古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

播州清水寺


実家といっても私が結婚してから引っ越したので、私自身は住んだことのない家です。
つまり、この辺りは馴染みがなくどんな地域なのか何も知らないのです。
ところが調べてみると、なかなか良さそうなところがいくつかありました。
そのうちの一つが、「西国巡礼の二十五番」の札所播州清水寺です。



御開山法道仙人は印度の僧で、今より1800年前、人皇十二代景行天皇が治められていた時に中国、朝鮮を経て御嶽山に住まわれ鎮護国家豊作を祈願されました。




播州清水寺 仁王門




聖武天皇は行基菩薩に勅願して大講堂を建立、永く経典の講義をする道場として、法灯を国中に輝かされました。




「大講堂」の「千手観音」さまが御本尊です。



大講堂




「根本中堂」は大講堂から八十段の階段を登った上の方にあり、「十一面観音」さまが御本尊です。



根本中堂



『滾浄水』(おかげの井戸)です。


もともとこの地は水に乏しく、仙人、水神に祈ったところ、霊泉が湧水し、その事に感謝して「清水寺(きよみずでら)」と名付けられました。



水面に顔が写ると寿命が3年延びるのだそうです。
もちろん、私も顔を写していました。
3年寿命が延びたようです。



滾浄水



花山法皇西国御巡拝の時、ここを訪ねられ御詠されて以来、西国二十五番の札堂と称するようになったのだそうです。


花山法皇はエピソードの多い方です。


次回は、花山院です。


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