古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

諏訪大社 上社前宮



まずはじめに行ったのが、もっと古いと言われている上社前宮です。
人も少なく静かな感じですが、なんとも強い気を感じます。
特別な場所って雰囲気です。


御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられているのだそうです。


私は行った4つの諏訪神社の中でも、ここは特に神様がすぐそばにおられるような感じがしました。


御祭神は出雲の建御名方命(たけみなかたのみこと)
妻の八坂刀売命(やさかとめのみこと)となっています。



しかし、本来の祭神は出雲系の建御名方ではなく、諏訪地方の土着の神々であるとされています。
神事や祭祀は今尚その殆どが土着信仰に関わるものだそうです。



前宮鳥居




十間廊はその奥行から付いた名称で神原廊とも言い、上社最大の神事御頭祭はこの上段に神輿を安置して執行されます。




ここに鹿の頭が75頭並んでいる光景を想像すると何とも言えないですよね。



鹿の頭



さて、鳥居の奥へ進んでいくと一旦神社の外へ出る形になります。
そして少し歩くと拝殿が見えてきました。
すごくいい感じです。
心をこめての参拝をしました。



前宮




拝殿の前に、小さな滝がありました。
手水舎の代わりに手を洗うのでしょうか。
ペットボトルにお水を汲んでいる人もいます。



滝



諏訪ですからまず気になるのが御柱です。
拝殿の向かって右に一の柱がありました。
本当に大きな柱です。
裏は引っ張られたせいか擦れています。
この柱をみんなで引っ張るのかと思うと凄い迫力を感じずにはいられません。




前宮一之柱




一の柱は、拝殿の向かって右。
二の柱は、拝殿の向かって左。
三の柱は、拝殿の左奥。
四の柱は、拝殿の右奥。
どこもこの順番になっているようです。

色々な思いがいっぱい詰まった柱です。
見ているだけで圧倒されます。


立ち去りがたい思いを抱きつつ、次は上社・本宮へ向かいました。


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