古代のロマンをたずねてpart.2

池上曾禰遺跡・曾禰神社

和泉市の黄金塚古墳に行くつもりだったのです。

『中央槨の棺外から出土した画文帯四神四獣鏡には、景初三年の銘があったことから、魏志倭人伝における邪馬台国の卑弥呼が魏の皇帝から銅鏡百枚を贈ったとの記述との関連性が指摘されている。』
と言われています。

今読んでいる、黒岩重吾さんの本にも出てくるので自分の目で確かめようと夫に頼んで連れて行ってもらおうと思ったのです。

ネットで調べると住所は和泉市上代町までしか表記がありません。

とりあえず行ってその辺の人に聞けば何とかなるだろうと思ったのが甘かった…。

上代町といっても結構広くてそれらしきものは見当たらないのです。

仕方なく、和泉市の池上曾禰遺跡に行ってそこの人に聞いてみることにしました。

遺跡の傍の建物の中で、係の方に「和泉黄金塚古墳」の場所を聞くと、和泉市の博物館に電話して調べてくださいました。

結果、どうも行くのが難しそうなのです。

和泉黄金塚古墳は調査は終わったものの、まだ住所の番地さえ決まってない状態らしいのです。

とにかく、黄金塚古墳というのはいっぱいあるらしくて、「貝塚黄金塚古墳」の方が大きいし、そちらのことでないのなどと聞かれてしまうしまつ。

イヤイヤ、私が行きたいのは和泉黄金塚古墳なのです。
とりあえず、池上曾禰遺跡の前の道を左に曲がって、“はるやま”と“ラーメン屋さん”を越えて、“四国うどん”を右折してつきあたりを左折して、郵便局の近くで、もう一度聞いてほしいとのこと…。

う～ん、これは難しい。

とりあえず、車に戻ろう…。

と思った時に、目に入った神社がありました。

曾禰神社と書いてあります。

ちょっと入ってみました。