宮滝
宮滝は本当に美しい。
まさに、神仙郷とも言われるゆえんになったエメラルドグリーンの水の色。
吉野は大台ケ原に降った雨が中央構造体沿いに川となって流れてきたものの地層が硬くてまっすぐではなく曲がりくねったところにこの神秘的な美しさがあるのです。
そして、川の片方が河原になっているのにもかかわらずもう片方が段岸絶壁になっています。
それは、片方の地層が盛り上がったことを意味するのだそうです。
その盛り上がった地層を実際に目で見ることが出来る場所があります。
この写真の地層はその隆起部分を表しているのだそうです。
宮滝の水はミネラル（丹が関係します）や塩を含んだ素晴らしい水です。
縄文・弥生の以前から大自然の動物がここの塩を含んだ命の水を求めてたくさん集まってきたのだそうです。
その動物を狩猟するための富んだ場所でもあったようです。
み
それに、この美しい風景は神仙郷のゆえんです。
宮滝の滝ですが、古代では滝とは水がたぎるところをそう呼んだのだそうです。
水がたぎるところ、その向こうに『夢のわだ』が見えます。
本当に美しいところです。
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