古代のロマンをたずねて part.3

古代のロマンをたずねて part.3

宝厳寺


彦根から、40分船に乗って琵琶湖を北に登ります。
右手に見えるのは、伊吹山。
日本武尊が傷を負った場所ですね。
琵琶湖は湖でありながら、海のように広くておおらか




竹生島




島の名前は、「神を斎(いつ)く島」に由来しているのだそうです。
実際に行ってみると、日常から離れ厳しい自然の中で人間の有限性に気づかされるような、神様にとても近い場所なのではないかと感じました。






島





彦根から40分船乗り港の階段を上ると、竹生島・宝厳寺の本堂(弁財天堂)があります。
ついに、着いた~って感じです。
行基が弁財天を安置したのが始まりだと言われています。
日本三大弁財天のひとつでもあります。





宝厳寺




観音堂は西国第三十番の札所です。
京都東山の豊国廟の極楽門を移築したのだそうです。
なかなかの趣です。



観音堂






都久夫須麻神社



都久須麻神社の御祭神は、市杵島比売命(弁財天)宇賀福神 浅井比売命 竹生島龍神
です。

草創のころから竹生島は神と仏の信仰の神仏混淆の霊地でした。
古くから弁財天信仰がありましたが、弁財天は古代インドのヒンドゥー今日では、河川を神格化した女神でした。
竹生島でも、インド仏教の神としての弁財天が、元来島の神であった浅井姫命と融合、竹生島の弁財天信仰は、湖北地域を超えて全国に広まっていったのだそうです。



神社本殿の前にあった龍神拝所のよこに『かわら投げ』がありました。
願い事を書いた素焼きの小皿を宮崎鳥居に向かって投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うと言われています。


私も、願い事を書き投げてみました。
う~ん、ぎりぎり鳥居をくぐったようです。




かわら投げ




ここの弁財天さんは、人気がありますね。
やはり美人の神様は誰でも好きですよね。



弁財天





大阪から、片道5時間をかけ竹生島に着きましたが、滞在時間は70分と決まっています。
もっとゆっくりしたかったのですが、彦根から一日3本しかない船に乗り遅れては、買える時間が遅くなってしまってもいけません。


名残を惜しみつつ、竹生島を後にしました。



帰り




お天気がもう少し良ければ、もっと綺麗な写真が撮れたに違いありません。
しかし、この日は波も穏やかで雨にも降られずに済んだので良かった方だと思います。


滅多に来ることが出来ない島ではありますが、私の心の中にはしっかりと残りました。
さて、古寺名刹巡拝の旅も佳境に入ってきました。


宝厳寺で、147です。
あと三か所、頑張るぞ~。
今年中は無理かもしれませんが、なるべく早く150全部クリアしたいです。

あとは、赤穂大石神社と神峯山寺と伏見稲荷です。
伏見稲荷、行けるかしら。
でも、149まで行くと、最後の一つを残すわけにいかないですからね。
悩むところです(*^_^*)


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