九號の巣窟

九號の巣窟

ヒナタ




始めて逢った日を、
ねぇ、今も憶えていますか?
うつむいて、照れたように、
ハニかんだ君はとても愛しくて・・

雨空を溶かす君の温もりに溶けて
飾り物の唇は魔法を唱えました
「本当の君が知りたくて」

君の微笑みの裏側でいつも君は一人きり。
何も見えなくなって、涙溢れてました。
僕には君に何ができるのでしょうか?

いつか過去が許せる日が来るように
僕は、ここでずっと歌い続けるよ。
君を照らし続けるよ。
「偶然」なんて二人には有り得なく
「必然」なんだよ。
君はもう一人じゃない君には僕がいる。

二度とはぐれてしまわないように、
君に伝えておきたいコトバ
「いつまでもそばにいるよ。
この身体枯れ果てても。」

いつかは桜のように儚い僕だから、
君のもとで咲き誇りましょう。
温かい君の笑顔を見届けたならば、
一人散ってゆきましょう。

いつかは桜のように儚い僕だから、
君のもとで咲き誇りましょう。
温かい君の笑顔を見届けたならば、
一人散って・・・

どうか、その笑顔が絶え間なく続くように、いつまでも、君と揺れていたい。

太陽のように強く咲き続けて僕は君と揺れていたいよ。

いつまでも・・


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