九號の巣窟

九號の巣窟

瞳の住人




数えきれない・・・でも少しの歳月は流れ
いったい君の事をどれくらい
分かってるのかな?
指先で地図巡るようには上手く行かないね
気づいているよ不安そうな顔 隠しているくらい

急ぎ足の明日へと抵抗するように
駆け回っていても不思議なくらい・・・
この胸は君を描くよ

見上げれば輝きは色褪せず溢れていた
どんな時も照らしてる
あの太陽のようになれたなら

もう少しだけ君の匂いに・・・
抱かれていたいな
外の空気に首輪を引かれ僕は背を向けた

白く澄んだ 溜め息に知らされる季節を
繰り返しながらふと思うのさ・・・
なぜ僕はここに居るんだろう?

そばにいてずっと
君の笑顔見つめていたい
移り行く瞬間をその瞳に住んでいたい
どこまでも穏やかな色彩に彩られた
一つの風景画の中寄り添うように
時を止めて欲しい永遠に

そばにいてずっと君の笑顔を
見つめていたい
移り行く瞬間をその瞳に住んでいたい
いつの日か色鮮やかな季節へと連れ出せたら
雪のように空に咲く花のもとへ・・・
花のもとへ


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