古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

赤山禅院




赤山禅院の本尊は天台宗守護神の赤山大明神(陰陽道の祖神・泰山府君)です。
赤山大明神は、仏教の閻魔王に準じる冥界の神とされ、インドでは深沙大王、中国では泰山府君と呼ばれています。




毘沙門天に似た武将を想わせる姿をしていますが、人の生死や寿命、福寿を司る延命富貴の神様だそうです。
天台宗を守護する護法三十番神の一神。




江戸時代のいつ頃からか、赤山大明神の賽日(さいにち)「申(猿)の日」の五日に”赤山さん”にお参りすると掛け寄せ(集金)がスムーズにいくとの噂がたち、”赤山は集金の神様・商売の神様”との信仰が始まったのだそうです。




また、この地が王城(平安京)の東北(表鬼門)に位置することから方除けの神としても人々から崇敬されているのだそうです。




赤山禅院




拝殿の屋根に奉られた王城守護の猿は御所に向かっています。




猿



ここに赤山大明神がいらっしゃいます。
入口にあるのは何かと思ったら、大きなお数珠です。
正念珠を潜り、赤山大明神参拝しました。


赤山大明神




良い季節に来ました。
紅葉が綺麗です。




紅葉




さて、今回の目的地はほとんど行きました。
まだ少し時間に余裕があったで、聖護院と行願寺へ行くことにしました。
もちろん『古寺・名刹巡拝の旅』の完全制覇に近づくためです。


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