古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

長命寺




かなり急な坂です。
覚悟はしていましたが、結構大変でした。


階段


何度かたどり着来ました。

社伝によれば、今から1900年以上前の景行天皇の時代に、武内宿禰が山を開き、柳の巨木に「寿命長遠諸願成就」と刻んだところ、宿禰は300歳以上の長寿を保ち、6代の天皇に仕えたと言います。

聖徳太子が諸国訪問中にこの地を訪れ、光明を発する巨木に観音菩薩を感得し、さらに刻まれた宿禰の文字を見出しました。

その時に白髪の老翁が現れ、「この霊木で仏像を刻んで祀るように」と太子に告げます。

そこで太子は千手・十一面・聖観音の三尊一体の尊像を刻み、伽藍を建立して安置しました。

宿禰の「長寿長遠」の霊験にちなんで寺は長命寺と名付けられたそうです。


長命寺本殿




琵琶湖に突き出た長命寺山。
武内宿禰、聖徳太子、天智天皇もこの景色を見たのでしょうか。
そののち、源頼朝、後深草天皇、佐々木(六角)氏などとも深くかかわって行きます。




琵琶湖一望



長命寺の本堂のすぐ近くに、次郎坊神社がありました。
大きな石が、落っこちてきそうです。
凄いですよ。


次郎坊神社



せっかくのぼった808段の階段を今度は、頑張って降りて行きます。
登りもしんどいですが、下りは足が震えます。


次は、日牟礼八幡宮です。


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: