古代のロマンをたずねてpart.2

古代のロマンをたずねてpart.2

熊野3 補陀落山寺から那智へ



補陀落とはサンスクリット語の「ポタラカ」の音訳で、南方のかなたにある観音菩薩の浄土を指しています。

その場所は定かではないのですが、いずれにせよ、僧侶らを生きたまま船内に閉じ込めて、外から釘で打ち付け、わずかな食料とともに観音の浄土へと旅ださせる風習があったのです。

もしそこから逃げ出そうとしても、どうしようもなく、扉にあがいた爪痕だけを残して沈んでいったといいます。
思うだけで、ぞっとしますが、一体どういった気持で船に乗って行ったのでしょうか?
また、どういった気持で周りの人は船に乗せたのでしょうか?
宗教心からとはいえ、怖いですね。



補陀落山寺




ここの御住職さんは親切に、色々詳しくお話ししてくださりました。
御住職さんも、このようなしきたりに憤りを感じておられる様子でした。

↓が、その時に使われたのと同じ型の船です。
四方を鳥居で囲まれているのが特徴的です。
観音様に会いに補陀落山を目指すのに鳥居とは…。





船





私たちは次の予定を明るいうちにと、那智へと向かったのでした。








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