古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

鯉喰神社


鯉喰神社です。


碑



鯉喰神社は足守川沿いの倉敷市矢部地区に鎮座しています。
温羅と吉備津彦命の鯉喰いの伝説が残る小さな神社です。


【温羅伝説】
吉備津彦命の矢が左眼に当たって傷ついた温羅は雉と化して山中へ逃れましたが、吉備津彦命は鷹となってこれを追いつめました。
次に温羅は鯉となって、我が目から滴り落ちた大量の血液で真っ赤になった血吸川へ逃げましたが、今度は命は鵜となりこれを食べたのがこの地だった。
というものです。


その温羅を祭るために村人達がここに鯉喰神社を建てたということです。
御祭神は吉備津彦命の臣下の楽々森彦命と温羅。


実はこの楽々森彦命が鯉に化けた温羅を捕えたという伝説もあり、桃太郎伝説の猿のモデルともいわれています。



鳥居



ここに住む人たちの思いが伝わってくるかのようです。
良い神社です。



鯉喰神社



本当はこの少し先にある楯築遺跡に行く予定だったのですが、サイクリングコースから外れているので、うっかり忘れてしまいました。
少し行って思い出したのですが、後の祭り…。
今回一の心残りです。

もう一度おいでと言われているかのようでした。
はい、また来たいです。
そんな思いで次へとさらに、次の予定へと進みました。


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