か?デブラ作は、良いのか悪いのかわからない!クリスチャン作はダラットした感じ。ブローガン作は派手だな。
2024年01月19日
P ジルが(ブラ制作で)大きなミスをした。しかもとても目立つ部分に。特にすばらしかったのは、アニーとデブラ。E デブラはこれまで、リメイクで振るわなかったが、今回は決めた。これまでと違って、勘が冴えたってことかな。P リメイクで初めての一位になった。E アニーの作品で感心したのは、レギンスの脚の部分を編み上げたこと。本当にすてき。アニーが好調。ノッている感じ。P 脱落危機にあるのはジル。どちらの課題でも最下位。だが、最後にすばらしい服を縫って挽回し、ブローガン、マン・イー、クリスチャンの誰かが失敗したら、残れる可能性はある。E 彼女は優秀作品に選ばれた人だから、実力はある。最後に見事な作品を披露して、一気に挽回という展開もあるのがこの番組。最後の課題に重点が置かれている。* * *男性モデルに合わせて、高級パジャマを作る。制限時間は5時間。事前練習が許可されていた。・型紙をモデルに合わせて調整する。ブローガン ピッタリ!出だしからいい感じ(^_^)修正の手間が省けるね。E 素材選びが大事。シルクなら高級。だけどとても滑りやすいから、失敗する危険がある。コットンなら、シルクよりずっと簡単に縫える。P デザインは自由だが、それを着て心地よく眠れること。フィットするが窮屈でない。高級パジャマは、細部が肝要。襟、前立てのパイピング、袖口、ポケット・・・それらが高級感を生む。つまり、仕上げの細かさ。モデルが男性なのは、これが初めてだろう。紳士服づくりに慣れていないと、難しいのでは…と思うのだがデブラ 男物は作らない。胸の膨らみがないから簡単。おっ、リメイクで絶賛され、自信をつけたか。クリスチャン メンズウエアを作るのが僕の夢だったんだ。だから、難しいことに挑戦する。えっ、これまで紳士服を一度も作ったことないの? 難しいこと…なんだろう。ブローガン 驚くほど手間をかけて作るの。そうしないと`高級´とは認められないだろうからね。アニーはシルクを使う。雑誌で見た、好きなミュージシャンが着ていた服を参考に。P 上質で手触りもいいが、非常に滑りやすい。E 正確に裁断しないとね。扱いにくいことを承知で、挑むアニー。・デブラも、参考にしたファッションアイコンがいる。デ 1920〜30年代…ノエル・カワードのガウン姿。贅沢感ある。P 彼は非常にスタイリッシュで、確かに贅沢な印象の人物だった。この課題に相応しいと思う。・シルクサテンを使う。デ 柄合わせの必要な生地にしたから、大変。・身近な人物を思い描いた人も。マン・イー パッと浮かんだのはお父さん。P なぜ紺色にしたの?マ 父が紺色の服をよく着ていたから。地味だし、粗が目立つかも。P それに、艶のあるサテン生地だから、どんな小さなシワでも一目でわかる。だから、きれいに縫わないとね。マ 何かコツはある?助言を聞こうとするマン・イー・・・しっかりしているな。P うまく縫う。それだけだ。そうだけど「慎重に」くらい言ってあげてもいいのに(笑)クリスチャン シャツから縫う。難しい方から先に済ませてしまおう。・滑りやすいサテン・しなやかなシルクをきれいに縫うのは、簡単ではない。ク (ミシンをかけながら)難しい。石けんを2個 重ねて持ってるみたい。滑る。おもしろい例え方だな。デブラ 捨てミシンをかける。型崩れ防止に。小さなことで、仕上がりが変わるの。・ブローガンは、着心地が良く縫いやすい生地を選んだ。ブ 私が選んだのはコットンローン。コットンだけど、高級感がある。とても縫いやすいの。しっかりした生地だから、楽ちん。・自分のパジャマコレクションを参考にした。ブ そんなに持っていない・・・15着くらい。クリスチャン ブローガン、それは十分たくさんってこと。多すぎる。ブ マン・イーは、パジャマ何着もっている?マ 下は一着。ブ 一着!私、多いんだな。多いよ(笑)多すぎ。「下は一着」という返事も珍しいな(笑)上衣は頻繁に洗濯するってことか。・高級感を出すため、全員がパイピングで縁を飾る。クリスチャン こういうパイピングは初めて。時間かかりそう。デブラ 片押さえ金を使っている。次は準々決勝だから、念には念を入れて。勝ち進むことを意識する。ジル 落とされる可能性が高いけど、残りたい。一発逆転を狙うしかない。で、選んだ生地は金魚の柄。金魚の夢は、幸せをもたらすから。金魚は縁起がいい という話は、耳にすることある。・パジャマの内側も、外側同様に美しく仕上げねばならない。マン・イー みんな袋縫いにするでしょう。高級感のある縫い方だから。ブローガン つまり、生地の端を2回縫う。縫い代をきれいにくるむ。まず、外表にして1回縫う。ひっくり返して、中表でもう1回縫う。手間がかかるし、解く時も縫い目が2本で時間がかかる。アニー シルクを、袋縫いで仕上げるのは大変。そういう手間や技術があってこその、高級品。サラ 怒らないで聞いてね。この生地、おじさんっぽい。正直に言ってしまった―。クリスチャン (笑って)確かに古いタイプの男って感じだけど、誰かをイメージしたわけじゃない。あなたの彼は、パジャマ着ないの?僕たちは着ない。クリスチャンの恋人は同性・・・そんな話、これまであったかな?残り時間 半分デブラ 柄合わせ、今のところ順調。左右が合って嬉しいわ。柄合わせに手間がかかると言っていたが、うまく進んでいる。・トップスを組み立てたら、サイズを確認。ブローガンの声がかわいいな。クリスチャン あぁ、裾がおかしい。凄く目立つから慎重にやらないと。正直、かなり難しい。でも、これにばかり時間をかけるわけにもいかない。ジル ボタンホールをかがってたら、途中で糸が切れた。こちらも苦労している。残り1時間アニー 皆、時間に追われてる。この課題はキツイ。E まだ誰も、ズボンに取りかかっていない。もう時間がないわ。シャツに手間暇かかって、なかなか終わらない。誰か未完成になるかも。クリスチャンのは、少し雑に見える。P 見返しが短く、身頃が余っている。E 生地が滑るせいね。P ブローガンはきれいに縫えているが、ボタンが小さすぎてパジャマらしく見えない。E アロハシャツっぽい。柄がそういう感じだしね。P デブラのシャツは、大きな水玉模様のような生地に、ワインレッドのパイピングが絶妙。ジルはボタンホールがイマイチだし、遅れている。何をすべきか決めて、とにかく急がないと。未完成よりは、雑でも完成した方がいいからね。やることを取捨選択しないと。ジル 練習では、時間内にできたし何も問題なかった。でも、ソーイングルームでは時間が速い!それが本番というものだね。マン・イー この蜂、かわいいでしうょ?なぜ蜂なのだろう?…かわいくはない。黄色ではなく黒だから、ハエっぽい。(ごめん)残り30分ジル 袋縫いする時間はない。プランB…端はオーバーロックで処理する。いい仕上がりにならないけど、完成させたいから。正しい選択だと思う。かなり減点されるが、やむを得ない状況。クリスチャン このズボン、凄く手がかかる。やっぱり、ちょっと無謀だったな・・・もっと早くできると思っていた。後悔先に立たず。完成させる。諦めずに手を動かす。あと一息!残り10分マン・イー パニック。とにかく急ぐ。彼女のモデルがアイロンがけを買って出る。えっ、いいの?!ジル これまでで一番 遅れている。クリスチャン 時間までに終わるといいけど。未完成になってしまうか。残り1分アニー ギリギリまで縫う。クリスチャン 最後のステッチ。もうモデルに着せないと!=審査=クリスチャン作E この生地、縫うのがかなり難しかったでしょう。でも、パジャマらしい。P 落ち感が実に美しい生地。長袖・長ズボンにしたのはいい選択。E でも袖は…ク 少し長い。E 少し?素人目にも長すぎるわ。前がちょっと凸凹している。ボタンの辺りが。(ズボンの脇が)ほつれている。袋縫いが雑で、縫い代の糸がはみ出している。短く切る時間すらなかったか。P 袖丈の問題を除けば、全体のサイズ感は悪くなくまずまずの出来。作業の様子からもっと出来が悪いのかと思ったが、未完成は避けられたし、パトリックの評価は及第点といったところ。くるみボタンが高級感あるな。でも、襟とポケットの色に違和感。合っていないと思うが。アニー作E この生地、大好き。とてもパジャマらしく見える。P 袖のフィット感がいい。肩幅も合っている。E 前身頃がちょっと凸凹しているみたい。P 裾も波打っているし、前がかなりずり上がっている。パンツのステッチの幅が不揃い。E パイピングは きれいにできている。P パイピングの色が、全体に調和している。縫いにくい生地だったね。こちらも、終了間際まで縫っていた割に悪くない評価。高級感ある生地だね。黒いパイピングも大人っぽい。(でも、あまり目立たない)及第点かな。ブローガン作P とても美しく縫えている。パイピングもきれいだし、パンツの開きもきちんとできている。E すてきなプリント生地。オレンジのパイピングもいい。おしゃれだね。生地との対比がきれい。E ボタンは、完璧に等間隔じゃない。きれいなところとイマイチなところが。P 角張った襟に半袖、半ズボン、コットン生地、小さなボタン。僕にはどうも、少しビーチウエアっぽく見える。あまりパジャマらしくない。確かに雰囲気が`静かに寝る´という感じでもないね。 ブローガンの微妙な表情(笑)「ボタンは等間隔に」と言ってつけていたのに、あまりうまくいかなかった。デブラ作E このプリント生地、すてき。赤を効かせているところも。P ワインレッドのボタンが、洗練されている。襟の形もとてもきれい。パイピングの仕上がりも、実にすばらしい。ポケットの柄合わせも、よくできている。E ポケットの位置を少し動かしたい。脇に近すぎる。全て袋縫い?いいと思うわ。P かなりしっかりしたサテンだし、半袖・半ズボンだから、100%パジャマに見えるかどうか。パイピングの色が絶妙。ポケットの柄合わせが見事。だがやはり、長袖・長ズボンの方がパジャマらしさを感じるものだね。マン・イー作P これはすばらしい作品。まさに高級パジャマの極みといった感じ。色の組み合わせも、実に美しい。E 白のパイピングは、かなりリスクがある。とても目立つから。でも、本当にきれいにできている。P 袖口や裾…色の違う生地の間にパイピングを挟んでいるのが、実にエレガント。E 蜂もすてき。P ボタンの間隔も完璧。これは極上のパジャマ。大絶賛!「パニック」と言って焦っていた割に、しっかり仕上げた。胸がいっぱいで小声になるマン・イー。これは、優秀作品に決定だな。品がいいし、パジャマらしい。他の人より凝っている・手間ががかっている・技術が際立っている。だから美しい。ジル作E この生地、とってもいい。P 全体のデザインが中国風で、とてもいい。ズボンの幅といい丸い襟元といい。E 襟元はやや、詰まりすぎに見える。P 袖の長さも、ズボン丈もいい。肩幅は、もう少し余裕が欲しい。E オレンジのパイピングが効いている。ウエストに紐を通したのもいい。裏側は、端が未処理。裾の処理がオーバーロックでは、高級感がない。P 一風変わっているし 全体のデザイン、特に上衣の形がとても洒落ている。不十分なところが多いのかと思いきや、意外とうまくまとめたのだな。袋縫いしていないことを、もっと厳しく言われるかと思っていた。しかし、挽回できる出来ではない。未完成はおらず。どっこいどっこいがクリスチャン、アニー、ジルか。ジル 今までで一番難しかった。生地が言うことを聞かなかったし、時間配分も失敗。なんとか形にはしたが、残れるかどうかわからない。二連続で最下位だったし、このパジャマで一気に挽回ともいかないでしょう。マン・イー ホッとした。すばらしいと言ってもらえて…もっと聞きたい(^_^)ブローガン 気分はいい。審査員には`ビーチの服っぽい´と言われたが、ビーチで昼寝するならピッタリじゃない?負けず嫌いね。(減らず口ともいうか)クリスチャン 完成して良かった。バカなミスをいくつもしたけど。あの出来じゃ、次に進めるとは思えない。僕が落とされるかも。苦労する生地だった。過信したようだな。P パジャマは難易度が高かった。よくできた人も、苦戦した人もいるね。E 縫いにくい生地を選んだ人も。クリスチャンとアニー。P デブラの作品は見た目がいいし、とても美しく縫えている。E マン・イー作も見事だわ。P 彼女がここまで正確に縫い上げたのは、初めてかもしれない。えっ…今までけっこう大雑把だったのか。サラ パジャマを作る前の時点で、危なかったのは?E ジルかクリスチャン。ジルのブラは、真ん中にタックができている。リメイクもパッとせず。エッ!?なぜクリスチャンの名が挙がるの?ジルよりずっと評価が良かったのに。P クリスチャンのリメイクは良かった。ブラとショーツもなかなかの出来。そうだよね!不調ではなかった。今朝の時点で、明らかに最下位だったのはジル。最後の課題でジルが挽回して、クリスチャンが大きな失敗をしたかどうか。いや、パトリックもなぜクリスチャンを引き合いに出すの?!クリスチャンのパジャマが目も当てられないほどで、ジルのパジャマが上出来だったわけではないのに。サラ 接戦ね。いや、違うって。P そう。それに、どちらも実力がある。落とすのは実に辛いが、僕の中では既に結論が出ている。E 話し合いましょう。ということは、エズメはまだ迷っているのか。三つの課題の結果を総合的に見て、明らかにジルが最下位なのに。=結果=優秀作品は、マン・イー作のパジャマ。P これはまさしく、控えめだが贅沢なパジャマ。間違いなく一級品。控えめだが贅沢・・・いい言葉だな。自分が脱落すると悟り、笑顔で発表を聞くジル。名前を呼ばれ「当然です」クリスチャンが驚きの表情。覚悟していたのだな。「私の人生はガラリと変わった。ここに来る前はいつも義手を付けていて、それが当たり前だった。でも、ここに来て私は義手を外した。それで気付いたの。義手なしでも平気だって。自由になれた」パトリックの頬に涙が。仲間たちも涙ぐむ。(私も)彼女の様子からなんとなく、番組に出る以前から義手を付けずに生活してる・・・そう思っていたが違った。義手を外す という緊張感も抱えて奮闘していたのだなぁ。正直言って、片手の彼女がここまで勝ち進む・優秀作品にも選ばれるとは思っていなかった。自分についても発見があった。いい言葉だな、英語で何と言っているのか、聞き取れないのが残念。P ジルは一体どうやって、あんなに美しい服を縫うんだろうと不思議に思うこともあった。両手でも難しいのに。彼女は、驚くべき意志の力でやり遂げた。そう!それ。「両手でも難しいのに」一体どうやって?と思っていた。毎回、よく間に合うな とも。クリスチャン ジルが去るのは寂しい。でも僕は、力を発揮する機会を得られた。仲間意識があっても、自分が勝ち残りたい。それは皆 同じ。優秀作品に選ばれた者は、溌剌としたいい笑顔。脱落した者は、納得していてもどこか無念の表情。週の締めくくりで、必ず見られる明暗。E 次週は準々決勝。三人が優秀作品に選ばれているし、審査も難しくなる。マン・イー、デブラ、アニーだね。ブローガンは三回も一位になったが、クリスチャンは一度もない。ブローガン着用の服…大きな襟と白いフリルが印象的だった。少女っぽい…ガーリーと言うのか。ミニスカートも含めて似合っている。エズメの黒縁メガネと首飾り、重たそう。黒いワンピースが似合っていた。
2024年01月11日
カントリーミュージックのステージ衣装 順位7位 アニー P 切り替えから下が、ややパッとしない6位 アンジェラ E 衣装にしては、少しおとなしい5位 マン・イー 4位 デブラ 3位 クリスチャン 2位 ブローガン E 星の配置が見事1位 ジル P まさにカントリー風だし、ステージ映えする魅力的な衣装ブローガンが2位か…胸が出てしまうのに高評価。クリスチャン作の方がずっといい。アニー 私らしい。型紙の課題がうまくいっても、作り変える課題で最下位になってしまう。アンジェラ また6位。今日はいい日じゃなかった。そういう日もある…溜息が出るね。PとE ブローガンとクリスチャンが好調。P アンジェラが不調。マン・イーも型紙で苦戦。E 作り替えたものは、袖が長すぎた。そう。なぜあんなに長くしたのか…意味不明。P アニーは成績にかなり波がある。マン・イーとアニーは危険な位置にいる。E アンジェラも。P ああ。彼女が一番危ない。残るには、一発逆転するしかない。不可能ではないが…* * *デビッド ボウイ風の服を、モデルに合わせて作る課題。制限時間は5時間半。事前の練習が許されていた。マン・イーの完成予想図…赤いトラ柄のジャケットと、フワッとした黄色のスカート。これ…ボウイ風?きちんと仕上がればカッコいいのかな。クリスチャンは、ストレッチ素材でキャットスーツを作る。「マントは練習していない。ストレッチ素材が苦手だから、出たとこ勝負」完成予想図を見て驚いた。全身をピタッと覆う衣装!挑むなぁ。しかも苦手な生地を使う・マントはぶっつけ本番。クリスチャンは70年代を、アニーは80年代を意識。アンジェラは映画「ラビリンス」の挿入曲から着想を得た。(いまだに未見…これを機に見たい)ジルはスパンコール(sequinと言っている)の生地を使う。どんどん剥がれちゃう!これは見るからに扱いにくい。P (アンジェラについて)あの生地であのデザインは…しっくりこない。E クリスチャンは遅れている。P いくつか問題が起きているようだね。E あの服はフィット感が大事。体に合っていないと目立つ。P マン・イーは、あまり時間がない。アンダースカートに切り込みを入れるかどうか迷うジル。「宇宙の声を聞いてみる…宇宙は`何かをやるな´とは決して言わない」そういう趣味もあるのだな。=審査=アニー作 E 生地がいい。ダブルの前合わせと、左右で長さの違う裾もすてき。P とても魅力的。飾りは袖口の羽根のみ。フィット感 抜群。肩もピッタリ、襟もとてもきれいに収まっていて、角が見事に左右均等。ボタンの間隔も文句なし。デビッド・ボウイへの思いが、服全体に感じられる。彼の人生が透けて見える気がする。大絶賛。(彼の人生が…は言い過ぎじゃない?)確かにカッコいいね。きれい。羽飾りが絶妙なのだろう。モデルに似合っているな。クリスチャン作E マントがドラマティック。どんでん返し仕立てね。お尻が、かなりきつい。P 部分的にブルーで切り替えているのがいい。カーブもきれいに処理できている。とても縫いにくい生地だが、うまく扱い全てきちんと仕上げている。肩甲骨の周りも、胸元もきれい。これはまさしく、デビッド・ボウイをイメージした服だと思う。スターダストが美しい。順調とは言えない様子だったが、間に合ってよかったね。追い込みで手際よくやれる=実力ある。これは奇抜で目を引くな。ブルーが映える。おもしろい。ジル作P 間違いなくデビッド・ボウイが感じられ、目を引く。この生地はスパンコールだらけで、かなり縫いにくかっただろう。E 端(アンダースカート)は、ギザギザにして正解。炎っぽく見える。スカートは全体的にもっと短くして、後ろもチュールを見せた方がいい。P よくフィットしているが、ウエストが少し大きい。背中部分の形がすばらしい。見事に縫い上げられている。宇宙の声に従って、チュールをザクザク切ったのが吉と出た!キラキラの濃い水色に、柔らかい黄色と朱色を合わせている。きれいだな。デブラ作P「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」をイメージした服だということが、はっきりと見て取れる。ボウイの芝居がかった雰囲気を、うまく今風の服に落とし込んだ。E ダチョウの羽根で飾った、取り外しできる襟がとてもいい。羽根の色が生地の色みに近いのも、とても気が利いている。P 上部はよくフィットしているが…右袖を縫い直したと耳にした。確かにややきつい。だが、ダーツやウエストの縫い目は、全て完璧。まさにボウイ風だし、とてもシック。あら、すてきね。おもしろい織りの生地だな。絶妙な色だと思う。ブローガン作E 生地がとてもいい。私もこれでパーティー服を作りたい。よほど気に入ったということ。光沢がきれいな生地だね。P タックを入れた袖がいいね。まさしくボウイの感性が感じられるし、きれいに並んだタックがとてもドラマティック。E フィット感もいい。でもフリンジは、いっそやめるかもっと目立たせた方がいい。P 全体の縫製は、正確そのもの。だがこの身頃には、もっと面白いスカートがふさわしい。なんとなく、取って付けたような印象だから。生地とフリンジの、色の対比がきれい。タック入りの袖が特徴的でいい。またも手堅くやったブローガン。マン・イー作モデルがとても太って見える!えっ…ガタイのいい男性?と思ったほど。女性モデルだよね?!E このジャケットは、凄く手間がかかったでしょう。感心したわ。裏地付きだし、両玉縁(りょうたまぶち)のポケットもある。感心だわ。難しい服をきちんと仕立てた。ただ、80年代風の肩が大きなシルエットだけど、まだ小さい気がする。そうかなぁ…これ以上、大きな肩にするの?!P スカートのせいで、上着の特徴が目立たない。作品全体の意図とバランスをよく考えるべきだったね。やり過ぎると、埋もれてしまうんだ。なるほど…プロの意見。アンジェラ作E きれいにフィットしている。でも、縫い目の位置が悪くて少し余っている。袖口がいい。前の切り替えとお揃い。装飾テープも、とっても目を引く。よく縫えているが、これがデビッド ボウイの感じかどうか…。P 何を思い描いたのかはわかるが、この生地が適していない。だからしっくりこない・チグハグな感じがしてしまう。縫製は悪くないが、生地に違和感がある、と。明らかに、アンジェラへの寸評が辛い。良かれと思って選んだ生地が、思いがけず不評。狙いが外れた。どういうものがデビッド ボウイ風か…それっぽいか は、かなり主観によるところが大きいだろう。「こういう恰好していたな」と納得することもあれば「ん?こんなイメージないな」ってこともあるのでは。この課題は、なかなか難しいと思う。正直言って、マン・イー作に最も釈然としない。E 最優秀作品の候補は、アニーとデブラ(のボウイ風の服)。甲乙つけがたい。不調が目立ったアニーは、これで安泰の身に。P アンジェラのコートは優れた技が随所に見られ、マン・イーのジャケットも見所があるが、どちらもボウイらしさが足りず、昨日の順位も低かった。課題に沿っていない=大きな減点=結果= 最優秀作品は、アニー。P これは人を魅了する服。まさしくデビッド・ボウイ風。すばらしい。もしかしたら異例だがアニーとデブラ、二人が選ばれるかと思った。最下位から最優秀へ・・・それがこの番組だ。脱落は、やはりアンジェラ。「自分を誇りに思う。毎日 恐れていることを1つやりなさい」と言うけど、ここに来るのが実は怖かった。一人だけ年上だし、やり方も昔風。でも、若い人と一緒にやれてとても楽しかった」そうだね・・・年下の人たちの中に入っていくのは、勇気がいる。アンジェラは若い参加者の親世代だから、なおのこと不安だったろう。さらに年配の参加者は、体力的に不利だ。若者と同じ土俵で というのは、かなり大変なこと。何時間も立ちっぱなしってだけでも。P アンジェラは今週不調で、縫製は見事だったが生地選びに失敗した。E アニーはやり遂げた。本当に感心した。アニー ここにいていいのかなって自分の力を疑ってた。これで私にも資格があると、言ってもらえた気がする。これだけ絶賛されれば、自信になるね。
2023年12月28日
ブローガン、ミニスカート!見せるだけあって、脚がきれい。♡がかわいい服。似合っている。マン・イーもお洒落な感じ。アニーのニット服は、手編みかな?クリスチャンのジャケットの色も、なかなかいいと思う。似合っている。ジルのファッションは…ん?!今週のテーマは「音楽」。E 課題はモッズコート。複雑な作りの前開き・ウエストに紐。裾はフィッシュテイル。P 60年代、モッズと呼ばれた若者らが好んだコート。最新音楽を聴き、モッズスーツを着て、スクーターに乗っていた。雨風に耐える、しっかりした生地を選んでほしい。型紙には「Parka」とだけ記されている。制限時間は4時間半。短い気がする。生地の棚に駆け寄る面々!作り変える課題と違い、そんなに急がなくてもいいと思うが…。ジルの重石に「The universe will provide」と書かれている。意味は…森羅万象?わからない。P 一番の特徴はフィッシュテイル。後ろの裾が割れている。E ファスナーのところは、何枚も生地が重なる。正確に縫うのが大事。ウエストの紐とポケットの位置を合わせて、前開きも左右で高さを合わせること。P 最高に難しい課題だと思う。E そうね。この課題、先週脱落したマーニが得意そうだな…別に彼女のファンというほどではないが、この場にいないのが惜しいなと思う。作り方(図解)を見て「4時間半で仕上げられないだろう」と思った。とても手間がかかる。ジルの生地を触ってP 裏が防水加工してある生地…うまく扱えるかな。ツルツルする?いつも思うのだが、床の上に生地を置かないでほしい。だって土足じゃん。切ったものを広げて置く必要があるのはわかるが。E こういうの、縫ったことある?アンジェラ いいえ。あまり好きじゃなくて。言い方!率直ね。ジル この生地、滑りやすくて厄介。パトリックの予想どおりの生地だった。スリッパでミシンのペダルを踏むのはブローガンか。* * *1960年代、おしゃれなモッズが着て有名になったこのコート。実は、その起源はずっと昔。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(🌻柄のシャツが似合っている)「最初に作ったのは、北極圏の先住民。トナカイやアザラシの毛皮を使った、狩りの時に着る防寒着だった」1950年代、それをアメリカ軍が野戦用に改良した。「フィッシュテイルが開発された。魚の尾びれのように、先が割れた裾。裾のひもを脚に巻き付けると、防寒性が高まる」10年後、イギリスでモッズカルチャーがブームになる。「当時、軍用品を扱う店には、朝鮮戦争で活躍したこのコートが溢れていた」こうして、軍用のコートが一転、ファッションとして人気に。以来、音楽シーンでも広く愛用されるようになった。なるほど…あらゆるファッションに歴史あり。起源をたどるとおもしろいな。* * *〇 ファスナーを付ける前開きは、とても複雑。生地が5枚重なる。サラ パトリック、みんな混乱している。重ねる順番や、向きを間違えたら?P 全て無駄になる。そうならないようにしたい!マン・イー、デブラ、ブロ―ガン、アニーが集まって、前あきのつけ方を確認する。マン・イー 間違ったこと言ったならマズいな。アニー 間違いなら笑えるね。マ アハハ、ざまあみろ~!でも、悪気ないもん。ワナを仕掛けるのは、もっと後…冗談よ!ただの冗談!・・・ざまあみろ が適当な翻訳なのかわからないが・・・100%冗談かな?勝ち残りたい気持ちが、ここで露骨に言葉に出たのでは。蹴落としてやるって。まあ、皆がそう思っているだろうが。間違いに気づいたマン・イー。皆に悪いことしちゃった。さっき言ったこと、全部取り消したい。エッ・・・大きな声で「私の言ったこと、間違いだった。ごめんね!」と言わないの?!何も難しいことではないのに・・・。アンジェラ 持ち出しの付け方が違ってる。正しく付けてたのに、皆と話して変えちゃったの。これは、マン・イーのせいでしょう。残り15分クリスチャン ストレス。この課題、凄くきつい。デブラ こんなに急いで袖を縫ったことない。皆、大慌て。5分前になってもスナップを付けられない。未完成の人がいそうだな。=審査=クリスチャン作E 生地がとてもいい。よく縫えている。スナップボタンもファスナーもいい。でも、ウエストの紐が隠れている。P 生地がいい。全体としては上出来。順調を保持するクリスチャン。手堅い。マン・イー作P あちこちに粗があり、全体の仕上がりはいまひとつ。E 生地は楽しくていいと思う。赤地に白い水玉模様・・・モッズコートらしからぬ色柄を選んだ、センスと勇気は印象に残る。ブローガン作E ポケットがよく縫えているし、左右 同じ位置。フィッシュテイルもきれいにできている。ファスナーもいい。上出来。P 理想的なコート。オリーブ色は、定番のミリタリーカラーだね。あらゆる部分が実に美しく縫えている。こちらも手堅く仕上げた。デブラ作P ポケットはきれいにできていて、ひもの位置も正しい。前は…カバーをちゃんと縫い込んでいない。大きなミス。スナップボタンも付いていない。色はすてき。上品ないい青。かっこいい。アニー作E 生地がいい。色がいい。赤い紐がすてき。フィッシュテイルはできている。スナップがちゃんと付いていない。ファスナーの上の方が雑。赤い紐が映えるね。かっこいい。アンジェラ作P 紫のモッズコートはあまり見ないが、悪くない。フィッシュテイールはきれいにできている。でも、ウエストの紐がない。スナップボタンも付いていない。ファスナーは、正しく付いているが非常に雑。持ち出しがピッタリ合っていない。E 残念ね。襟元が合っていないと、かなり目立ってしまう。生地の色はかっこいい。自身の思ったやり方が正しかったのに、マン・イーの言うことを信じてしまったために…(>_<)ジル作P 前のカバーが凸凹で、スッキリ平らになっていない。ファスナーはいい。ポケットもきちんとできている。だが、スナップボタンがない。ウエストの紐も通していない。E それに、袖口を全く処理していない。この地は、縫いにくかったでしょう。未完成。生地選びの失敗。=順位=7位 ジル E 生地選びを間違えた。6位 アンジェラ P 特にファスナーと持ち出しがイマイチだった。5位 マン・イー 4位 デブラ 3位 アニー 2位 クリスチャン調子がいいのに、一度も1位には届かない…そのくやしさが表情に出てきたな。1位 ブローガン * * *作り変える課題。P 素材は古着のデニムとシャツ。これをカントリーミュージックのスターが着る、ステージ衣装に変えてほしい。E 古着は好きなだけ使っていい。フリンジ・ラインストーン・スタッズも。ただし、他の生地は使えない。=審査=審査員は、どれが誰の作品か知らない。ブローガン作E 胸の大きな人だと、こうなっちゃう。(胸がはみ出る)P 飾りの配置がうまい。よく考えて、全体のバランスを取っている。誰かがステージで着ているところが目に浮かぶ。気に入った。赤と青のチェック柄がかわいいが、確かにこれでは`金太郎´だわ。胸が隠せない。クリスチャン作P 胸に付けたバラの飾りが、とてもいい。スカートに合わせて、トップスにもフリンジが付いている。まさにカントリーの雰囲気だし、大胆に作り変えた。かわいい。これなら着られそう。黄色が映える。バラの配置に納得。マン・イー作P かなり変わった形だな。ステージ衣装は少し尖ったデザインがいいが、まさしくそうだね。E とてもいいと思う。でも、これでギター弾けない。袖が長すぎてヘンだな。私はいいと思わない。ダサい感じがする。アニー作E フリンジの付いた切り替えがいい。P フリルはいいが…下のマチはイマイチ。魅力的な形には思えないな。E ここ(胸)から上は、カントリーっぽく見えるけれど。これもすてきに見えない。あずき色のフリルが雑!アンジェラ作E おもしろいわ。P 僕が納得できないのは、ネックラインの位置。もっと喉元まで覆うか、深くするか…これじゃ、どっちつかずだな。スカートは悪くないと思う。チェック柄の生地+デニムに、キラキラしたテープ。デブラ作P ポンポン付きの装飾テープは、カントリーっぽくない。ただ、バラの飾りとは色が合っているE うまくダーツを入れてフィットさせている。ポンポンはない方がいいね!ジル作P バストの下のフリルが、とてもうまい。非常に効果的。トップスの縁に、グルッと付けた飾りも絶妙。星の飾りが輝いているね。見事なステージ衣装。まさにカントリー風だし、素材を実に巧みに使っている。絶賛。先ほど最下位だったジルが、これで大きく挽回だ。クリスチャンとブローガンは、決勝に進む気がするが・・・どうだろう?
2023年12月22日
学校の制服を、6歳児が着るお洒落な服に作り変える課題。8位 ジル P どういう服を作りたかったのか、ハッキリ伝わらない。色使いも形もイマイチ。7位 デブラ。E まだ制服っぽく見える。6位 アニー 5位 マーニ 4位 ブローガン 3位 マン・イー 2位 クリスチャン P 形が非常にカッコいいし、色の配置もすばらしい。魅力的なこども服。男の子が喜んで着そうだと思う。配色がいいよね。1位 アンジェラ E おしゃれな服。私がこどもなら着たい。大人が着てもおかしくないデザインだと思う。アンジェラ 1位になったことよりも、エズメの「着たい」という言葉が嬉しい。本当に気に入らなければ「着たい」とは言わないからね。最高の賛辞。クリスチャン 型紙でもリメイクでも上位だから、とても嬉しい。明日もこの調子でいきたい。力を発揮できており、気分上々。波に乗っている。* * *モデルに着せる課題は「9歳の子のハロウィーン・コスチューム」。・燃えにくい素材を用いること。この課題は、事前練習が許可されていた。P ユーモアが感じられる作品がいい。それに、立体的でないと。人の体形を、全く別の形に見せるような。 家庭で服を縫うなら、生地の安全性をチェックしないといけない。出場者には、安全面のルールを守ってもらう。E 驚きがほしい。形や色に。私の想像を超えてほしい。ハロウィーンコスチュームだから、奇想天外がいいか。強い印象を与えるもの。・ジルはドラマ「ドクター・フー」のダーレクを作る。首まわりと裾に断熱チューブを入れて立体的にする。ジル 義理の娘たちが「ドクター・フー」を見ていた。5歳の子がダーレクに夢中だった思い出がある。完成予想図を見ても、日本人にはピンとこない。ブローガン コウモリを作る。傘を翼にするの。・ブローガンの傘の翼は、LEDライト付き。完成予想図のとおりに作れれば、おもしろくなりそう。アニー ドラゴンを作る。妹とドラゴンが出てくる映画を見て、これだって思ったの。映画はソーイングに影響をもたらすね。色々と見た方がいい。クリスチャン 愉快なピエロを作る。・胴まわりにフラフープを縫い込む。マーニ ダークフェアリーを作る。ふわっと膨らんだ足の見えないスカートで、浮いて歩いているように見せたい。・水槽用のチューブを使い、スカートを膨らませる。LEDライトでスカートと羽を光らせる。これも完成予想図のとおりに作れれば、目を引くと思う。デブラ 「大いなる遺産」のミス・ハヴィシャムを作る。ウェディングドレス姿。式当日にフラれて、男性を恨む。大人の味わいのあるコスチューム。ウ~ン、こどもが着るものにそぐわないと思うが・・・。・ディケンズの小説に登場する、老婦人に似せる。折れ曲がった指のヘッドピース(帽子)も加える。折れ曲がった指!?怖いよ。P・E とてもハロウィーンっぽい。二人は別段、デブラの構想に違和感を抱いていないようだ。私は「大いなる遺産」の本を読んだことも、映画を見たこともないから、よくわからない。(これを機に読む!)デ 不気味なドレスにしたい。絵の具と炭で、縫い目を汚す。どんな作品になるだろう。わざと汚す…番組初のアイディアだと思う。アンジェラは、クモの巣の付いたクモと帽子を作る。マン・イーもクモを作る。(裁縫箱がかわいい)ボブカット・眼鏡・大きな首飾りで、サラがエズメに扮する(笑)立体感を出す作業・・・ソーイングというより、工作のようだ。(そういう課題、過去にも何度かあった)マーニのスカートが、思うように膨らまない。練習してこなかったのか?=審査=アンジェラ作P 腕を下ろすと、あまりクモっぽさを感じない。E ハエが小さすぎる。飾りはもっとたくさん付けないと。P フィット感はいい。もう少し細部に、クモっぽさがあればよかった。審査員の寸評に納得。オオッと驚くような作品ではない。マン・イー作P 全体的にいい。特に手が込んでいるのは、黄色の部分。目もいい。立体感もある。立体的かな?E 脚を繋げなかったのが惜しい。なんだか、熊みたいよ。クリスチャン作派手な色が目を引くピエロ。P 愉快だね。見ていると、笑いがこみ上げてくる。歩くとフラフープがユラユラ動くから、楽しい。言うほど動いていなかったが・・・E 腰のところに、フラフープを入れたのね。立体感が出て、とても効果的。高評価。今週のクリスチャンは、好調を保った。ブローガン作P コウモリの翼に、傘を使ったのは賢いやり方。いつもどおり、とてもきれいに縫えている。ただし、あんまりコウモリっぽくない。そうかなぁ・・・コウモリなら大体こんなもんだろう と思うけど。E 耳はもっと大きい方がいい。これでは、傘の翼が付いたパーティードレス。辛口。ジル作P 細部まで表現できているし、立体感が実にすばらしい。外観の作り・チューブの使い方がとても巧み。こどもの頃、ハロウィーンにこれを着たかった。上出来。絶賛!言うことなし。E 見事。丸い模様もきれいに付いている。大切な思い出があるのよね。エズメ、人情派だから。不調で脱落候補だったジルが、高評価を得る。アニー作E ドラゴンの頭が、とてもよくできている。細かいところまでいい。すばらしい。P シンプルなケープとボディだが、頭が実に巧みにできている。ハロウィーンのコスチュームとして大成功だと思う。赤い鱗の生地が目を引くし、一目でドラゴンだとわかる。ハロウィーン衣装にピッタリな感じ。着ている子も、見る人も楽しめる作品。アニーも不調だったが、高評価。マーニ作P 妖精が、宙に浮いているように見せるはずだった。チューブの固さが少し足りなかったのかもしれない。E 多分、Tシャツが半袖でなければ、ただのスカートとトップスには見えなかった。辛口。それに、羽はもっと立たせないと。確かに、クタッとしている。張りがない。P 邪悪な妖精の雰囲気はあるが、黒っぽい普通のロングスカートに見える。パトリックによる追い打ちが加わる(>_<)デブラ作白い顔が怖い。P 実に不気味。E 私は、このヘッドドレスが気に入った。絵の具で塗ったのも、何もかもがすばらしい。P 細部に至るまで、非常によく考えられている。痛ましさの下に隠された、美しいドレス。そして、見た者の目を釘付けにする頭の飾り。実にドラマティック。正直に言って、ウエストエンドの舞台で通用する衣装だと思う。大絶賛!白一色がインパクトある。確かに、ヘッドドレスに目が行く。私は、表現するキャラクターがこどもの仮装にそぐわないと思ったが、審査員たちは全く気に留めず。デブラも不調だったが、高評価される。脱落候補の三人が、揃ってかなり称賛された。最低だったのは、明らかにマーニ。次がアンジェラ。P ジル、アニー、デブラが下位だったが、三人とも最後の課題で見事に挽回した。今はアンジェラとマーニが危うい。E マーニの作品にはガッカリした。P 立体的でなくて、課題の条件を満たしていない。アンジェラのクモは、もう一工夫欲しかった。ありきたりだった。二人の差はほとんどない。第一の課題でアンジェラ 6位/マーニ 3位第二の課題でア 1位/マ 5位1位になったアンジェラを落とすのか?!=結果=優秀作品は、デブラのハロウィーン衣装。P これはまさに芸術作品。脱落はマーニ。E 非常に難しい決断だった。彼女は巧い。でも、最後の課題は評価できなかった。ウーン、最後の課題が重視されすぎでは。これは頻繁に思うこと。前ふたつの結果を、もっと考慮してほしい。終わり良ければ全て良し の感が強くて、多少納得できないことがある。最後の印象が強く残るのはわかるけれど・・・総合的に判定してほしい。私は、ジル脱落が妥当だろうと思った。ジルやアニーより、マーニの方が実力あるでしょう。確かに、ハロウィーン衣装の出来は悪かったが。マーニも本心では、ぎりぎり残れることに期待していたのでは。まあ、仕方ないのかなぁ・・・ハロウィーン課題での差が大きかった。エズメの衣装が、いつもよりおとなしかった。今週は大振りの首飾りをせず、花のブローチを付けていた。かわいい。たまにはこういうスッキリ・控えめな装いもいいな。それはそれで似合っていた。
2023年12月12日
出場者は8人。今週のテーマは「子ども服」型紙の課題は「セーラー風のこども服」(Mini Sallor Suit)E 上下に分かれている。下はゴム入り、上はセーラーカラー。P 伝統的なセーラー服といえば濃紺・白だが、色は自由に選んでいい。制限時間は3時間45分。審査員たちは退室する。マン・イーとアニーがミニスカート。余計なお世話だが、作業するにはどうだろうって丈だな。似合っているけど。・こどもが遊び回っても耐えられる、軽くて丈夫な素材が適する。扱いやすさ・縫いやすさも大事!ブローガンの選んだカニ柄がかわいい。P 飾りのテープやボータイは、身頃とは別の目立つ色や柄の生地にしてほしい。E コントラストをつけるのが大事なの。テープを等間隔に、角を直角に縫い付けるのも難しい。P それに、生地選びを間違えると、パンツの折り返しをピシッと仕上げにくくなる。E パンツのウエストにはゴムを入れ、ずり落ちないように作る。こういう注意点を、出場者たちに伝えていないようだ。要点をわかっているか、も審査対象。クリスチャン 小さく切るのに慣れてない。難しいから慎重にやる。女性より手が大きいから、男性は不利。ジル 難しい。いつもよりずっと小さなパーツだから。女性でも難儀する。作り方の説明を見聞きして「3時間45分で作るのは、かなり大変だろう」と思う。E この課題は自信ある?マン・イー ええ、まあ。セーラー服は、縫ったことある。十代の頃、アニメキャラクター・涼宮 ハルヒの衣装を作り、コスプレを楽しんだ とその写真を見せる。私がソーイングを始めたきっかけ。私は`涼宮 ハルヒ´を知らないから`再現度´はわからないが、彼女の楽しい思い出であることは伝わる。ブローガン 三歳の姪がいるから、子ども服はたくさん縫っている。だから落ち着いた様子。二人で撮った写真・・・すてき。とてもいいな。かわいいし、愛情に溢れている。雑誌のグラビアのよううだわ。ブローガンが着ているベスト、とてもカラフル!だが、サラっと着こなしている。・パンツの裾は正確に測って折り、しっかりアイロンをかけないと、ピシッとしたきれいな仕上がりにならない。アニー アイロンがかからない。まずい・・・P テープを付けたことは?ジル ない。エーッ、ジルほど腕のある人が?!アンジェラ 小さいから難しい。アニー こんな細いテープ、初めて。子ども服ならではの試練。マン・イー 小さいと、いいこともある。あっという間に終わる。前向きね!クリスチャン テープが滑りやすい。細いし滑るし・・・でも、きれいに縫い付けるのが腕の見せ所。アニー この生地、縫いにくい。あぁ…生地選びに失敗。ジル ハァ(溜息)…縫い目がずれた。やや苛立ちの表情。* * *19世紀半ばまで水兵には制服がなく、自前の服を着て、擦り切れたら自分で繕っていた。ファッション歴史家 アンバー ブッチャート(いつもお洒落(^_^))「水夫にとって、ソーイングは必須の技術だった。船の帆やロープも、自分たちで修復した」やがてビクトリア女王が、海軍を愛国的で強い軍隊に見せようと、制服を取り入れる。1830年頃から着用されるようになった、セーラーカラーが採用された。1846年には、こども服が登場。「ビクトリア女王が、息子のアルバート王子…のちのエドワード7世に海軍風の服を着せた。すると、こどもにセーラー服を着せることが大流行した。* * *●残り30分 襟にテープを縫い付ける工程へ。デブラ コーナーを、きっちり直角に仕上げないと。クリスチャン これ、細いから縫いにくいといったらない。アニー ちっちゃくて縫いにくい。これがうまくできるか否かで、評価に差がつきそう。ジル あぁ、ずれた。ガタガタ。(-_-)でも、やり直す時間はない。●残り15分 スナップをつける器具の使い方に戸惑う面々。で、協力しあう。* * *=審査=クリスチャン作P 黄色のボータイが、プリント生地によく合っている。袖は、2本のテープ間隔が均等。襟のテープも均等だが、角できちんと折り込まなかったから、直角ではなく斜めになっている。E パンツの折り目に、しっかりアイロンがかかっている。とてもいい。水色のプリント生地に黄色のボウタイ・・・かわいらしい。マン・イー作P 生地選びが抜群。E 水兵みたいでいいと思う。袖口のテープはあまり目立っていない。でも、テープの角もきれいだし、いい出来。襟・身頃・パンツの配色がうまくいった。彼女のセンスの良さを感じる。涼しげ。マーニ作 P 日本風の鯉の柄がいいね。E うまいなと思ったのは、テープを目立つ色にしたこと。襟も袖も、コントラストがハッキリして効果的。P とてもきれいに縫えている。だが、少し離れるとボウタイが見えない。身頃に溶け込んでしまう。確かに。ボウタイがない服のようだ。鯉の柄は悪くないが、上下それだとゴチャゴチャして見えるなぁ。デブラ作E 生地選びが、あまりよくない。P 厚地だから、アイロンがけが大変だったろうね。特に、何枚も生地が重なる折り返しは、きれいに折り目を付けるのが難しい。でも、全体の印象はいい。楽しいし、実用的。素人目にも厚地。なぜこれを選んだのか?アンジェラ作E 生地がいい。テープの角はきれいだし、均等についている。でも残念なのは、テープが目立たないこと。P セーラー服は、この2本のテープが大事…袖口と襟のね。テープが目立たないと、パジャマに見える。辛辣。うまく縫えたのに、テープの選択に失敗した。惜しい。ブローガン作E 袖口のテープは、なかなかいい。襟のテープは、角が直角になっていない。P 折り返しの幅が均一になっていない。ギンガムチェックだから、まっすぐでないのがすぐにわかる。全体的によく縫えているが、柄が少しうるさいな。全ての素材に柄が入っているね。無地をうまく取り入れば良かった。ジル作P (襟に付けた)テープの角が丸くなっている。内側のテープが曲がっている。E 襟のテープが目立たない。黄色い襟に白のテープでは、確かにコントラストが低い。アニー作P 非常にアイロンがかかりにくい生地だから、折り返しがきれいにできていない。パンツの裾も、袖口も。扱いづらかっただろう。E 襟のテープは、角が少し丸まっている。sでも、色使いは良い。P パンツのゴムが緩い。(下に落ちる!)生地の選択を誤った。ゴムの長さも、もっとよく確認すべきだった。8位 アニー E パンツが落ちてしまったし、生地選びが良くない。7位 ジル P 襟のテープがきれいに付いていない。6位 アンジェラ 5位 デブラ 4位 ブローガン 3位 マーニ2位 クリスチャン E 色使いも生地も良い。テープの角が惜しかった。1位 マン・イー P きれいに縫えているし、選んだ生地もこの服にピッタリ。お見事。マン・イー とっても嬉しいけど、今は気持ちを落ち着けないと。課題はまだある・・・浮かれていられない。ジル 私なりに精いっぱいやったけど、結果は振るわなかった。やれるだけやったから、仕方ないと思える。表情は暗くない。次があるしね。最下位のアニーも「挽回したい」と笑顔を見せる。* * *作り変える課題の素材は「学校の制服」 出場者たちから「Oh」とガッカリした声が湧く。P ワンピースやスエットシャツ、短パンに新たな命を吹き込んでほしい。E 6歳の子が学校以外の場所で着る、おしゃれな服を作って。制限時間は1時間半。 =審査=クリスチャン作P 細かい点に、よく気を配っている。見た目がとても洒落ている。上出来。色の組み合わせがいいね。ジル作P 形はいいが、襟ぐりが広すぎる。E 子どもが着ると思う?パンツも作ったけど、低評価。形も色もパッとしないってことか。マーニ作P 色の組み合わせがいい。E 問題は、ファスナーに上止め(うわどめ)がないこと。赤が効果的。アニー作P 制服の襟を、ウエストの飾り(ペプラム)にしている。ギンガム生地を、斜めに重ねたトップスもうまい。装飾テープの使い方もいい。好評。かわいい制服(生地)を確保できたことも大きいと思う。アンジェラ作E 気に入った。とってもお洒落。ワイドパンツなのがいい。P この服なら、6歳の子に人気だろうね。あちこちに糸が見えるが…赤のギンガムチェックがかわいい。黒い生地との対比が印象的。パンツを太くしたアイディアもうけた。デブラ作P このベストがいい。形がよくできている。だが、かなり制服っぽい雰囲気が残っている。E 制服みたいね。えっ、そうかな?シンプルだからかしら。マン・イー作E 2色使いがいい。それに、誰も制服だったとは思わない。アニー同様、2色のギンガムチェック生地を使っているので、かわいい。ブローガン作P 気に入った。元のフリルを生かしている。スカートに寄せたギャザーに合っている。E 私が気に入ったのは、肩ひもにゴムを入れたこと。そのおかげで生地が寄せられて、フリルみたいに見える。P キラキラしたリボン飾りもいい。子どもが着たら、きっとかわいいだろう。黒いリボン…私はいいと思わないなぁ。ギンガムチェックに合っていないと思う。マン・イーの作品が1位かな。かわいいし、制服をガラッと変える という視点で評価すると。アンジェラ作も洒落ていると思う。
2023年12月08日
コートやジャケットを2着使って「作り変える」課題の結果は9位 デブラ P 元のデザインを活かせていない。ただ縫っただけ。手厳しい言葉。8位 マーニ E 中途半端な感じ。7位 スティーヴ 6位 アンジェラ 5位 クリスチャン 4位 ジル 3位 ブローガン2位 アニー E 組み合わせが見事。1位 マン・イー P よく考えられているし、うまく形にしたね。アニーとマン・イーの作品が、抜きん出ていた。ブローガン作は、そんなにいいかな?と思う。P ブロ―ガンが好調。型紙課題のジャケットは1位と僅差だったし、作り変えも良かった。アニーも順調。ジャケットの色や柄の組み合わせが良かったし、作り変えたものも華やかで目を引いた。E スティーヴは、またしても型紙の課題が未完成。P マン・イーも、型紙課題では苦労していた。E でも、作り変えでは見事だった。サラ マン・イーとデブラは、順位が大きく変わった。P デブラは賭けに出たが、うまくいかなかった。ケープ風の作品で、他の人と違うアイディアを評価されたかったのだろうなぁ。スティーブが残るには、最高の服を縫わないと。でも、誰かが失敗すれば逆転もありうる。先週と全く状況だね。さて、どうなるか。幸運が再び巡るか、限界が来るか。* * *次は、モデルに合わせて「古い布団カバーでマキシドレスを作る」。制限時間は5時間。事前練習が許可されていたが、型紙をモデルに当てるのは初めて。<丈が長くゆったりしたマキシドレスは、60年代後半以降 定番に。着心地が良くお洒落なので、再び人気に火がついた>P 着こなしやすく、フィットしたもの。E 独創的なデザインがいい。素材選びがガキになる。色や柄をどう組み合わせるかが大事。技術もセンスも求められる。アンジェラが用意した布団カバーは「娘がチャリティーショップで買った」以前も`チャリティーショップ´という言葉が出てきて、何なのか検索したな。(日本のリサイクル店と違い、慈善団体が運営している。利益は福祉に使う)マン・イーもチャリティーショップで買ってきた。アニーはオークションサイトで。スティーヴは「インドの布。父から母へのお土産」モデルの背が高くて、スカートの長さが足りない。だから、枕カバーでひだ飾りを足すことにした。リスクはあるけど。崖っぷちでそんな手間のかかることを・・・時間が足りるかどうか。ジル 子供が使ってた布団カバー。10歳か15歳の頃。ずっとしまい込んでいた。もう成人した子がいるのか・・・そうは見えなかった。型紙どおりに作るのではなく違う柄で切り替えるの。つまり、複雑にしちゃった。それが裏目に出ないといいけど。挑むね。スティーヴの布は、サイケデリック調!1980年代のグラムメタルを参考に。ラット、ポイズン、スコーピオンズ。まさか、ソーイング・ビ―でこれらの名前を耳にするとは!さらに、スコーピオンズの写真も映り、驚いた (・o・)!彼は若いから`その世代´ではないのだが。・さらに時代を遡るのは、アニー。1970年代風のシルエットが大好きなの。かぎ編みのレースを付ける。・ブローガンの布は、かなりヴィンテージ感がありP これに賞を与えるなら`おばあちゃんっぽいカバーで賞´だな。ブ ネットのチャリティーショップで買いました。70年代の、古い布団カバー。50年前の布団カバーが売っている ということに驚くわ。・皆が身頃の調整をする中、マン・イーは遅れ気味。急がないと。フリルをどっさり付けるから。マン・イーの話を聞いて、浮かない顔のパトリックとエズメ。パトリックとエズメに、愛猫の写真を見せるデブラ。生地にプリントされたヒョウと、勇ましい愛猫が似ている と説明。楽しそうな三人。マーニもチャリティーショップで購入。自宅で染めたテープも使う。・ギャザーを均等に入れるのは、至難の業。面倒だが、注意深くやる面々。ブローガン クリスチャン、フリルが凄く大変。クリスチャン わかる。僕もだよ。仲いいね。そうやって声をかけあって、挫けないようにする。P マン・イーが遅れ気味。E ギャザーがいっぱいのスカート。大変な道を選んだ。P スティーヴは冷静にやっている。E あの生地は印象が強い。脱落候補のスティーヴが順調か。P ジルがよくやっている。あのスカートの切り替えは、手間がかかる。本人も`難しい´と言っていた…どうなるかな。E デブラの(紐)、オレンジの差し色がいい。かなり縫いにくいはずよ。デ 太くて硬いから難しい・・・針が折れた。が、集中を切らさず突き進む。スティーヴ ファスナーを完璧に付けられなかった。ズレたところがかなり目立つ。ペンで縫ったら誤魔化せるかな。本気で言っている?!やめた方がいいって!残り10分・・・誰も手を止めない。(止められない)ブローガン)ヘタすると、おばあちゃんのドレスって感じ。おばあちゃんっぽくないか心配した。審査員がどう思うか だね。=審査=ジル作P とてもいい出来。フィット感もすばらしい。E 生地の配置がとても良い。P 山型の切り替えが、実に効果的。大胆な柄と繊細な柄を絶妙なバランスで組み合わせ、うまくまとめている。オープンスリーブも効果的。E モデルが歩く姿を見て、息をのんだわ。絶賛。確かに目を引くドレス。爽やかで、見惚れた。デブラ作P ヒョウ柄の生地が、微かに透けて見えるのが気に入った。E 猫の話がおもしろかった。それに、オレンジ色がよく映えている。P 前のベルトを外せば、蛍光オレンジの鮮やかな縦のラインが上から下までつながる。この方がインパクトがある。とはいえ、いい服だと思う。猫の話がウケた。オレンジ色の紐もとても効果的で、用いて大正解!大人の女性に似合いそう。クリスチャン作E 生地にまつわる物語が好き。お父様がお母様に買ってきたっていう。それに、色や柄の配置も工夫している。P ベルトと下(スカートの裾あたり)にターコイズブルー。うまくバランスが取れている。裾のフリルもいい。考え抜かれたドレスだね。きれい。アジアっぽいのも印象的。マーニ作E 手作りのテープに感心したわ。P ベルトはいらない気がする。ドレス自体に十分主張があるから、付けなくていい。E バストに弛みができている。ダーツを入れるべき。P テープは素晴らしい。手間を惜しまなかった。僕たちも見習わないと。ん?!「見習いたい」は、滅多に聞かない言葉。パトリックにそう言わせたマーニ、凄いな。アニー作P すばらしい。柄がいい。暗い色に、明るいピンクや黄色や白の花がよく映えている。E 胸のダーツが高い。P レースを加えて、花柄のドレスを実にうまく今風に仕上げた。非常にきれいに縫い付けてある。E お見事。花柄が際立つドレス。レースもうまく活用できた。でも、胸はちゃんと隠れた方がいい。ブローガン作E 花柄の合わせ方がうまい。襟は淡い色で、メインは濃い色。P 体にぴったり合っている。ウエストとバストのフィット感も抜群。E フリルのギャザーは、均等じゃない。ギャザーが寄っていない箇所もある。P だが、とても魅力的なドレス。これならきっと、若い女性がこぞって着たがるだろう。ロマンティックで優しい雰囲気。ブローガンの絶妙なセンスで`おばあちゃんが着るみたい´を回避できた。アンジェラ作P とてもいい。大きな花形のボタンを前に並べて、縦の長いラインを作っている。さらに脇をピンクで切り替えて、ほっそり見せている。ボタンホールは10あるが、ボタンは9個。ギャザーの入れ方は申し分ない。大きなスカートを小さな身頃につないでいるが、すばらしく上手に縫えている。実にいい出来。ボタンが一つ足りないとはいえ、かなり気に入った様子。ボタンの選択センスがいいと思う。E 丈はちょっと長い。ちょっとというより、誰が見ても長すぎるね。マン・イー作E いい生地を選んだと思う。柄の配置も的確。裾にフリルが2段・・・もっと入れるんじゃなかった?マ 時間がありませんでした。P フリルは、ここ(スカートの真ん中あたり)にも欲しかったな。これでは未完成な感じがする。E ギャザーの寄せ方がイマイチ。タックがある。急いで縫ったのね。P 悪くはないが、途中にフリルがあれば、グッと見た目が良くなった。柄の配置がいいから、幻想的な感じがする。スカートに取り組む時間が足りなかった。スティーヴ作P とてもパンチのある服。布団カバーの色が、非常にビビッド。違う大きさの柄をよく考えて配置していて、バランスが取れている。斜めの切り替えも、とてもいい。モデルによく似合っているな。これは印象的なドレス。E ファスナーは、少しズレている。P マーカーで塗ろうとした?小耳に挟んだぞ。(笑)言ったものの、さすがに実行はしなかった。もし本当に塗ったら、正気じゃないわ。誤魔化せるわけないし!E これが布団カバーだったなんて、誰も思わない。こんな派手な布団、ある?!本当に。こんな色柄の布団カバーがあったことが驚きだわ。=結果=最優秀作品は、ジルのマキシドレス。P 実に独創的で、すばらしいドレス。家族の布団カバーだという点も、好感が持てた。E 一目見て驚いた。「Wow!」手に不自由があるとは思えない結果だわ。誰の補助もなく、時間内にいいものを作るという、驚きの事実。脱落はスティーヴ。P 彼のドレスはすばらしかったから胸を張ってほしいが、逆転はできなかった。やはり、彼の実力はここまでだった。健闘したが、他の人たちも上出来・大きく失敗しなかった。次週は、男性がクリスチャンのみに。マン・イー 作り替えの課題で1位でなかったら、落とされていた。マキシドレス制作は、不完全燃焼で終わったからね。E 優秀作品には、インパクトと独創性があった。モデルが着て歩くのを見て、唸ったわ。確かに、優美ですてきだった。特にエズメが人情派というか・・・出場者からエピソードを聞くと、心に沁みて作品の印象も良くなるようだ。ジル 「人と違ってもいいんだ」と伝えたくて参加したの。違っているからといって、その人の価値が低いわけではない。この経験は、自信になるし、ここが私の居場所。ジルは`相当な人´。だから、自信をもってこう言える。「ここが自分の居場所」と言える人は、幸せ。恵まれている。円陣を組んで、労をねぎらう出場者たち・・・すっかり仲良くなり、絆を深める。
2023年12月01日
9人で競い合う。ブローガンは毎回ミニスカート。若いっていいね。司会・サラのブラウスがおもしろいデザイン。今週のテーマ「リデュース・リユース・リサイクル」一つ目の課題は、キルテッド パッチワーク ジャケット。見本の作品がかわいいな。E 正方形のはぎれを山ほど用意した。P 96枚選んで縫い合わせ、ジャケットを作る。出場者から「エ~ッ これは大変だな 」という反応。時間は4時間15分。(これまで`15分´という区切りがあったかな?初めてだと思う)● 余ったはぎれを活用するパッチワークは、1960年代 ヒッピー文化の盛り上がりとともに、流行のファッションに。P 生地から作る課題は、これまでに例がない。いらないはぎれをまとめて再利用できる、いい方法。E まずは、どう配置するかよく考えてほしい。色や柄がバラバラだから。重要なのは、正方形のはぎれを正確に並べて縫い合わせること結構難しい。P その後、キルティングをする。表から全体にステッチをかける。幅は自由だが、均等に縫う。サラ 正確に作るのは難しそう。E ええ。それに縁取りも厄介なの。角を四角くくるむようにするの。P バイアステープがきれいに付けられなかったら、仕上がりが台なしになる。これまでにない課題。96枚のはぎれを繋ぎ、生地を作る・・・大変だな。そして、正確に縫ってキルティングし、バイアステープできちんと縁取りする・・・気が抜けないわ。ブローガン 難しいのは時間配分。96枚も縫わなきゃいけないから。手書き風の花柄生地のワンピース・・・すてき。いつもロマンティックな感じの服装。● 一着の服として、まとまりが出るように色と柄を選ぶ。アンジェラ ある程度、規則的に並べたい。ブローガン フルーツ柄を使いたい。で、サクランボとイチゴの柄を選択。かわいい…彼女らしい感じがする。時間がないから、ランダムに置く。アンジェラと違い感覚で配置し、どんどん進めるやり方だ。デブラ 適当に置く。揃えない方が好き。● デブラ、アニー、ブローガンはランダム派。他の出場者は 規則的に配置する。ブローガン はぎれの配置にあまり時間をかけたくないから、もう縫い合わせる。でなきゃ、次に進めないもの。さっさと生地を作り、ジャケット作りを始めたい。なによりも、時間配分を気にかけている。● 正方形を完璧に縫い合わせる。マーニ 縫い代を、全て正確に揃えないと、きれいな正方形にならない。● マン・イーとスティーブは遅れている。スティーヴは色の配置にこだわる。マン・イー この課題で一番大変なのは、ここ。決断するのが苦手だというのに、96枚もある!」へぇ~、意外。なんでもぱっぱとやるイメージがあったが・・・私は彼女を買いかぶっていたか。床に端切れを置くのは不衛生。土足じゃん。(この番組で時々見る光景)はぎれの配置を決めても、何度も確認したり間違って縫って解いたり・・・手間取る人も。* * *質素な手仕事であるパッチワークキルトだが、それを芸術の域にまで高めた女性たちがいた。アラバマ州の村・ジーズベンド。19世紀、綿花の農園で働く労働者たちが、生活のためにキルトを始めた。キルト作家「キルトは、生き延びるための手段だった。丸太小屋の家を暖かくするために、隙間に泥を詰め、キルトで壁を覆った」古着やはぎれを材料にした独特で自由なスタイルは、道具が限られていたために生まれた。「ハサミがなくて生地を引き裂き、色々な形ができた」1960年代の公民権運動で、ジーズベンドのキルトはデパートで買い取ってもらえるように。「柄が指定されており、独創的ではなかった。女性たちは、それが不満だった。完璧に指定されたとおりにしないと、賃金が支払われなかった」ジーズベンドのキルトの評価は次第に高まり、ミシェル・オバマ元大統領夫人の肖像画にも、取り入れられた。美術評論家「アフリカ系アメリカ人初のファーストレディーが、あのキルトの伝統を受け継いでいる」* * *デブラが定規を当てながら、ミシンがけしている。線を引いた方が縫いやすいと思うが。アニーは「目分量で大丈夫」線を引いた方がいいと思うが…。スティーヴが遅れていて、ため息・舌打ち。分厚くて縫いにくい・針が折れる・残り時間が少ない。こうした試練を乗り越えねば。マン・イー 叫びたい気分。最悪の出来。ストレスMAX。ジル 角は「額縁仕立て」。初めて聞いた言葉。さらに、縁取りがややこしくて難しい。=審査=ブローガン作E 色鮮やかでいい組み合せ。ランダムに置いたから、時を間節約できたわね。配置に時間をかけない作戦、成功。P パッチワークの仕上がりも申し分ない。どこもキッチリ、角が合っている。E 縁取りの角もきれい。…ここに繋ぎ目がある。P それでも上出来。明るくてかわいい。十代の女の子に似合いそう。マーニ作P パッチワークは、まあまあ。少しズレている箇所がある。E ステッチはきれい。P 縁取りの角は、努力の跡が見える。首回りはいいが、ここがはみ出している。(裾のバイアステープがきれに付いていない)青系統の生地でまとめたジャケット。こういう感じもいいな。クリスチャン作P パッチワークは、なかなかいい。ズレはほんの僅か。E ステッチは均等にできているけど、縁取りが残念。こちらは黄色でまとめた。かわいい。アンジェラ作E 正方形が揃っていないのが目立つ。P (縁取りがうまうできていないので)バイアステープを大急ぎで付けたようだ。パッチワークに時間をかけすぎたんだね。ア はぎれを並べるのが楽しくて、つい。 未完成は避けられたが・・・のんびりしすぎたね。色柄は、中高年も着られる感じでいいな。デブラ作P 色合いがいい。E 正方形がきれいに並んでいる。ステッチをたくさん入れているけど、乱れがない。角も文句なし。P 縁取りも、実にうまく縫えている。すばらしい出来。かわいい服だね。ピンク好きとは意外だな。高評価。ピンクでまとめてかわいい。子ども服っぽい。アニー作E 色がいい。赤と黒で目立つ。P パッチワークをランダムにうまく配置できている。印を付けていなかったが、ステッチも驚くほどきれい。E でも、角が全てカーブしている。指示を読んだ?ア うっかりしていました。黒と赤でまとめたのが印象的。縁取りも黒くて、大人っぽい感じ。指示はきちんと読まないと!ジル作P パッチワークは、きちんと並んでいる。ほぼ完璧。ステッチも均等に縫えている。首回りの縁取りはできているが、裾はグチャグチャ。E シワが入っている。P ひび割れた額縁。ハッキリ言うね。青系統でまとめて、これもいい感じ。布の選択も配置も好き。マン・イー作P 色合いが良く、配置もうまいと思う。だが、縁取りはきれいにできていない。E 角をカーブさせてしまった。P 特にここ(裾)が酷い。森の動物が、寄ってたかってかじったみたいになっている。いいところもあるが、残念。またもパトリックが、少々辛口ね。ペールトーンでまとめてかわいいのに…彼女も縁取り失敗。スティーヴ作E 未完成よね。P パッチワークは、とてもきれいにできている。ステッチは目測で?ス はい。P そうだろうな。間隔が随分と違う。E 縁取りがお粗末。左右の色柄を変えて作ってあるが、すてきに見えないな。彼が最下位だろう。=順位=9位 スティーヴ 8位 マン・イー 7位 アンジェラ 6位 クリスチャン 5位 アニー 4位 マーニ 3位 ジル 2位 ブローガン P 前の左の角以外は完璧。1位との差はそこだけ。1位 デブラ E 縁取りがすばらしい。よく縫えていた。* * *次は、作り変える課題。素材は「コート」E 古いコートやジャケット2着を使って、おしゃれな上着を一着作ってほしい。審査員たちは退室する。制限時間は90分。E コートやジャケットのデザインを活かしてほしい。ボタンとか 襟とか。よく考えて組み合わせる。色や柄をうまく配置するのが大事。P 留め具やフィット感も。しっかりプランを立てることが必要。生地が厚いから、縫うのが大変だろうなぁ。=審査=ジル作P うまく組み合わせている。E よく工夫して組み立てている。着たいとは思わないが、色合わせが良いと思う。ブローガン作E 手が込んでいる。ギャザーを寄せた袖に、ギャザーを寄せた切り替え。よく考えてある。P サイドにピンクを使って、元のデザインを活かしている。リボンはない方がいいのでは?クリスチャン作P 2つの生地がうまく調和している。これは、襟みたいなもの?E おもしろいと思う。ここ(裾?)と合っている。P 僕はよくわからないけど。襟のようなものに対し、意見が分かれた。私は、ない方がいいと思う。マーニ作背中の[S」を少しおもしろがる二人だがP マネキンが着てもきつい。サイズが合っていない。スティーヴ作E 色の組み合わせが上手。ピンクのボタンがよく映える。P 残念ながら、ボタンホールが小さい。これは何だ?ベルトの長さが足りず、緑のパーツを付け足したように見える。ピンク色が映えるが、裾が良くないな。アンジェラ作E 色の組み合わせはいい。P ひだの入った襟は好みではないが、裾と合っている。あえて、左右の長さを変えた?左右の裾がずれている。だらしない感じだな。マン・イー作P とてもいい出来。2着の色が互いに引き立っている。肩の周りを四角く切り替えたのもうまい。それと、裾にリボンを足してバランスを取っている。すばらしい。パッと見て「いいな」と思った。作り変えた服に見えない。店に置いてあっても、違和感ないだろう。赤でまとめてあって印象が強いわ。デブラ作E ケープ風。ポケットに手が入れられる。P アイデアはいいが、形がイマイチ。ここにボタンがいるな。襟ぐりも、もう一工夫ほしい。黄色と紫の組み合わせが目を引くが、パトリックの評価は厳しい。アニー作P 二着の組み合わせが抜群。E 同感。P 元の留め具を生かしている。ドラマティックに変えた。E 形もとてもいい。マン・イーに続きこれも、巧みに作り変えた一着。生地の組み合わせが絶妙だし、ダッフルコートのボタンをつけたのも二重丸。他の誰も使っていないヒョウ柄が、強い印象を与える。
2023年11月23日
ハンモックを夏らしい服に作り変える課題の順位。10位 スティーヴ 9位 マーニ 8位 ジル 7位 アニー 6位 リッチー 5位 マン・イー 4位 デブラ 3位 クリスチャン 2位 ブローガン 1位 アンジェラ* * *P スティーブは型紙の課題で完成に程遠かったし、リッチーも苦労してイマイチな出来だった。E でも、リッチーのリメイクはいい。スティーヴのは酷い。リッチーの作品、私はあまりいいと思わない。P スティーブがいいものを作れば残れるかもしれないが、他の誰かが大失敗しない限り、難しい。次、スティーヴが上出来/リッチーが不出来ならばってことだと思う。どうだろう・・・一つ目も二つ目も最下位だったスティーヴが、次にすこぶる良いものを作れるか。二人の勝負だな。モデルに合わせて、ツーピース(パンツのセットアップ)を作る。制限時間は5時間。事前練習が可能だった。P 大切なのは、調和しているかどうか。フィット感・生地・スタイルとして整っているか。E 難しいデザインや生地を選んでしまうと、失敗するかもしれない。P 上品で夏らしく、軽やかなものがいい。E 私は、独創性があって、いい生地を上手に縫っているもの。求められるレベルは高いってことだね。総合力が試される。スティーヴ レオナルド・ディカプリオが映画で着てたシャツを参考に。E 私が作ったの!へぇ~、エズメは映画の衣装を担当していたのか。うまく作れればエズメが喜ぶ~評価が上がるが、反対に失敗したら悪印象をもたれてしまう・・・私ならプレッシャーを感じるわ。●別布の緑の生地で、パンツの裾とシャツの襟を作る。P 別布はミスが目立つ。けっこう大変だぞ。襟の端は、完璧に仕上げないとダメだ。誰よりも不調のスティーヴだから、難しいことをこなせるのか…心配だな。うまくできれば、挽回につながるが・・・。デブラの生地はヨット柄。「夫がよくヨットに乗る。私もたまに乗るし、友達も乗る人が多い」富裕層なのだね。リッチーは、自分で型紙を引いた。気合が入っている。が「パンツの練習はしなかった」P 無謀だな。リ 時間の面でもかなり。心配だなぁ、これは。脱落危機にあるのに、慎重さを欠いている。●マン・イーはビスチェ風の上衣を作る。P サイズ合わせが難しい。今回、これほどフィッティングが難しいものを作る人はいない。マ じゃあ、うまくできたら褒めてもらえる?(^_^)挑むね!ヨットの柄を合わせるデブラ。アンジェラは、ひだ飾りに手間取る。リッチー この生地、とても滑りやすくて扱いにくい。●プリーツの計算を間違えたリッチー。デザインを変える他、打つ手はない。「プリーツじゃなくて、ギャザーにしよう」「練習すべきだった」後悔先に立たず…とにかく作業を進めるしかない。P リッチーは、難しいことに挑戦して苦戦。あの生地は、かなり扱いにくい。E 上衣はフィットしていない。窮屈そう。P それにひきかえ、スティーブは順調。彼がすばらしいものを作り、もし他の誰かが大失敗したら、今朝 言っていたことが本当になるかもしれない。スティーヴの一発逆転がありそうだ。残り30分・・・ファスナー付けにも失敗し焦るリッチーに、司会のサラが軽口を。これは迷惑!=審査=クリスチャン作P フィット感がいいし、寛いだ雰囲気だね。パンツの裾と襟を、同じ生地で揃えているのがいい。E 襟の裏がやや見えてしまっているけど、とてもいい生地だし、木のボタンもすてき。あなたに似合う。クリスチャンも自信ある表情。満足げ。アニー作P 生地の選択がとてもいい。(上衣が)際どいが、うまくいったね。胸が1/3見えている!ちゃんと隠した方がよかった。E ウエストが…(きついみたい)でも、よく出来ている。夏らしい柄だね。マン・イー作E サイズ合わせが難しい服だけど、フィットしている。P プリーツが効いているが、少し小さい。だが、印象的で見事。パトリックから「フィッティングがかなり難しい」と言われたけれど、うまくやってのけた!技術力あるなぁ。アンジェラ作モデルの身体がかなり弛んでいる・・・素人だろう。P ひだ飾りが未完成だし、上衣の丈が短すぎる。E 上衣がフィットしていない。パンツは、形がきれいだし麻の生地がいい。作り変え課題で一位だったのに、波に乗れず失敗。全くサイズが合っていないし、ひだ飾りが未処理。いい色の麻生地なのに、残念。マーニ作E すてきな生地だし、リブを使ったのがとてもいい。P パイピングは赤がよかった。緑だと目立たない。というか、全然気づかない・見えない!せっかく付けたのに、もったいない。エ 後ろの股ぐりが、お尻に食い込んでいるわ。ジル作P 上下ともシンプルだが、見事な出来栄え。E ヒップもフィットしているし、赤いファスナーもいい。動きも問題なし。P ただ…ウエストベルトとバイアステープは、同じ幅に揃えた方がよかった。確かに言うとおりだと思う。さすがプロ。 赤い縁取りがかっこいい。ブローガン作P スペインでの日々をイメージしただけあって、まさにspanish。だが滑りやすい生地だから、縫い目が引っ張られている。E それに、前も後ろも`結ぶだけ´では心配だわ。パッと見た感じは、全体的にうまくできていると思ったが・・・もっと扱いやすい生地で作れば良かったね。デブラ作E この生地、とてもすてき。前身頃のプリーツが、とてもいい。プリーツを入れてフィットさせるのは、難しいの。ファスナーの前の開きも、手が込んでいる。P 柄の配置を工夫して、ヨットの赤い帆が途中で切れないようにしている。フィット感もすばらしいし、とても上品。70年代の、キャビンアテンダントの制服みたいな雰囲気だね。エールフランス航空の。E 個性的だし、まさに想像以上の作品よ。かっこいいな。はっきりした青色が眩しい感じ。夏を楽しもう!という明るい雰囲気。高級店に飾ってありそうな存在感。70年代エールフランスCAの制服を、見てみたいわ。スティーヴ作P 実に洒落た服だと思う。別布で作った襟も端がきっちりできていて、裏のシャツが僅かに見えるだけ。フィット感も完璧。君は、得意な素材やデザインならここまでできるってことだ。一つ目の課題も、二つ目の課題も最下位だっとは思えない力作。E 鳥の目の位置にボタンを付けるとは、賢い。会心の笑みを見せるスティーヴ。 派手柄!リッチー作 彼のモデルも、お腹が弛んでいる…。P パンツはうまく作ったようだが、最初の計画とは違う。プリーツ30本を入れるはずだったが、代わりにギャザーを寄せた。ファスナーは使える?リ いえ、上がりません。P 上衣には柔らかいドレープが寄るはずだが、残念ながら胸まわりが窮屈すぎる。素人が見ても、明らかに胸を押し潰している。上下で調和が取れた服には見えない。E この生地は大変だったでしょう?リ 少し。いや、少しじゃないだろう!E さらにあなたは、練習しなかった。リ だから失敗した。練習すれば、この生地でたくさんのプリーツを入れるのがどれだけ大変か、理解できたのに。生地選びの失敗+準備不足。優秀作品は、デブラのツーピース。P 実に独創的で美しい服。二人とも心を奪われた。これまででも、指折りの出来。そんなに出来がいいとは!凄い。E 独特で、うまく縫えている。今回で終わるのは、案の定リッチー。E スティーヴが見事だった。ボタンに、とても感心した。P 優秀作品に選ばれてもおかしくないものが、五着もあった。審査員冥利に尽きる。波に乗った・力を発揮した人が多かったのだね。スティーヴ 絶対に、僕の名が呼ばれると思っていた。えっ・・・挽回できたと思っていたのでは?スティーヴが起死回生の一着を作り、脱落回避。リッチーが失敗したことで救われたのも、確か。でも二つの課題で最低評価だったから、今後がどうか…とも多少思う。エズメのネックレスが個性的。重そう。
2023年11月16日
2人減って9人。今週のテーマは「夏」。型紙の課題は「サマードレス」。(指示書にはShirred Midi Dress)マーニ これ、ブローガンの服だ!皆がそう思うよね。P 夏服に相応しい生地を選ぶように。シャーリングしたらどう見えるのかも考えて。生地選び、大事。制限時間は3時間半。P 大きなパフスリーブとギャザー、身頃のゴムで伸び縮みするシャーリングが特徴。E 下糸にシャーリングゴムを使って縫うと、細かいギャザーが入るの。ゴムを引っ張った状態で縫うことが大切。P シャーリングはまっすぐ・等間隔に入れる。今回は、前後の身頃に15本ずつ入れる。E このドレスは、肩とウエストにゴムを通す。もし生地に縫い込んでしまうと伸び縮みしない。ゴムの扱いが難しそう。手間もかかりそう。P ゴムの張りに気を張らないと。E 緩まないように。P ゴムも気持ちもね。うまい (^_^)リッチー👨 シャーリングが初めて。やり方は知ってるけど、実際に縫うのとは別だろう。スティーヴ👨 こういうドレスもシャーリングも初めて。3時間半でできるかな。この番組に出る人が、シャーリングしたことがないってことに驚く。経験なくてうまくできるのか?!かなり難しいだろう。ブローガン これと似たようなドレスを、2着作ったことがある。先週着ていた服が、今回のドレスに似ていた印象。今日もパフスリーブのドレスを着ているから、彼女に有利な課題だろう。(あっ、背中がけっこう開いている!)選んだ生地がかわいい。出来上がりが楽しみ。マン・イー ギンガムチェックの線が入ってるから、ちょっとズルい生地。線に沿ってシャーリングをすればいいの。それを審査員がどう捉えるか。でも、失敗するよりいいと思う。スティーヴは2種類の生地を使う。P 難しくなる。ス シャーリングは初めて。ゴム糸で縫ったことは?ドレスもあんまり…。ドレスもシャーリングも初めて?はい。成功しそうでしょう?P ・・・パトリックがやや「なんなんだ?」といった表情に。リスクが高すぎる!3時間半しかないのに。初めてのことなら、手堅く考えてやった方がいいのに。まるで、脱落してもいいという感じ…。シャーリングの難易度は高いでしょう。リッチー(シャーリングする際)生地に印を入れるか、自分の感覚でやるか・・・印を入れた方がいい!シャーリングが初めてなのだから、慎重に。ジル ゴム糸の張りをしっかり保たないとギャザーが寄らないから、とても難しい。そうだよね。ブローガン いろいろ試して伸び縮みするようになった。糸調子ダイヤルは「7」。シャーリングに慣れているブローガンから、皆にありがたい助言が。でも、ミシンによってダイヤルの強弱具合は違うのでは?同じ規格で作られているのか?マーニ これが、人生初のシャーリング。マーニも?!意外だな。まっすぐ15本のシャーリングを縫う・・・高度な技術が必要だろう。クリスチャン👨 ギンガムチェックだから、柄をなぞれば縫える。おっ、彼も縫いやすさでギンガムチェックを選んだ。でも、それでも印(線)を書いておかないと難しいと思うが。どの線を縫うべきかわからなくなったり、いつの間にかずれてしまいそう。リッチー 印なし 目測でやったらずれた。ほらー!やっぱり。=シャーリングのドレスについて=・田舎風のスタイルを好んだマリーアントワネットが、ファッション史を揺るがすスキャンダルを起こした。ファッション歴史家 アンバー ブッチャートいつもお洒落(^_^)「マリーアントワネットは、ルイ16世に嫁ぐためにフランスへ渡った。贅沢な宮廷生活の中で衣装にこだわり、ファッションアイコンになった」ファッション歴史家 ケイト ストラスディン「王妃は離宮を隠れ家にし、豪華なドレスを脱ぎ捨て自分の好きな、まるで羊飼いのような田舎風の格好で過ごした」体を締め付けない服ってことだな。・ルーブル宮殿に飾られた王妃の肖像画が、世間から非難を浴びる。アンバー「薄手のコットンモスリンのドレスを着た絵で、ふんわりしていてウエストは細く、袖は広がっていた。王妃が下着を着ているように見える と人々はショックを受けた。ドレスは〈シュミーズ・ア・ラ・レーヌ・・・王妃の下着風ドレス〉と呼ばれた」あっ、`シミーズ´はフランス語が由来ってことか!なるほど。もう全く見聞きしない言葉だが。彼女自身も側近も、それが下着風だと思わないはずがないのに、なぜ描かせたのだろう。騒ぎになると、わかっていただろうに。ん?!その肖像画のドレスは、シャーリングしているように見えない。当時、ゴム糸はなかっただろうし…。肖像画は撤去されたが、ドレスは1800年代初頭のファッションに大きな影響を与えた。ケイト「後のエンパイア・スタイルやハイウエストのドレスの先駆けになった。大衆に批判されたドレスが、流行のファッションを生んだ」・ドラマ「ブリジャートン家」のおかげもあって、このスタイルのドレスは現代に復活し、人気がある。あら、きれいなお嬢さん。残り時間 半分スティーヴ 皆より少し遅れている。少し雑になってる。ミシンでシャーリングを縫う・・・`少し雑´どころか、急いでいて大雑把。慎重さが全くない。リッチーやデブラもうまくいっていない。・身頃とスカートを繋いだら、ゴム入りのウエストを作る。ゴムを縫ってしまうと、均等にギャザーが入らなくなる。この工程がどういうことなのか理解できないが、難しい作業なのは伝わる。リッチー 指示書がよくわからないから 自己流で。あぁー、それはダメだ。理解できるまで読む時間/精神の余裕がないとはいえ、失敗の元。袖にゴムを通す・・・ブローガンは慣れた様子だが、戸惑う人も。リッチー ゴムを直接 縫い付けよう。あぁー、それはダメだ。でも、時間がないから進める。スティーヴ これまでで最悪の出来になりそう。嫌気が差している。逃げ出したいだろう。終了。サラ ブローガンの服が10着。笑 うまいね。=審査=マーニ作P いい生地。シャーリングは歪んでいるところもあるが、身頃としては問題ない。ん?少し評価が甘いか。初めてシャーリングしたのに、まずまずの出来…やはりマーニは、エズメが早くも「才能ある」と断言しただけあるな。(袖の)ギャザーがしっかり寄っている。左右均等で、ゴムの張りもいい。E ウエストのゴムもきれいにフィットしている。とてもいい出来。マン・イー作P シャーリングは、まっすぐできている。ギンガムチェック柄を選んだ甲斐があった。E ゴムを入れた袖ぐりが、ちゃんと縫えていない。P 時間が足りなくなってしまったんだろう。かわいくていいな。リッチー作P シャーリングの幅が不揃い。袖山のゴムもできていないし、全体的に・・・リ いまいち。E 大きなタックができている。生地はいい。指示どおりやっておらず、いいところもないから、生地を褒めるしかない と。アンジェラ作P ゴムの張りがいい。E 後ろのシャーリングは弛んでしまっているけど、全体的にいい出来。シャーリングの一部がうまくできていなくても、他の部分が良ければ大きく減点されない。この柄だと、中高年も着れそうだな。ジル作P シャーリング自体は悪くないが、前身頃の中央が弛んでしまっているのが惜しい。E これどうしたの?ウエストが・・・目立つミスね。これは減点されるね。アニー作P シャーリングは きれいにできている。だが 袖山にゴムをそのまま縫い付けたからただのフリルになってしまった。E ここ(ウエスト)は、ゴムを縫い込んでいる。ア なんとか仕上げたの。未完成にするよりは、指示と違うことをしてでも`ひとまず完成´させたかったのだね。ブローガン作P シャーリングは、間隔が均等でまっすぐ。高級店に並んでいてもおかしくない出来。E ウエストのゴムもきれいに入っている。期待どおりの腕前。力を存分に発揮できた。デブラ作E シャーリングとウエストバンドの間が、8センチくらい開いている。デ 印を間違えてしまって。P 色はいいが、そこは大きなミス。8センチは大きいね。クリスチャン作E 肩は…きれいにできている。P 前のシャーリングは完璧に等間隔というわけではないが、かなりいい出来。うまくまとめた。これなら上位だね。スティーヴ作酷い未完成。糸だらけ。作った本人がジョークを言って、審査員を笑わせる。生地の組み合わせもセンスない。どうしたの?!という感じだ。P 真ん中のシャーリングはまあまあだが、悪くないのはそこだけ。E 穴だらけでパズルみたい(笑)P これもいい経験だと思って、次に進もう。優しいね。 10位 スティーヴ E 未完成 9位 リッチー P 全体的に、苦戦した跡が見てとれた。 8位デブラ E シャーリングのない部分があった。 7位 アニー 6位 ジル 5位 マン・イー 4位 アンジェラ 3位 クリスチャン 2位 マーニ E シャーリングが初めてにしては、とても上手だった。予想どおり 1位 ブロ―ガン P 完璧だった* * *E ハンモックで、大人用の夏服を作ってほしい。必ずフリンジやロープマクラメも使うこと。他の生地は使わないで。制限時間は90分。審査員は退室する。● どのハンモックも2メートル以上の綿キャンバス。ハンモックの付属品や装飾(ロープ・フリンジ・紐を編んだマクラメ)も素材の一部。デブラ 扱いやすそう。しっかりしてる。逆に、硬くて苦労しないかな?ミシンで縫うのが大変だったり。アンジェラ 審査員が見るのは、布と飾りをどううまく組み合わせるか。課題の狙いを考えて取り組むのが大事。P ハンモックの生地は大きな長方形のキャンバス地だから、いろんなものが作りやすいはずだ。E 服のどこかに必ず飾りを使わないといけない。P 紐やマクラメは飾りとして使ってもいいし、肩ひもにしてもいい。飾りをそのまま使うのは、よくないね。E 服の一部に見えるのがいい。P 何より、ハンモックに見えないことが大事。創造性やデザイン性が楽しみ。マン・イー作P すばらしい。ロープや小さな木の装飾を、とてもうまく活かしている。後ろのデザインもドラマティック。E できれば、マクラメを前にも付けてほしかった。胸から腰にかけての露出度が高い!ブローガン作P 縦横の縞模様をうまく組み合わせている。E 左右の縞も合っている。スカートを ハンモックのひもできれいに編み上げている。とてもいい出来。かっこいいね。ストライプを上手に使っている。アニー作P この飾りはない方がいい。E 同感。おしゃれなのに、台無し。これでは胸が収まらないだろう!ジル作E 裾にフリンジが付いている。P これもない方がいい。そうかなぁ。私は付いている方が断然いいと思う。スティーヴ作P トップスはイマイチ。左右のしまが合っていないし、向きもズレている。後ろの作りはいいが…。E 前面は、適当に作った感じ。これでは全く挽回できず・・・。デブラ作P 形がいい。紐で片側にうまくギャザーを寄せている。E レースの配置もいい。レースが気に入られてよかったね。こういう装飾は、何と言われるかわからない。クリスチャン作E ジャケットを作るとはね。あら、前のファスナーとテープの色が合っている。P とてもよく考えて作ってある。フリンジ付きの袖も目を引くし、このラインもいい。ハンモックだったとは 思えないな。他の人と違う/予想外 ということで受けがいい。配色がいい。リッチー作E これ、好き!マクラメがいい。P いいね。でも、穴の開いたパーツは要らないな。仕上がりをよく考えれば、もっときれいにできただろうに。マクラメの活用はうまくいったが、全体の形がイマイチに見える。マーニ作P 黒が強すぎて、あまり夏らしくないな。かっこよく作り変えたと思うが、黒い紐が夏らしさを打ち消してしまった。白い紐ならよかったのかな?アンジェラ作E マクラメの使い方が見事。このタックが、裾にきれいな形を作っている。P 細かい工夫がいいね。大きなボタンを前と後ろに付けている点もうまい。青緑と白が夏らしい。舞台衣装のような感じ。
2023年11月09日
作り変える課題(transformation)審査員は、どれが誰の作品か知らない。=審査=マーニ作P すばらしい。立体的で、シック。E 小さいリボンは好きじゃない。ない方がシックだわ。かっこいい。立体感が目に留まるわ。高級店に売っている感じ。黒いプリーツを存分に活かしている。私は、小さなリボンは悪くないと思う。いいアクセントになっている。長すぎるとは思うが。これがなければ、シックというより寂しい感じになるのでは?好みの違いだな。マン・イー作P シンプルだが印象的。上手にまとめているね。E プリーツで胸の形を作っていて、うまい。三色使いがきれい・おもしろい。でも、右胸部分の赤いプリーツは、膨らんでいない方がスッキリしていいと思う。スティーヴ👨作E 色がいいし、脇が開いているのも好き。P 際どいな。色の組み合わせはきれいだけど、脇が開いているのは変だしイヤだわ。胸がチラ見え。画面越しでも、縫製が雑に見える。チチ作P ミニドレス。面ファスナーで留めてあるが、これでは開きが短すぎて、脱ぎ着が大変だ。赤と黒の組み合わせがカッコいいけど、これも縫製が雑だろう。スカートの一部がポコッと膨らんでいるのも目につく。クリスチャン👨作P Vネックのブラウス。プリーツの使い方に工夫がある。E 色の配置がステキね。ファスナーが少し曲がっている色の組み合わせが大人っぽくていいが、ファスナーの上部分がきれいに処理されていない。ブローガン作E 実によく考えて作ってある。すばらしい。P いい工夫が散りばめられている。プリーツを、身頃には縦使い・肩ひもには横使いしている。テープも縦と横に付けてバランスが絶妙。これをプリーツスカートと2枚のゼッケンから作ったとは、とても思えない。お見事。三色の組み合わせがさわやか・かわいい。明るくていいね。ゼッケンで作ったスカートも違和感ない。ブローガンらしい感じがする。アニー作E 端が処理できていない。P この部分は何だろう。酷いな。服と言えない代物。アンジェラ作P 色の組み合わせがいい。バランスも、フィット感もいい。野暮ったい感じもするが、頑張った感ある。リッチー👨作E ショートパンツにしたのは、賢いと思う。この白い物は何?P なぜここに白を(笑)凄く変わっているね。作ったリッチーも苦笑するかと思いきや、悲しそうな表情。ジル作E 全て左右対称。P 形がきれい。考え抜いて作ったんだろう。とてもいい作品。デザインはカッコいいけど、袖の端が未処理で、切りっぱなしのままだぞ!デブラ作E これ、いいわ!このプリーツには、遊び心がある。P プリーツがまるで、さざ波のように見える工夫を施している。それで、手の込んだ印象を与える。実に巧みで、感心した。E 本当に。プリーツをそのまま使わず、手を加えたのが功を奏した。きれい。どうやったのか見たかったな。=結果=11位 アニー 10位 リッチー 9位 クリスチャン 8位 チチ 7位 スティーヴ 6位 ジル5位 アンジェラ 4位 マン・イー 3位 マーニ 2位 デブラ E スモッキングの模様がすてき。気が利いていて、形も洗練されている。1位 ブローガン P よく工夫されている。上手に縫えていてすばらしい。本人が着て似合いそうだ。着用しているミニスカートも似合っている。まだ20代のようだな。* * *スポーツウィーク最後の課題は「好きなアスリートをイメージしたジャケット」モデルに合わせて服を作る。制限時間は5時間。P スポーツ着に求められるのは、機能性と体の動きを妨げないこと。だから、ストレッチ素材を使ってほしい。扱いにくいけど。重要なのは、選んだ選手のことがその作品から感じられること。アンジェラは、ポケットの袋布にバラ柄を選択。「ランカシャーのバラ」は、好きなクリケット選手の出身地と関係あるらしい。ブローガン イギリス選手団の色に、ピンクを足す。スキューバ風の生地だからかなり伸びがいいの。着ているTシャツもマニキュアも、生地と同じピンク。彼女のイメージにピッタリの色。使用ピースが多いマン・イー。P 大胆な幾何学模様だね。大変でも挑戦しようと思って。彼女は向上心が強いようだし、自信もあるようだ。できることだけするのに満足しない感じ。クライミングウォールみたいなデザインにした。クライミングウォールとは、よじ登るための突起のある人口壁・イギリス発祥 だそうだ。チチは、レースで作った袖を片側だけに付ける。斬新なデザイン。P おもしろそうだね。E ええ。うまくいけばアイディアが評価されそうだが…奇抜すぎないか?マン・イー あえて難しい道を選んだ…リスクを取った分、報われたい。彼女は、頭のいい人に見える。この挑戦心で、やればできる・何でもこなせる感じがする。リッチー 飛び板とプールと壁。飛び込み競技のプールを、真上から見た画だね。彼(好きな飛び込み選手)は編み物好き。だからニットの袖口と襟にする。選手と関係することを取り入れるのも大事。残り30分リッチーの作品を司会のサラが着て、サイズがちょうどいい・・・これはまずい。😞スティーヴ このミシン、苦手だな・・・最悪。ロックミシンで穴を開けた。これは直せない。やってしまった。=審査=ブローガン作P まさにイギリス選手団のトレーニングウエアのよう。山型の切り替えがほぼパーフェクト。縫い目が完璧にまっすぐ平ら。デザインのポイントをきちんと押さえている。E フィット感がいい。袖は少し短めだけど、肩はきれい。上出来。P カッコいいジャケット。お見事。配色がいい。ピンク色がかわいらしい。山型のデザインが目を引く。着たいと思わせる。アニー作P 曲線的なパーツをうまくつないだね。フィット感がすばらしい。カーブ部分も巧く縫い合わせている。E ここ(胸元のあたり)がずれていて惜しい。左右の緑の生地・・・全くずれているように見えないのだが。(ブローガンのピンクの山型の方が、明らかにずれていた)腕を上げると、ここも(緑の生地が)合っていない。でも、いい出来。かなりずれている。 配色は、センスいいなと思う。デブラ作P パイピングがいいね。E フィット感も良さそう。でも、ファスナーが不均等。よく見るとそうだね。 真っ白が眩しい。緑のパイピングが特徴的。アンジェラ作P ポケットから さりげなくのぞく赤いバラがいい。E とてもインパクトあるデザインだし、きれいに縫えている。ただし、ここ(首元のステッチ)はイマイチ。白い糸なら目立たなかった。P ここさえなければ(うまく縫えていれば)言うことなしだった。確かに、雑に縫っている。白い糸にすればよかったのに!ジル作P シンプルだがとても印象的。非常によく縫えている。E パイピングが完璧。もう一つ驚いたのは、裏地を柄合わせしてあること。P フィット感もいい。袖もピッタリだし、ウエストもいい。裏地がカッコいいね。マン・イー作E クライミングウォールから着想を得たもの。多くのピースをとても上手に組み合わせたわね。あなたはとても正確に縫える。P フィット感もいい。上出来。クライミングという競技を感じられる一着。優しいトーンできれい・かわいい。メッシュ生地を取り入れて、変化をつけているのもいいな。ピースが多くても正確に縫える技術。クライミングの表現にも成功。スティーヴ作P グラフィックプリントで80年代を表現しているが、全く古くささは感じない。フィット感もいい。着こなせる人は、あまりいないだろうデザイン。柄生地を透けるようにして、ひと手間かけている。残念ながら、穴がある。ロックミシンだね。ス 空気抵抗が減るかなって。P そんなわけない。少し「減らず口を叩くなよ」って感じの表情だった!チチ作P とても印象的だし、フロー・ジョーらしさもスルヤ・ボナリーらしさも感じられる。そうかなぁ・・・E 色と素材の組み合わせは好き。ただし、縫製がいまひとつ。このアップリケも。P 片袖にしたのはおもしろいし、レースにしたのも洒落ている。だが、袖のない方は袖ぐりが伸びてしまった。背中にタックができているし、後ろは雑な印象。E 少し難しすぎたのかも。それ。アイディア実現の難易度が高すぎた。パトリックは片袖に好意的だが、私は「そんな奇異なものを作ることないのに」と思った。もう少し手堅く考えればよかったのでは。マーニ作P ミリタリー風でカッコいい。生地の選択も色の組み合わせもすばらしい。E よくフィットしている。この紐もとてもいい。服の色とよく合っている。袖のマチもきれい。あら!ここ(首元)にもマチが。よく考えたわね。P いくつもの細部が目を引く。お見事。マチを3カ所・フードも作って時間内にきちんと仕上げた・・・驚異的。自分で型紙を引いたのだろうから、更に凄い。でも私は、このカーキ色よりもっといい色があると思った。クリスチャン作E 色と素材が好き。白とグレーの切り替えが、とてもスポーティー。P 非常にモダンで、飛び込み競技の雰囲気もよく出ている。フィット感もいい。ファスナーもいいが、ここ(首元)は少し雑。飛び込み選手を思い描いただけあって、夏っぽい。リッチー作E ファスナーの飾りがすてき。とても残念なのは、袖が短いこと。身頃も肩幅が合っておらず、きつすぎる。リ 少し詰めすぎました。E 少しかしら?どう見てもだいぶ小さい!キツキツ。P アイデアはすばらしい。縫製もなかなかのものだが、フィットしていないのは大問題。丈も短いし、全体が小さい!デザインは悪くないのにな。=結果=優秀作品は、マーニのジャケット。私は、マン・イー作が選ばれると予想したが。脱落するのはチチ。リッチーが落ちると思ったが・・・サイズで失敗しても、縫製は良かったことで残れた。チチの敗因は、片袖にしたことだと思う。E ソーイングの才能を生まれ持つ人がいる。マーニこそ、そうだと思う。前シーズンの優勝者 セリーナのことも、そう言っていたと思う。マーニは優勝候補だな。マーニ 確かに必死にやったけど、選ばれるとは思わなかった。自分を追い込んで努力するのが大事。優秀作品に選ばれると、自信がつくね。結果は後からついてくる か。先週は幾人か自信なさそうだったが、だんだん力強くなってきた感じ。雰囲気に慣れてきたのだろう。
2023年10月31日
一人減って11人。課題は「ハイカットスニーカー」番組初の靴!・・・ソーイングなのか疑問だな。指示書に「High Top Trainer」と書いてある。ちょっと検索してみたら「sneakers」はアメリカ英語 「trainers」はイギリス英語。アメリカでtrainerといったら、調教師のこと とあった。制限時間は4時間。●ハイカットスニーカーは20世紀初め、バスケットボール選手のために作られた。アニー メインはキャンバス地にする。丈夫で張りがあるから。ローラースケートもする・・・健康的でいいね。●丈夫で、破れにくい生地を選ぶ必要がある。生地選び、大事!作るものに適切な生地を選べるかどうか。P ハトメを28個も打つ。正しい位置に穴を開けて、一つ一つきれいに付けないといけない。ハトメ…力がいる作業で、難しい印象がある。特に女性には厄介だと思う。マン・イー 今回は、シャツやドレスと全く違う。いつものやり方は、通用しない。服ではないからね。●スティーブ👨は、100キロを走るウルトラマラソンのランナー。コーチもしている。体力・持久力があるってことね。ソーイングにも大いに役立つ。●アンジェラには、小さな孫が5人。孫に作ってあげたい。幸せね。マン・イー 楽しい。最初は(この課題に)驚いたけど、作ったことがあるものじゃつまらないから。おぉ、挑戦心ある。腕に自信もあるってことだな。友達とのボルダリングが趣味。こちらもスポーツ好き。インドアとアウトドア どちらも楽しむ・・・いいな。●ジルがソーイングを始めたのは祖母の影響。自分の服は全部手作りし、家族の分まで作ってた。お金をかけず工夫して。そんな祖母を尊敬しているのだろうな。●リッチ👨がよく作るのは、ボウタイ。50本以上 縫っている。お洒落が楽しめるね。P ツイードにしたのか。ツイードのスニーカーがあるのかな?リ 僕、持ってました。生地に難色を示すパトリック。仕上がりが心配だなぁ。マン・イー あまりきれいにできていないけど、パトリックとエズメが一番嫌うのは未完成。だから、時間配分に気をつけて、どんどん進めなければ。●ブローガンは中学校の先生。(国語の先生のようだ)スポーツは「しない」 彼女は完全にインドア派らしい。サラがおやつに と、オレンジを切ったものを配る・・・初めてだな、こういうこと。●動物病院を経営するマーニ。夫とは、国防義勇軍で知り合った。こ、国防義勇軍にいた!?なんとなく、独身のキャリアウーマンだと思っていたが、違ったわ。やはり、ハトメ打ちで苦労する人が少なくない。完成したアッパーを、手縫いでソールに付ける…最後の山場。時間が迫る中、手縫いはきつい。=審査=アニー作P 遠くから見ても、君のだとわかる。色の組み合わせがいい。つま先のステッチが、とてもきれい。E うまいと思うのは、模様の配置。よく考えて作ってある。かわいいね。おしゃれ。クリスチャン作E 生地の選択がいい。でも、つま先に弛みがある。紫の紐が印象的。チチ作P ハトメがきれいに並んでいない。それに、ソールに縫い付けた時、しっかり糸を引かなかったね。荒が目立つ。スティーヴ作P 染め模様のある生地と、デニムの組み合わせがとてもいい。E 同感。色の組み合わせが好きだわ。あら、ここがちゃんと縫えていない。若者向けの雑誌に載っていそうなスニーカー。マン・イ―作E 色も柄もいい組み合わせ。ステッチがとてもきれい。上出来。P どこから見ても、全く粗がない。つま先のステッチも美しい。ハトメも等間隔に、きちんと付いている。高評価。茶色の生地に水色の紐を合わせるセンスも印象的。楽しんで、褒められる良いものを作れた。デブラ作P 目立つように赤い糸を使ったのは、とてもいい。でも、ハトメがキスしている。よくわからないが、ハトメ付けがうまくいかなかった。ブローガン作E 赤い紐がいい。あなたに似合いそうね。P コーデュロイにしたのも、気が利いている。つま先の中心が、ややズレている。彼女が白い生地を選んだのが、意外だな。ジル作P 間に合わなかったね。E 色はいい。黒の紐と黒のソール。ピンクがポイントになっている。P ハトメの位置は悪くないが、ベロが正しく付いていない。ジル また作ります。できるって証明したい。気が強い。納得したいのだね。リッチー作E つま先とかかと、さらに裏地も花柄にしたのがいい。とてもよく考えられている。ただし、前の位置がズレているのが残念。P 前がズレている以外は、悪くない。パトリックが難色を示したツイード生地だが、言及なし。(あったけれどカットされたか?)マーニ作P メリハリのある生地の組み合わせが、とてもいいね。ハトメ付けもなかなかのものだし、本体とソールを縫い付ける技術がすばらしい。E やや曲がっている。P とても惜しい。あとは全て一級品の仕上がり。高評価。手縫いが得意のようだ。アンジェラ作P バラバラ…手こずったね。ア 今思えば、全体を組み立ててからハトメ付けに戻ればよかった。ん?・・・全体を組み立てた後に、ハトメ付けできるのかな?うまくいかないのでは?=結果=11位 アンジェラ 10位 ジル 9位 チチ 8位 クリスチャン 7位 ブローガン 6位 デブラ 5位 スティーヴ 4位 リッチー 3位 マーニ 2位 アニー 1位 マン・イー E 色・縫製・ハトメ付けもすばらしかった。アンジェラ 孫にスニーカーを作りたい。ハトメは息子に頼むわ。結果は散々だったが、意外にも懲りない。* * *次は作り変える課題・transformation。E ネットボールのユニフォームを使って、すてきな普段着を作ってほしい。必ずどこかにプリーツを使うこと。制限時間は1時間半。審査員は退室する。●材料は プリーツスカート・スポーツ用トップス・ゼッケンE 想像力豊かに、プリーツを使いこなしてほしい。スポーツウエアに見えない服がいい。P ネットボールっぽさが残っていたらダメだね。全く違う服にする…それが腕の見せ所。ネットボール??初耳なので調べたら「イギリスで誕生した、バスケットボールを元にした女性向けスポーツ」とのこと。クリスチャン👨 ルーマニアでもネットボールは行われていると思うが、僕はスポーツ番組を見ない。オリンピック以外は。オリンピックのファンなのか。●18歳の時、両親がソーイング好きの彼にミシンをプレゼントしてくれた。●チチは6歳の頃、大叔母からソーイングを教わった。私が初めて縫ったのは、確か…ピンクッション。大叔母が褒めてくれた。嬉しいよね、褒められると。やる気が増す。●デブラは、朝6時半からジムでフィットネスバイクを漕ぐ。朝6時半!時間活用していて偉い。根性あるなぁ。彼女の着ている花柄のシャツ、いいな。残り30分・・・キュロットからパンツに変更したリッチーが迷走(*_*)ここを開けて、用を足すんだ。サラ 男性向け?いや、ユニセックスだよ。わけのわからない白い布を縫い付け始めた。何それ?!アンジェラ、ブローガン、マーニは「エズメが好きなリボン」を付け、少しでも評価が上がることを期待。創意工夫で審査員を唸らせるのは誰だ?リッチーが酷評されそう・・・。
2023年10月25日
部屋着を、夜の華やかな外出着に作り変える(transformation)審査員は、誰が誰の作品か知らない。=審査=マン・イー作E フリンジがとてもいい。(胸部分に)紐を通したのもいい。P (フリンジが)2色なのが効果的。STUDIO54(ニューヨークの伝説的ディスコ)っぽいね。フリンジのついた袖が特徴的。ディスコ!って感じがする。ブローガン作P ドラマティックだね。光るテープが夜にぴったり。いい出来。ピンクと水色がかわいいし、装飾のある肩のリボンも目を引く。チチ作E 背中が丸出し。P 大胆な背中・個性的な袖。夜の外出にも向いている。夜にしては、ペールトーン。アニー作E 色の組み合わせが好き。飾りもとてもいい。P 今風で、実にうまく作っている。今風…かな?アンジェラ作P エリザベス朝の夜会服か、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の衣装みたい。少しコスチュームっぽい。E 後ろを見て。この裾は要らないわ。確かに昔の服っぽい。前後の裾に付けたグレイの布!余計!センス悪い。アンジェラ、この前の課題では1位だったのに。(*_*) 作り変えるのが苦手か。リッチー👨作E タックはとてもいい。でも、フリンジがコスチュームっぽい。わけのわからないフリンジだな。スティーヴ👨作P かなりスポーティーな印象。E 着ていくなら、ティーパーティー?えーっ!場違いでしょう!ひんしゅく買う。P テニスクラブの集まり。そう。 夜の感じゼロ!デブラ作E キラキラが目立たない。どこがキラキラしているの?わからない。これも酷いな・・・ジル作P 上品だが、夜遊びっぽくない。装飾もないしね。 彼女は左手だけで裁縫する…考えられないのだが。ミッチ👨作E 夜の外出着ではない。P スポーティーな感じ。縁取りがうまく縫えていない。酷いな。クリスチャン👨作P 80年代のディスコっぽい。頑張った感ある。マーニ作P これも80年代風。印象的な形だね。とても洒落ている。E 袖を2枚重ねてこの形を作っている。うまい。P 非常によく作れている。元がパーカーとジョギングパンツとは思えない。夜の外出着には、全く見えないのだが。=順位=12位 ミッチ 11位 アンジェラ P 裾をなびかせて踊る? ← まさに皮肉!10位 デブラ 9位 リッチー 8位 スティーヴ 7位 ジル 6位 チチ 5位 クリスチャン 4位 ブローガン 3位 アニー 2位 マン・イー1位 マーニP 細かい部分まで秀逸。80年代のパワーがある。え~、マン・イー作の方がいいと思うが・・・マーニ作、そんなに絶賛されるほどすてきに思えない。でも…プロが見てよくできているってことなのだな。最下位2連続のミッチが、脱落する予感。次の課題でどういうものを作るか・・・注目。* * *次は、モデルに合わせて作る。サラ どんな席にも着ていける、着回しのきく服「ラップドレス」。制限時間は5時間。マン・イー モデルに合わせて作るのは初めて。えーっ!まさかの発言に驚く。この番組に出る人が?!全く経験がないと、コツがわからないでしょう。●70年代にダイアン・フォン・ファステンバーグ(デザイナー)が広めたラップドレス。イブニングドレス×バスローブはラップドレス。なぜこれを課題に?P ラップドレスはそれぞれの個性を表現できる服だから。ミニ丈 膝下丈 ロング/短い袖 カフス付き パフスリーブ・・・デザインを色々と工夫できる。E 大事なのは、バストのフィット感。胸の中心に合わせる。ブカブカだと見えてしまう。デザイン力と技術力を試されるね。ミッチ 参考にしたのは、アバのコピーバンドで婚約者が着てたドレス。短い着物風でラインが入ってた。「ABBA」大好きなミッチから、またABBAという単語が出てきたので、失笑するパトリック。P この課題をどう思う?ぴったりな曲は「SOS」。でも、なんとか「Gimme! Gimme! Gimme!」挽回のチャンスをつかみたい。またABBA! 確かに、彼の状況に合う曲名。うまいな。おもしろい柄の生地・・・どんな仕上がりになるか楽しみ。一発逆転のかかった一着。デブラ 大好きなデザイナーはアーデム。彼のロマンチックな白と黒の花模様の服を、私なりにアレンジしてデザインを考えたの。黒い縁取りが特徴的・・・審査員が気に入るかどうか。P すてきなプリントだね。何か参考にしたものが?アニー ガーナ出身の祖母。いつもカラフルなプリントの服を着ている。ソーイングを教えてくれた人。これ生地も見栄えする。どんなドレスになるか楽しみ。リッチー ラップドレスの原型を遡っていくと、着物だと思った。着物を意識したデザイン。ロックダウン中、友達に昔の服やコルセットを作った。僕は歴史好きで。E 私は下着を集めているの。これに似たのもある。へぇ~、アンティークの下着ってこと?エズメのそんな趣味、初めて聞いた。●チチは、前の課題同様、背中が大きく開いたドレスにする。派手なアニマル柄が好きなの。そういう人、以前のシーズンにもいたな。ジル キャサリン妃のドレスを参考に作る。七分の袖で上品に。ブローガン 私のは、身頃のひだ飾りが特徴。大好きなの。彼女の高い声、日本で言う`アニメ声´か?綿の黒ギンガムチェック生地とひだ飾り・・・かわいらしい感じ。マン・イー 生地はオーガンザ。P これは…完全に透けているし、かなり薄い。初回なのに、非常に縫いにくい生地を選んだね。●下に着るスリップも作る。P 自信ある?マ NO!あらら 笑 でも、勢いで作るのか!挑戦心あるな。E 目を引くものになるかも。うまくいけば、一着だけオーガンザということで、際立つはず。残り時間 半分マン・イー 薄くて、速く縫えない。傷をつけたくない。そりゃ、難しいよね。繊細な生地だから。チチ 混乱している。後ろがブカブカ。前は緩い。フィット感に手こずる。スティーヴ イメージは、ウェス・アンダーソンの映画。大ファン。独自の色使いがすばらしい。●映画「グランド・ブダペスト・ホテル」などの洗練された色彩を、麻のドレスで再現する。麻の生地を使うというのも、おもしろいな。人は映画から、色々な影響を受ける。チチ サイズ調整。ストレス溜まる。まだうまくフィットさせられない。スティーブ まだ袖。時間内に完成させられるかどうか。未完成はまずいよ。●2人以外は服を組み立て、細かい作業へ進む。脱落候補のミッチは順調。クリスチャンのモデル すてきな形だわ。サラ プロのモデルに褒められた!凄いわね。ん!この番組に出てくるモデルは、セミプロかな…と思っていたが。(番組が始まってしばらくは、素人がモデルを務めていた印象)鼻歌を歌うアンジェラ・・・余裕だな。「糸が巻けない」と焦るチチを助けるアンジェラ。残り10分チチ ようやくやり方がわかった。糸の巻き方を知らなかったようだ。(~_~)マン・イー ゴムが引っ掛かっている。ミッチ メチャクチャだから解いている。デブラ ソーイング歴は長いけど、自信ない。スティーブ 裾をやらなきゃ。終わるかな。マン・イー うわ!裾がずれた。ちゃんと縫えてるかしら。チチ 裾をちゃんと縫う時間がない。笑顔でいないと泣いちゃうわ。皆、混乱している。残り1分でも、まだ縫ったりアイロンかけたりする人も。* * *スティーブ 完成しなかった。あらら、袖に待ち針が!ミッチ 短すぎる。モデル oh,sexy.肯定的な言葉が優しいな。ミ 裾を切り過ぎた。でも、審査員に指摘されたら「わざと」って言い張る。この短さだと、嘘バレバレだろう。デブラ 華やかさが足りないかも。勝ち残れると思う?モデル そう願うわ。デ そうよね!そう信じましょう!モデルだって、自分が着る服を合格させたい。=審査=アニー作P ソーイングルームに、ガーナの風を吹かせたね。とても色鮮やか。バストのフィット感もすばらしいE ひだ飾りに時間がかかったでしょう?おばあ様の話も、ドレスもすてき。すてき。ひだ飾りのついた、アシンメトリーのスカートが美しい。縦長カーペットと多くの柱でランウェイを作り、ファッションショーのように演出している!今まで、こういうことはしていなかった。番組の予算が増したか。ソーイング上手な母・祖母の話は受けがいい。話して損なし。アンジェラ作P 瑞々しいグリーンが実に美しい。ベルトの両端が見事に揃っている。上出来!これもすてき。爽やかね。新緑にふわっと風が通るイメージ。ブローガン作E 胸もフィットしているし、ひだ飾りもきれい。あなたらしいドレス。自分でも着たい?ブ もちろん!かわいい。着てみたいと思う。クリーム色のリボンを合わせたのがいい。パフスリーブもフリルもすてき。自分が着たい!と思えるものが作れると、幸せね。リッチー作P 着物の雰囲気がよく出ていて、大きな袖が洒落ている。楽しくて粋。お見事。生地(パステルカラーの抽象柄)も、いい選択だったのでは。マーニ作E まずステッチの確認を…とても上手に縫えている。これは無地で、スカートが少しタイトな形・・・スッとしていてかっこいい。すてき。ミッチ作P 片側の裾は、あえてここまで短くした?ミ はい。セクシーにしたかったし、ちゃんと隠れてる。P 本当? ギリギリ、辛うじてね。短すぎるから、違和感をもつよね。E もっとしっかり身頃を重ねないと。これじゃあ歩くと、見えそうになるわ。でも、アバの衣装はセクシーでしょう?またー!しつこいと嫌がられるぞ。指摘を受けても動ぜず、おまけに口が達者ね。E じゃあ聞くけど、モデルに着せて「チラ見せさせよう」と思ったの?さすがエズメ・・・簡単に同意せず、軽く微笑んで追及よ!いや、そういうわけでは…もう言い返せない。P かなり短いが、目を引くドレス。バストのフィット感がとてもいい。美しく大胆な服で良い出来。いやぁ…誰が見ても裾が短すぎるから、上出来とは言えないと思う。モデルに「これ着て出かけたい」と言われて、泣きそうになった。裾丈を間違えたミッチを励ます、優しいモデル。ジル作P すばらしい。キャサリン妃が着て、優雅に歩くところが目に浮かぶ。とてもエレガント。フィット感も完璧に近い。モデルにも似合っている。君は、すばらしい服を縫い上げた。大絶賛!確かにキャサリン妃が着ている姿が想像できるし、モデルの雰囲気に合っていると思った。上品。大人の女性にピッタリ。高級店で売っていそうなドレス。マン・イー作E かなり大変だったでしょう?オーガンザは、簡単に縫えない。P だが、うまく扱って立体的なシルエットを作り上げている。これには驚いた。お見事。これもラップドレスか・・・。きれいな生地だなぁ。幻想的な感じ。パフスリーブがいい。他の作品とは一線を画す=独創性がある。モデルに合わせて作ったことがない/オーガンザは難しい生地/案の定 縫うのに苦労し焦っていた だから「うまくいかないのでは」と思ったが、予想外にいい出来。若いけど実力者か?笑顔がかわいな。デブラ作P もっと胸を張っていい。水彩画を思わせる繊細なプリント生地に、真っ黒のテープを組み合わせていて、とてもインパクトがある。E テープを付ける時、生地を伸ばしがちだけど、うまくいっている。P 袖の長さも完璧。ウエストの位置も正しい。すばらしい。これにも気品を感じる。黒い縁取りがどう評価されるかな と思っていたが、褒められた。私は「黒は強すぎる。紺の方がいい」と思うのだが…プロが見て「黒だからいい」のかな。クリスチャン作E この柄にひだ飾りを合わせたのがいい。よく似合う。上出来。確かにモデルに似合っている。(スラッとした美人でないと、これは着こなせない!この柄は、人を選ぶわ)チチ作P 遠目には、きれい。フィットしている。問題は仕上がり。裾が雑だし、ウエストの紐にアイロンがかかっていない。E 後ろがブカブカ。袖も三つ折りになっていない。パトリックは「フィットしている」と言ったが、肝心なところが失敗しているじゃん!!生地は、光沢あってきれい。スティーヴ作P ウェス・アンダーソンの色使いを見事に取り入れたね。残念ながら、未完成。E お尻がちょっときつい。3色使いがきれい。映画や舞台芸能の衣装みたい。未完成=かなりマイナス評価。デブラ みんな実力がある 私よりずっと。感心した。どれも実に独創的で、刺激を受けた。アニー あんなに褒めてもらえるなんて。祖母を思って涙が出た。二人はうまくいってよかったね。脱落の心配なし。サラが課題について`どんな席にも着ていける着回しのきく服´と言っていたが、全くそれに沿わない服もあった。=結果=優秀作品は、デブラのラップドレス。P 上品でとてもモダン。Eとサラ 私も着たい。そう言われるものを作れたら、大成功だね。凄く嬉しい言葉。残念ながら、ミッチ脱落。連続して最下位だった上に、ドレスで挽回できず。P ドレスは良かったが、間違いがあった。目標が高すぎたのだろう。裾が短すぎて、明らかに失敗作だったと思うが。誰かを不合格にする際「目標が高すぎたのだろう」は、うまい言い方だなぁ。「技術不足」とハッキリ言うより柔らかい表現を使っているな と感心した。物は言いよう だわ。E すばらしいグループ。すぐに打ち解けて助け合っている。雰囲気は大事だね。P 腕に自信をもっていない人が多い。昨日のマーニ、今日のデブラとジルもそう。これを機に、胸を張ってほしい。才能があるんだから。これまでの放送を見てきて「こんなに凄い人達がいる・・・自分はまだまだだわ」と思っているのだろう。デブラ 優秀作品に選ばれて、凄く嬉しい。これからは、もう少し自分のことを信じてみる。作り変える課題では振るわなかったから、なおさら嬉しいだろう。歴史オタクのリッチーはコルセットも作るというから、他の人にはない知識・技術をもっているかも。エズメの服装がすてき。彼女は大振りのアクセサリーが好きだとわかる。(重くないのか?)来週は「スニーカー作り」!衝撃課題よ。いやぁ…難しすぎるでしょう!ソーイング?
2023年10月17日
意外と早く(日本語版)シーズン 6が放送。ありがとう!NHK。司会が変わった。(シャツがかわいい)ジョーがいなくなり寂しいな。審査員は引き続き、パトリックとエズメ。双方、時間の経過なりに年をとっているな。パトリックは相変わらず体型維持しダンディ、エズメは特徴的なファッションを楽しむオシャレさんだが。パトリック(以下P)昨年は、ミシンが飛ぶように売れた。ソーイングを始める若い男性が多い。パンデミックの影響だね。会場はロンドンからヨークシャーの元ウール工場に移り、出場者は12名。・出される課題は毎回3つ。正確さ・独創性・サイズ合わせの腕が試される。新しいソーイングルーム・・・すてきな感じでワクワクするね。デブラとアンジェラジルの着ている服、お洒落だな。自分で作ったものだろう。サラ 初回の課題に共通するテーマは「着回しのきく服」。制限時間は2時間45分。エズメ(以下E)型紙の課題は「ミニスカート」ポケット2つに、装飾のテープを付ける。かわいい。P 新しい会場に敬意を表して、ヨークシャーのウールを使う。なるほど。いいアイディアだわ。副音声だと、ブロ―ガンの声が高い。P イギリスの最高の織物を称えたく、この課題にした。それに、この生地はスカートにぴったりだから。E とてもアイロンがかけやすいの。サラ じゃあ、扱いやすい?E そのとおり。P だが、ポケットに装飾のパイピングを施すのが意外と難しい。E パイピングは均等に。2つのポケットは左右対称に付けること。P ファスナーは表に見えるもので、正しい位置に平らに付けること。最初だから扱いやすい生地。だけど、基礎技術の有無がわかる課題ってことか。デブラ・・・紫の生地にオレンジのパイピング。おもしろいね。反対色に近い組み合わせで、メリハリある。着ている服も紫だから、好きな色なのかな。「医療関係の会社で、個人秘書をしている。地味な職場で、クジャクのように着飾ってるの」孔雀(笑)いいね。楽しそう。周囲に迷惑でないなら、華やかにしたっていい。P 指示書を読んだ?デ はい。P 最後まで?デ あら、嘘をつくと一瞬で見破られちゃう。最初のページだけ。残りも全部、これから読む。気持ちが焦って、早く生地の裁断を始めたくて。最初だから、興奮気味ってのもあるかな。 ミッチ👨よし。とりあえず全部切っちゃえば、気持ちが楽になるはず。私は残念ながら裁縫しないけれど、共感。・劇場支配人のミッチ。家族は、婚約者と男児二人。ソーイングは、ロックダウン中に始めた。婚約者の影響で、かつてはバンド活動も。「婚約者は、元妻の友人」あら、まあ。子どもが二人いても、まだ結婚していない。おもしろい柄のシャツを着ている。体が大きいから似合っている感じだ。・テープは自分で作っても、既成品(棚にあるもの)を使ってもよい。アンジェラは手作りする。・保健室の先生。休日には孫(五人)の世話をする。「ウールは何度も縫ったことある。看護学生時代、服は全部縫ってたから。あれからちょうど45年になる」ソーイング歴が長い。大ベテラン。・スティーブ👨はランニングコーチ。恋人と暮らす。サッカーの試合が見られないロックダウン中に、ソーイングを始めた。パイピングを失敗。「初めてのことばかりで…表に見えるファスナーも」えーっ!この番組に出る人が、ウール生地もパイピングも、表に出るファスナーも未経験なの?!アニーは32歳。一緒に暮らすのは、恋人と実家家族。・アニーはアパレルショップのバイヤー。水晶を集めている。(作業机の上に置いている)「エネルギーを浄化してくれるの」精神世界に興味あるみたい。彼女の着ている服も面白い柄だな。似合っている。マーニは獣医。「私は、めんどくさい完璧主義者」「オートクチュールが似合うおしゃれな人に憧れてるし、本当にそうなりたい。でも現実は中年の獣医で、人生のほとんどを犬のお尻を見て過ごしてる」立派なキャリアウーマンの哀愁?笑った。サラ ロックダウンでペットが増えて忙しい?マ 犬が増えた。特にコッカプー。コッカプー?どんな犬だろう思って検索したら、まあ!ぬいぐるみみたい。ブロ―ガンは教師。(意外!どんな学校で何を担当しているの?)婚約者と愛犬と暮らす。「私が縫うのは、女性らしい服」確かに…着ている服もフェミニン。(手作りするのが難しそうな服。実力者か?!)ミッチが困っている!「ミシンの針が動かない。まずいなぁ」「糸が絡まって動かない」「ミシンと糸が言うことを聞かなくて、先に進めない」残り30分を切ったのに。気の毒だ。整備不良だったのか?最後までミシンが不調という不運。=審 査=マーニ作P いい生地だね。生地を、黒のパイピングテープが引き立てている。どこもとてもきれいに仕上がっているし、ポケットも きっちり左右対称。E ファスナーがとてもきれい。見返しも上手。よく縫えている。上品な感じだね。デブラ作P オレンジのパイピングが、パッと目に飛び込んでくる。とても正確に縫えている。上出来。紫とオレンジの配色が目を引くね。ブローガン作E 見返しが正しく縫えていて、ステッチもきれい。感心した。生地もパイピングもモスグリーンで統一。意外と手堅い選択をした。アンジェラ作P どこを見ても美しく仕上がっている。唸るほど見事な出来。E パイピングテープを手作りして、見返しも同じ生地にしたのね。色の組み合わせがすてき。実に上出来。コバルトブルーが眩しい。テープを作ったことで、かなり加点されるね!ミッチ作E 縫い上げてみて、どんな気分?手厳しい問いかけだな。(>_<)ポケットが左右で違う。こっちの方が下がっている。見返しは、端がそのまま。裾は…まあ!笑P 手こずったね。かなり残念なものになった。本人はカラッとした態度を保っているが、辛いね。アニー作P 目を引く色の組み合わせ。シャネルっぽく見える。さわやかなコバルトグリーン。「シャネルっぽい」嬉しい言葉がもらえた。E でも、ウエストが曲がっている。湾曲しているね。クリスチャン👨作P 黄色のパイピングと黄色のファスナー。少しやり過ぎな感じがする。ピンク色の生地に黄色をもってきたのが不評。ポケットが大きなチェック柄なのも、やりすぎ感を与えたと思う。リッチー👨作E 引っ張られて伸びている。色選びは正解。暗い色は、粗を隠すの。そう言われてリッチーは明るく笑ったが、本当は苦笑いだな。ジル作P オレンジのファスナーはいいが、見返しが表に見えている。ニュアンスカラーの生地はいいね。チチ作E パイピングの一部が太い。(さらに、出ていた糸を引っ張って大笑い)きっちりパイピングするのは、難しいのだなぁ。マン・イ―作E ポケットのサイズが違う。P まさにその通り。生地は、きれいなピンク色でかわいい。スティーヴ👨作E パイピングに苦労したようね。よくない。ファスナーにも問題あり。生地の端が出て、ほつれている。P 雑なところが何か所もある。チェック柄の生地を選んだのも失敗だろう。柄合わせの手間がかかる。で、それもうまくできていない。=順 位=12位 ミッチ 11位 スティーヴ 10位 チチ 9位 マン・イー 8位 アニー 7位 リッチー 6位 ジル 5位 クリスチャン 4位 デブラ 3位 ブローガン 2位 マーニ P 1位とは僅差。正確に縫い、アイロンできれいに仕上げている。1位 アンジェラ E とてもよく縫えている。色合いも美しい。予想どおり。全体的に上手に縫えた上、唯一テープを手作りしたからね。着ている服も青だから、青が好きなのかな。ズラリと並んだ作品を見て「ポケットが大きいから、エプロンみたいだな」と思った。* * *次はtransformation…作り変える課題。サラ 不要になった素材を新しい服に変身させる。制限時間は90分。P 素材は loungewear(ルームウエア)。パンデミックの間、皆こういう服を着ていただろう。21年秋に収録したようだから、ちょくちょくパンデミックの話がでてくる。E 上下1枚ずつ使ってトップスを作って。夜遊び用の華やかなもの。P つまり、パーティーやディスコ用の服。素材はいろんなジャージー生地。柄物もある。この課題が、それぞれの個性や好みのスタイルを見せる最初のチャンスになる。E しっかり考えて、大胆にやってほしいわ。・マン・イーは、ロンドンに住む年金の専門家。「ソーイングを始めたきっかけは、コミコンに着ていくコスプレ衣装を縫いたかったから。12歳くらいの時、日本の制服のコスチュームを作ったの。楽しかった」で、その写真・・・`日本の制服´?!いやいやいや(*_*) 腕章なんてつけないし! 確かに楽しそうではあるが。コミコンは何の略?と検索したら「コミック コンベンション」。・チチは分子生物学者。「PCRの研究をしている。PCR、今じゃ皆知ってるわね。12歳の頃から研究者になりたかった」随分としっかりした子どもだったのね。リッチー「ジョージ王朝風。色もね。昔のファッションが好き」・リッチーは、パートナー(男性)と暮らすパン職人。歴史マニアで、よく博物館を訪れる。「昔の服を再現するのが楽しい。コルセットのような下着とか」えっ、下着も!と思ったが、当時のドレスを再現する=コルセットも作らねば か。セット。なにやら、おもしろい人のよう。ジルは、夫と暮らす公衆衛生アナリスト。コロナの影響を調査している。「遠目だと、私の服はオードリー ヘプバーン風。近くで見ると、違うわ。笑」コートも手作り…凄いな。確かに、Aヘプバーンのイメージに合致する感。思うようにいかない ・気に入らない とこぼす面々の中、クリスチャンは「こういうの大好き。得意分野」独創性に自信をみせる。・リバプールのファッションの店に勤めているが「僕が育ったのは、ルーマニアの山の中。ドラキュラの城の近く。母が服を縫うのをいつも見ていて、それでソーイングを始めた」ちらちら映る作品を見て「どれも酷いな」と思う・・・これまでで最悪の課題になりそう。提供された素材(ジャージーの部屋着)が悪かった気がする。それで夜用のグラマラスな服は作れないでしょう(>_<)
2023年10月07日
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