萩尾望都さんに憧れてました | 自然にいきたいね

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2009年04月21日

■ずっと昔、学生時代の事ですが■
漫画家は私にとって憧れでした。
好きな漫画家のアシスタントになりたいと思っていたものです。
大小のマン研に参加したり、自分でもマン研作って発行物を３号まで出しましたっけ^^;
大きなマン研からは、プロになった人もいました。今もやってるのかな～？

■何故、今日そんな事を書くか■
アフィリエイトのページを観ていて、
去年の秋に大好きだった萩尾望都先生（モー様、憧れだったから先生呼びさ！）のコミックを
まとめてオークションで入手したのを思い出したからです。

■今は情報も施設も学校もあふれてる■
今も「マン研」というのかな？今はどこでもアニメ込みで専門店があるから、いいですよね～。
そして活動してる人も多そうだから、専門の場所に集まって交流したり出来そうですね。
昔は、遠くの町の本格的画材店に友達と勇んで行ったものです。
といっても小さな画材店の中のワンフロアーだけが漫画を描く為のツールがあるだけでした。

アニメやコミックの勉強をしたければいくらでも学校がありますね。
今時の漫画家は、技術をそういう所で学んでいるのかしら？
学校では学べないセンスが物をいう世界ですよね。

■ひとにぎりの世界■
長男は、専門学校を選ぶ時に、そっち系の学校の資料をかなり集めてました。
でも、ちゃんと就職できるようなコースを選ぶべきと暗に強制したかな～。
だって、私でさえ中学から活動してたのに、してないまま行くのは無謀と思ったから。
次男も私と似たとこあるのかな、あちこちに落書きしてます。
でも、２人とも、別の面の私の影響で、プログラミングの道に進んでしまいました。

本当は、違う事したかったのかな？
いつもいつもＰＣ画面に向かう仕事は、心身に良くなかったな～なんてたまに思います。
でも本当にやりたければ、親が何と言おうと、だったろうしね。

■マンガと決別■
いい年して、今更マンガなんて～てね、もうだいぶ前、社会人になってからは、
私はマンガを卒業してたから、本当は卒業も何も無いけどね、一応ね。

生活が変われば、マンガにお金を使うという価値観から、別の物にシフトしますよね。
妻になれば夫との生活を重視、母になれば、まず子どもにお金を使う。

でも子どもが成長して、自分の欲しい物を自分でかってくれるようになると、
えへへ、たまにはいいか～となります。
なんて、もっと前から、
マイケルのスリラーあたりから自分の趣味の物にお金を使うようになってた～。
フレディが亡くなった時からは、
堰を切ったように、フレディのだけは特別にね～と主人に甘えて～。

でも、もっと若い時情熱傾けたマンガには戻っていきませんでしたね～。
ブランク長すぎるし、欲しいの多すぎるし、で、ブレーキかかります。
ブランクの間に、
本は文字だけ追えばいいのに、マンガは絵まで？という感覚になってました。

■なのに、手を出した■
マンガなんて、私の趣味で買っても、家族で読めるわけじゃないのにね。
子ども達も、揃えてるのがあるし、揃えたいのもあったみたい、
そうそう、次男と、どうする～？なんて相談したもの～、私が購入した時～。

何故、急にマンガを買いたくなったか、ちゃんと思い出せないけど、
多分楽天のキャンペーンで、今オークションで買えばナントカ～みたいなのに、乗ったのです。

■ポイントを使うためだったかも■
期限が切れそうで使い切らなければならなかったポイントも大量にあったのかも。

そうそう、昨日買い物してポイント使い切ったあとで、
今日また今月末までに使い切るべきポイントが２,０００以上ついてました～。
それだけいつもポイント目的で買い物してるってことなんですが^^;
期限付きなのが、悔しいです～。

■楽天にまんまとノセられて■
つまりオークションしたい、ポイント使いたい、そんな時見つけたセットだから購入だったのです。

こういうセット物はだいたい売り手が価格を決めているので、それで買いたいと思えば成立ですね。
欲しいセットがあれば、今日は無くても、明日は出ているかも。地道に買うしかないですよね。

■「残酷な神が支配する」■
私が買ったのは全１７巻でした。文庫だと１０巻。
深い、とても文学的な内容で、とても考えさせられました。
虐待、ドラッグ、同性愛、複雑な人間関係と心理描写、救いが無いと感じる次々の出来事、
軽く読んで、色物と誤解する人もいるだろうな～と思いますがその辺の小説よりすごいです。
あまりに残酷な状況に、読んでいて気分悪かったかったから、お奨めはできないかな～。
マイナスな物がいっぱいあふれていて、光の部分が少なくてきつかったから・・・。

■萩尾望都先生の作品について■
「残酷な神が支配する」は1997年に「第１回手塚治虫文化賞優秀賞」を受賞してるようです。

残酷な神が支配する - Wikipedia

萩尾望都先生の１番人気は「ポーの一族」ですが、私のお奨めは「トーマの心臓」です。
「トーマの心臓」はドイツのギムナジウムを舞台にしていて、まるで文学的です。
神学、信仰、宗教が嫌いな人には駄目だと思うけど、私好きだから、ジャストフィットでした。

彼女の作品の幅広さ、奥深さは、マンガの枠を超えて映画、演劇などいろんな形で表現されてます。
１番一般的になったのは、
脚本：岡田惠和さん／出演：菅野美穂さん・岡田義徳さん・榎本加奈子さん他で
テレビドラマになった「イグアナの娘」かな？
「トーマの心臓」も舞台で演じられ、それがＴＶで放送された事も有りました。
う～ん、舞台表現だけではイマイチだったな～。

トーマの心臓 - Wikipedia
これは、少しシリーズ化したけど、全部合わせても１０巻にも満たないから読み易いです。