古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

日牟禮八幡宮




後に応神天皇が近江に行幸したときに仮の御座所となり、後年その場所に日輪が出現するという奇瑞あったため、祠を建てて「日群之社八幡宮」と称しました。


藤原不比等が参拝し「天降りの神の誕生の八幡かも 比牟礼の杜になびく白雲」と和歌を読んで奉納しました。


これにちなんで「比牟礼社」に改めたといわれています。
現在の「日牟禮八幡宮」に改称されたのは1966年(昭和41年)です。



長命寺からはそんなに遠くはありませんでした。
大きな門が真っ先に目に入ってきます。





大門




誉田別尊(応神天皇)・息長足姫尊(神功皇后)・比売神の三神を祀る日牟禮八幡宮は、皇室・朝廷から厚く尊崇されました。



また、八幡大菩薩と仰がれる武神として、武家からも信仰を集めました。





日牟礼八幡宮





拝殿は、入母屋造りで、屋根の反りが美しい。




拝殿




日牟禮八幡宮は、水郷めぐりでも有名です。
川岸の桜や菜の花はもうすぐすれば美しく華やかな色を添えてくれると思います。


近くに有名な和菓子屋さんもたくさんあります。
神社に来ないで、和菓子屋さん目当てに来る方も多いと聞きました。


有名な「たねや」さんがプロデュースしている「日牟禮茶屋」や「クラブハリエ」はいつ行っても人でいっぱいのようです。


他にも近くに八幡瓦と八幡の歴史をテーマにしたミュージアム「かわらみゅーじあむ」やメンソレータムの近江兄弟社もあります。


先輩とご主人様はあちこち散策に行かれていましたが、私は長命寺に登って足ががくがくしていたし、このあとの観音正寺のことを考えるととても動く気持ちになれず、車の中でお菓子を食べながら待っていました。


次は、今回一番の山「観音正寺」です。


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