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「 切れ端でパーティー服を作る
」の審査結果。
4位 ブローガン
E 前のひだ飾りが、カッコよくない。
3位 デブラ
P 控えめでエレガントだが、パーティーっぽさがやや
足りない。
2位 アニー
E ベルトが少しダブついているけど好き。とてもシック。
1位 マン・イー
P コンセプトがいい。全てうまくいっている。
君がパーティーで着ているところが、目に浮かぶ。
うまいこと言うね!確かに、彼女に似合うと思う。
「自分が着るパーティー服」という指示だったから、こう思われたら本望だね。
ブローガン作は、エズメが気に入らず。胸元のひだ飾りが、よほど目障りなようだ。逆に、アニー作は気に入った。審査員の好みに合うか合わないか ・・・
明暗わかれる。
ブ 最後のリメイク課題が終わってホッとした。もう二度と、ゴミ箱を渡されて何か作れって言われないもの。
皮肉まじり。表情には出さないが、評価が悪かったから
機嫌は良くないはず。連続の最下位で 、
優勝は遠のいたし 。
デ あしたは胸がいっぱいになりそう。待ちきれない。
ワクワクしている。デブラには優勝の可能性があるから。
* * *
P 今のところ、マン・イーが僅かにリード。デブラが
2番手で、アニーが3番手。残念ながらブローガンは、
アモルファスドレスで後れを取ってしまった。
リメイク作品も、エズメが辛口評価。
E でも、最後の課題で入れ代わるかも。誰だって大失敗することがあるもの。
大失敗・・・シビアなことを言うなぁ。
最後に傑作を見せれば、一発逆転もなくはないが・・・。
<決勝戦の最後の課題では、家族や友人がモデルになる>
いよいよ ・・・
これで優勝者が決まり、番組が終了となる。
<ブローガンのモデル⇒姉ヘイリー、マン・イー⇒学友、アニー⇒元同僚、デブラ⇒友人>
華やかなジャンプスーツ
を、5時間半で仕上げる。
ブ とっても幸せ。大好きな姉がそばにいるから。
姉妹の仲がいい・・・良いね。すばらしい。羨ましい。
ア なんか急に感傷的になっちゃった。これが最後だもの。
感慨深いよね。
P ジャンプスーツは、近年レッドカーペットでも人気がある。人目を引く、華やかなものを期待したい。
最後だから、すてき!と思うものが見たいね。
ブローガンと姉ちゃん、全然似ていないというか ・・・
違う
タイプに見える。
ヒョウ柄の生地・チュールのスカート 完成予想図を見ると、ショート丈が若々しい。
* * *
デブラはマルチカラーのクレープ生地を使用。肩紐なしの身頃。
E ボーンを入れるの?
デ はい、裏地に。初めてやります。
えっ…それは心配だな。
マ デブラ、大丈夫?
気軽に声をかけてくる・・・余裕あるな。
デ ずり落ちちゃったら大変。
絶対にあってはならない。
* * *
ア 大きなリボンを垂らす
P かなり重そう。
ア なんとか支える。
ア ラルフ・ローレンのジャンプスーツを参考にした。
上質サテン生地。背中に、トレーンのように垂れ下がる
特大リボン。それを、ボーン入りのコルセットで支える。
エズメ好みの大きなリボンで攻める!
ア ちょっとスポーツウエアっぽくします。
笑顔を見せるパトリック。アニーのデザインが気に入ったようだ。
* * *
マン・イーが参考にしたのは、コミックのキャラクター
`ハーレイ・クイン´。
大きなマント・スパンコール付きのストレッチ素材とジョーゼット 青緑
でまとめる。
華やかな色味でいいと思う。
* * *
<股ぐりは、ピチピチでもブカブカでもいけない>
デ ぴったりフィットさせたいけど、きつすぎるのも
ダメ。難しい。
腕の見せ所だね。
スパンコールと
ストレッチだから難しい。スパンコール生地を縫うのは初めて。どうしてこれにしちゃったのか!
初めてなの
!?
意外。厄介な生地を始めて縫う
・・・
そりゃ、かなり手間取る。
残り1時間
マ 遅れてる~!スパンコールが顔に飛んでくる!
想定外!初めてだか。。
ア リボン
に芯地を貼り付けて
、
きれいな形を保たせる。うゎー、生地が大量。
ブ アニー、大丈夫?
また声かけ・・・優しいな。
ア ちょっと大変。かなり重い。
<肩ひものない身頃で、左右のトレーン部分が
2mあるリボンを支えねばならない>
ア リスクはあっても攻める。
若いしね。それでいい。
P (アニーのリボンは)目を引くだろうが、落ちないようにするのは至難の業。支えられるといいが…。
重さに耐えられるか、心配。
E (デブラの作品は)レッドカーペットに合うかしら?友達がパーティーで着る服を作っているから。
P 独身最後のパーティーは、レッドカーペットではないね。
完成予想図を見ると、明るくていいと思うがゴージャス感はない。
E ブローガンがきれいにスカートを作れれば、ドラマティックな服になりそう。
まさかの一発逆転の可能性ありか?
P マン・イーは、まだ上下をつないでおらず、フィッティングしている。
E えっ、きっとスパンコールのせいね。
P ちょっと心配だな。僕たちが期待しているような仕上がりに、なるかどうか。
時間が足りなくて思うようにいかないかも・・・。
残り30分
ブ なんてこと…ずっと下糸がないまま縫ってたみたい。
えーっ!どういうこと?それは`縫えていない´ということだろう。よくわからないが。やり直し?
マン・イーが間に合うか、ヒヤヒヤした。
* * *
=審査=
ブローガン作
P ヘイリーが魅力的に見える。レッドカーペットにピッタリ。繊細に動くスカートが非常に目を引く。どこもきれいにフィットしている。ヒョウ柄がとてもいい。全てうまく処理していて、ギャザーの寄せ方も完璧。
E リボンはもっと大きくして、目立たせる方がいい。
でも、とっても楽しく着られる服だと思う。あなたも着て歩いてみて、楽しかったでしょう?
高評価・好印象。ブローガンらしい感じがする。脚を見せるデザインが、溌溂とした印象を与える。最後に力を出し切った。だが、最下位からひとっ飛びできるかどうか、
まだわからない。
下糸問題は影響なし?!どういうことだったのか。
デブラ作
P 非常に色鮮やかで、目が釘付けになる。この扇形のドレープがとてもいい。服の魅力を高めている。実におもしろい形をしている。
E チュールで縁取りしたみたいで、とてもいい。肩紐がないと、支えるのが難しいの。でも、身頃のフィット感も抜群。
こちらも高評価・好印象。
私の感想は・・・ドレープが、遠目にはあまり目に入ってこない。せっかくきれいにできているのに。
生地の柄が楽しいし、きれい。印象に残る。モデルに似合った服だと思うが、ハイヒールを履いてほしかったな。(どうしても無理だったようだ)
デブラの少し乱れた髪が、制作の努力を物語っているようだ。
アニー作
P 見た人を強くひきつけるジャンプスーツ。脇のラインが とてもスポーティーで今風。淡いシルバーと濃い灰色の組み合わせが実に美しい。
E ポケットに手を入れてみて・・・とてもきれい。
ドラマティックなリボン。私の好みだからね。コルセットで支えられている。
P まるで魔法のように、しっかり留まっている。トレーンの長さも文句なし。とても印象深い。すばらしい。
モデルが体格良すぎる・胸が半分見えてしまっているのが気になる。
パトリックが言った gunmetal grey
が、今風で好印象なのだろうな。
脇のラインが効いている。これがあるのとないのとでは、評価に差が出るね。
マン・イー作
E マントが本当にすてき。着ていて楽しい?飛べそう?
まだモデルに話しかけるエズメ・・・今までこういうことは、ほとんどなかったと思う。
P フィットしている。ハーレイ・クイン風の、4分割の切り替えも目を引く。
難しいスパンコール生地を使った点がすばらしいし、実にうまく縫えている。
E あら 切り替えがぴったりだわ。
裾もきれい。ここもかなり縫いにくいんだけど。
実にドラマチックなジャンプスーツ。まさにレッドカーペットに相応しい。胸を張って言い。
やはりキラキラ(スパンコール)が華やかでいいね。マント(ケープと言っている)を付けたのもいいアイディア。ドラマティックに見える。
イメージしたハーレイ ・
クイン風だと言われてよかったね 。
もう少し胸が隠れた方がいい。けっこう危ない。
* * *
=審議=
P ブローガンのジャンプスーツはすばらしいが、デブラ、アニー、マン・イーを追い抜くほどではないと思う。3人とも、とてもいい出来だからね。
ブローガンを大いに褒めたものの、バッサリ。さっさと
優勝候補から外す。
サラ デブラはどう?
E 私はとても気に入った。この形も、ドレープも。
P デブラは、きちんと計算された美しいシルエットの服を、一貫して縫ってきた。
E 型紙の課題もいい出来だった。
ベテランの技術力。
サラ アニーは?
E 彼女の作品にはドラマがある。
p アニーは、エッジの効いた服を縫い上げる、優れた
センスがある。これは目を見張る服。それに、マリーナによく似合っていた。
ファッションバイヤーをしているだけある。
サラ マン・イーは?
E 彼女のも、とてもいい。スパンコールも、マントも
すてき。
P マントが目を引く 。
これも実によくできた服と言える 。
E 彼女はずっと、リスクを恐れず挑戦してきた。リメイクの服もとてもよかった。1位だった。
刺繍も上級者だしね。時間に追われて焦っても、意外と
仕上がりがいいのも彼女だった。
P 今朝までは、マン・イーとデブラがトップにいた。
要するに問題は、アニーのジャンプスーツが、2人の上をいったかどうかだ。
E 答えは出たわ。
迷いがない。アニーに決めたのだね。
会場に、家族や敗退した仲間たちが集まる。恒例の賑わい・・・いいね。
実力は高かったのに、 運悪く
脱落したマーニの姿も。
ブローガンは前半好調で優勝候補に思えたが、後半で
苦戦。なんというか、歯車が狂ってきた感じだったな。
逆に前半は低空飛行だったアニーが、後半から存在感を
示すように。
最後に勝てばいい・・・これまでも、似たようなことが
あったな。
デブラは日本WEEKの型紙・リメイクでボロボロ。気分が乗らずウンザリしていた。しかし、翌日には持ち直し、
最後まで好調を保てた。他の三人より上の世代だから、
気力体力的に不利だったと思うが、若者に負けない実力を披露した。
私が優勝者を選ぶなら、うーん ・・・
う~ん ・・・
マン ・
イー。
* * *
=結果発表=
優勝はアニー。
エズメの好きな大きなリボンで勝負をかけ、落下防止に
成功。`エッジの効いた´デザインも受けた。
勝つために打って出て、失敗しなかった。
成長著しい印象を与えたのも、勝因だろう。
エッジの効いた の意味がよくわからない。今風・カッコ
いい・クール・・・そういう意味か。
出場者たちのその後・・・
「マン・イーは服作りを休み、クッションづくりに夢中」
服を縫うのに疲れ果てたか。気分転換したいのだろう。
ブローガンはおめでた、アニーは出産!
あれもこれも、手に入れられる人は手に入れるのだ。
この番組が終わると、寂しい気持ちになる。
本国でシーズン9が放送されたようなので、また日本語版も制作して見せてほしい。 (
今回も
NHKに
メールを送った )
ソーイングしたい。習いたい。(まったく才能ないが)
長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
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