丹生川上神社・上社、中社





去年、天河神社へ行ったときに丹生川上神社・下社へは行ったのですが、上社と中社はまだ行ったことがなく、以前からどうしても行きたいと思っていました。



まずはじめに行ったのは上社の方です。



上社





「この里は丹生の川上ほど近し祈らば晴れよ五月雨の空」と後醍醐天皇が歌に詠んだ由緒ある神社です。





675年、天武天皇の神宣によって創建されたと伝えられ、歴代天皇の崇敬あつく、雨の神を祀っています。




丹生川上神社上社は以前はこの場所ではなかったのですが、ダムを造ることになり、以前の神社は川の下に沈んでしまっているのだそうです。





11年くらい前に、ここに新社殿が建てられ、遷座したのだそうです。
今は山の上にあり、とても景色が綺麗です。





鳥居






次は、中社の方へ行きました。



御祭神「罔象女神(みづはのめのかみ)」です。

水一切を司る神様で水利の神として、又は雨の神として信仰され、五穀の豊穣に特に旱続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど、事あるごとに心からなる朝野の信仰を捧げ、水神のご加護を祈ってきました。




小牟漏岳境内地にツルマンリョウ、テンダイウヤク、ツクバネなど多種の植物が自生しているころで有名です。





中社・鳥居






落ち着いた素晴らしい神社です。





拝殿






清めのお水を井戸から汲んで手を清め、水で口をゆすぎました。
ちょっと飲んだのですが、おいしいお水でした。






清めのお水







神社の前の水は透明でとても美しいのです。






高見川




近くを散歩しました。




北から三尾川、南から木津川、東から日裏川の合流点の辺りに滝がありました。




二つの水が合流しているせいか滝の形がXに交わっています。
本当に綺麗で、いつまでも離れがたい思いでいっぱいになりました。





滝






もとは対岸の本宮山(旧地に摂社丹生神社が鎮座)に祈雨神として祀られていたと言います。





摂社






今日はとても素晴らしい神社を二つ参拝することが出来てとてもうれしかったです。




丹生川上神社・上社は新しくて綺麗でしたが、私としては中社の方がより一層好きだなと思いました。
偶然見つけた滝も、とってもお気にいりです。




熊野大社へ行くには、上社を通っても行くことができそうです。
いつか、熊野大社へも行きたいねと夫と話しながら家路へと急いだのでした。





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