古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

唐崎神社


日吉大社の摂社唐崎神社です。



日吉大社の古記によると、舒明天皇六年(633年)、琴御館宇志丸宿弥がこの地に居住して「唐崎」と名付けたのだそうです。


ご祭神・女別当命は宇志丸宿弥の御妻君で、持統天皇(697年)の御代に創建したと伝えられています。


古来、ここ唐崎は七瀬之祓(ひちせのはらい)の一所と定められ、朝廷を始め国家の大事に当っての祓を行なう霊場だったのだそうです。




唐崎神社



巨大な一ツ松、「唐崎の霊松」です。

唐崎の松




さざなみ寄せる唐崎の浜と臥龍のごとく伸びる雄大な松の美しさは、近江八景のひとつ「唐崎の夜雨」と名付けられています。




唐崎の夜雨





唐崎の地は琵琶湖の湖畔、西に霊峰比叡山の山々を仰ぎ、東には広々とした湖と空を見はるかし、その先には近江富士の御上山を遠望するたいへん景色の素晴らしいところです。




御上山




琵琶湖越しに見る御上山が一番好きです。
この景色綺麗ですよね。
こういうところにいると心が洗われます。
昔の人もここを特別な地と思った気持ちがわかります。


参拝の後、唐崎神社の鳥居の前の「近江かぎや」でみたらし団子を食べました。
唐崎神社は7月に『みたらし祭』というのもあり、ここのみたらし団子は有名なのだそうです。
美味しかったですよ。



来年は大河ドラマ「江」では出身地の長浜があるこの滋賀県はまたまた人気が出るのでしょうね。
いつまでも、この素晴らしさが続きますように。




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