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アルゼンチンに帰国して3日目、お馴染み社会派サンタクルス教会へ。お世話になっていたカルロス神父は、3月に10年に渡る任務を終えられたので、お会いできないだけでなく、新しい牧師さんのオーガナイズに興味津々。今まではカルロス神父の選んだ南米の吟遊詩人による、自身により美声で素晴らしい作品を歌って下さっていたのですが、きっとカルロス神父のようにギターを抱え自ら歌えなければ、別の方が同じように続ける事は難しいことでしょう..ところが入り口で今までと同じように歌詞カードを受け取って、変わりない教会の様子に一体どうなっているかと思えば、、カルロス神父が何事もなかったように歌っておられました。 その歌に合わせて素晴らしく踊っている高齢の方が素敵で・・ その動きの繊細さから若い頃プロフェショナルでコンテンポラリーダンスを踊っていたことは間違いなく、神父が歌うごとに踊ってから席につく.. そして最後の歌で、まるで舞台から去っていくように教会を出ていかれました・・ なんとも不思議な光景でしたが、毎回スペシャルな人物が登場するのは日常茶飯事。 自由で即興に優れるアルゼンチン、ブエノスアイレスの面白さと刺激をアラタメテかみしめる一時。今日は94歳の誕生日を迎えたという女性二人を最後に皆で囲んで称える一時があって、「ここで私の年齢が公開されるのは困ります。(一同、笑) 未だ未熟で年齢に追いつかない出来ていないことが沢山ある・・ この国の全ての子供の幸せは解決できていないし、戦争も終わらない、、今いちど初心に戻って頑張るわ。ここから(この教会)から始まった闘いで勝ち取ることができた、(五月広場の母)まだできることが沢山ある」 社会派アナウンサー、お馴染みリリアーナ・ダウネスさんのSonido Agitadorico 毎週日曜日19-21時をジックリ聞くことができました。 6月3日は女性の権利を問い正す一日ということで、そんな様々な催しや会合の報告、とにかく彼女の1番求めているテーマ、男性からの暴力に苦しむ女性の救出に纏わる様々な近況と、動向が紹介されていました。「素晴らしい演説よりも行動」 そんな人々の姿が彼女の番組を聞く度に明確に浮かんでくる。頭をパカーーーンとはたかれたような・・ そんな衝撃的なアルゼンチンでの日曜に感謝。今日、家に戻ってきたマリオと共に再びブエノスアイレスで、明日から始まる6月、心機一転。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.31
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帰国報告と共に親しい関係者に立て続けに「引っ越し」発表。意外にも皆さん喜んで下さり、「正しい選択」とアマリに異口同音な状況に戸惑いつつ、新しい出発を決して引き止めないのがアルゼンチン、そしてブエノスアイレス流なのかもしれません。それでも最後まで発表に気がひけたのは、この御一家。13年の滞在となる長宿の大家さんはマリオと共に非常に御一家に丸のみ状態、、 今日は3か月後にスッカリ大きく成長しているシベリアンハスキーのMISCHAくんのアマリの大きさと素晴らしい佇まいに圧倒されました。 幼犬ならではの大混乱の話を聞いていたのですが、会ってみるとヤハリMISCHAくんの偉大さに注目。 物凄く良いエネルギー。モチロンあまりのパワーに猫3匹と、もう一匹の犬KOKIくんは退散モードではありますが、素晴らしい成犬になることは間違いありません。宴もたけなわ・・ テキーラで打ち解け、カレー、タコス、、御土産をお届けして、帰宅前にコーヒーとケーキで癒されている時に、思い切って発表。皆さんの反応は「マリオは一体どこにいくか」という事に集中していて、「マリオはHUGOさんと一緒にいたい」御家族のホっとした様子にマリオの幸せを確信。この一家に出会えたことが、ブエノスアイレスでの心地よさの要でした。動物を通じて大切なことを共有できる。ヒューマンライツ derecho humano・・という言葉が氾濫しえいますが、我々にそんなことを教えてくれるのは「動物達」という一家の佇まいは素敵です。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.30
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降りる瞬間に気が付いたのですが飛行場はJorge New Belly 、出発したEzeisaだとばかり思っていたら新しい便で変更になっていました。ラプラタ川が眩しい・・飛行場に降りた瞬間、ヒンヤリした空気に冬に向かっているブエノスアイレスを体感。3か月後、再びアルゼンチンの大地を踏みしめる瞬間、今回は何時になく感慨深いものがります。 住んでいる街・ブエノスアイレスに片付けるために戻ってきた・・ 正直なぜか、そんな日が来ることは全く想像していなかった。そして5月25日の建国記念日の余韻、街中にあるアルゼンチンの国旗も眩しい・・。選挙前、きっと大きなイベントも沢山行われたのでしょう。とにかく今はただ・・片付けるのみ。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.28
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まさかのフライト・キャンセル、素敵ホテル滞在2日目、深夜3時に電話が.. きっとバッタリ遭遇した日本人の方と思い込み、日本語で「もしもーし」と応答すると一瞬シーンとなってから、スペイン語で「お客様に緊急のお知らせがあります・・」 今度は何?? 「明日のフライトですが、17時に飛行場のカウンターにお越しください。お食事は朝食、昼食共にホテルで御用意します」 早朝9時の予定が夕方となり・・のんびり素敵ホテルで過ごせるのは正直うれしいかも・・こんなに豪華な朝食ひさしぶり・・ 特にチョコンと置いてあるミニジャムの蜂蜜の可愛いこと・・ 名古屋の素敵イラストレーター伊藤ちずるさんが蜂を飼っていらして、蜂蜜を日々ゲットされているそうなのですが、ちずるさんのイラストみたい・・ みてもらわなきゃ。豪華な昼食まで頂いてから、なんとなくカウンターでチェックアウトの確認をすると・・ 「あなたの手続きは行われていません。航空会社まで問い合わせてください」 えーー?? 電話連絡がとれないので自分でオフィスまで行って確認するように言われてしまい、ションボリしつつ、すぐそばにあるというはずのオフィスは1キロくらいあるかという遠さ。バックヤードにあるオフィスを見つけるのは結構大変でした。 そこに昨夜アテンドしていた人々勢ぞろい、、見た瞬間ぶち切れてしまいました。「一体なんなんですか? ホテルの手続きで、ここまで足を運ばせるなんて・・いいかげんにしてください! Que esta pasando con ustedes,, tuve que venir hasta aqui para tramite de hotel .. no puede ser.. porfavor 」 日本人が怒ると怖いんですよ・・と思ってくれるかと思いきや。 「大丈夫、心配しないで、今会議中なので待っていてください No te preocupe.. estamos ocupado, despues te cuento」 と待たされ、引き続きユックリと処理して、「ハイどーもご苦労様です、さよーなら ya esta solusionado adios 」。 ブラジルTAM航空って・・ゆるい・・後で気が付いたのですがTAM航空は、ホテルCamino Realとの関係がイマイチのようで・・ そのシワヨセが私どもにきてしまっていた模様。 しかも後程しったのですが、深夜3時の御連絡はビックリでしたが多くの方は知らずに早朝9時に飛行場の受付にいって、再びホテルに戻されたようです。大荷物を持って子供二人を抱えたママさんは、「さすがに荷物は持って帰れない」と大抗議に出たようでしたが、私と同じように、簡単にほっておかれたようで・・ TAM航空、ゆるいどころか・・ 徹底した失礼さ。同じく荷物が多いので、もし同じ立場だったら大騒ぎしてました。ここまでくると何もかも信用できないので、早めに出て夕方の手続きを行ないました。TAM航空のスタッフは誰も現れず、全て自分で説明することに・・ 本当に手ごわいというか、とことん適当というか、、Aerolinea TAM 恐るべしなにはともあれ新しい飛行機に乗る直前、シミジミと機体を撮影、、やっと乗れた嬉しさと、出発するまでは寝ないという教訓、思わぬ再会も含めて記念すべきメモリアルなフライトとなりました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.27
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急遽きまったアルゼンチン帰国に向けて慌ただしく準備、宿では例のごとく体調を崩した方がいて一緒に病院へ・・ 他の国で大丈夫でも、メキシコではダメ。本当に皆さん体調を崩される方が多い。揃って腹痛の道、「道端のタコスはやめてください」という看板を創ろうかと本気で思う。調理されたタコスではなく、トッピングにバクテリアが育っています..(生野菜やソースなど)せっかくの貴重な旅の一時を無駄にしないためにも身体がメキシコに馴染むまでは「道端のタコスはやめてください」気が付くと出発の時間。余談ですが宿から乗ったタクシーの運転手さんが素晴らしい方。しかも現大統領の御家族の方で..「僕は政治には全く関わらない、自分のペースと人として大事な素朴なことを大切にしています」 意気投合して二人の持つ「モニート」も饗宴。ヒドイ時差ボケも重なって、もう本当にクッタクタの極みで飛行機に乗って即、グッスリ眠りました。機内の涼しさが心地よく、静けさがマルで軽井沢の森の中にいるような.. 「静けさ」? ふと目を覚ますと機内はもぬけの空、誰もいなくなって静まり返っていました。 飛行機が出発しているものと思い込んでいたのですが・・ 本当に誰もいなくなっていて・・真っ青。 悪い夢を見ているようで呆然としていると、気が付いたスタッフの方が「まだ一人ココにいます! 閉めないでー」と叫んでくれました。(ちなみに写真は眠る前の御機嫌な一時)搭乗直後にトラブルが見つかって乗客は全て降ろされ、飛行場に最寄りの Camino Real という素敵なホテルへ。夕食も美味しく頂いて、豪華で大きなベット、大理石のトイレには様々な仕掛けがあって面白く、大画面のテレビでメキシコで親しんだプロレスを見たり、、本人は緊急事態発生の混乱とは裏腹に、結構おもわぬ「棚から牡丹餅」シンデレラ物語な環境を楽しんでしまっていましたが、世の中の大半の皆様は予定が詰まっていて、結婚式に出席できなくなった方、非常に重要な会議を控えている方、皆さん真っ青、もしくは涙目で・・ 本当に珍しいケースだったと思うのですが、これだけの人数の苦情を一手に引き受ける航空会社も大変。その中に7年ほど前にコロンビアでお会いして以来、交流の続いている方がいらっしゃいました。現在、舞踏家のマネージャーをされているので、スケジュールの調整だけでなく、アーティストの方の体調管理も含め、大変な状況、、飛行場のロビーでバッタリ遭遇した時には、まさかこんなことになることは想像できませんでしたが,, 確か7年前も彼女が街角で困っている最中に遭遇したような・・引き続きホテルで一緒に過ごしながら、御縁って本当に不思議だな・・とシミジミ。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.26
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昨夜の決心で一気に変更となったメキシコ滞在。 御報告会は一変、送別会となり、報道カメラマンのパトリシア Patricia Benitez さんと合流。 報道関係者が集まるという特別なカフェに連れていってもらいました。ココは日本人のパン焼き職人がいるそうで、店内には「ケーキ屋さん」「パン屋さん」などの看板も・・ 驚いたのは御飯にアイスをのせるメニュー。マンゴクリームアイスと御飯が立派に解け合っていました。御飯にアイスをのせる・・って結構ありそうで、ない気がします。再び瀬戸と十八成浜の話題,, 次のメキシコ滞在でTo be continued.. サパティスタとも交流の深い社会派のパトリシアさんに託したい。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.25
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帰ってきた当日、早速の御呼出し・・アーティスト姉御カルミーナが近くの素晴らしいカフェに来ているので「来なさい」という・・ 時差ボケだし、早速ホテルお手伝いもスタート、驚いてもらおうと日本から素敵グッズを宿のために沢山持って来たのですが・・大家さんはお留守。(eeeeこれってもしかして帰国を予測してのお出かけけ?... シケイロスと親交深い瀬戸市の画家・北川民次さんのカレンダー到着)階段を上ったり下りたり、、運動量が一気に上がって時差ボケは更にヒートアップ。人生は険しいものです.. そこに「早く来なさい」との姉御の指令、この高地で空気の薄い道程をスッタスッタと軽快に進めるのはメキシコの景色の業、なんて豪快な建物、照明の美しさ、、etc 「再びココで始める」 諦めません辿り着くまでは・・夢の劇場にお参りしつつ無事合流。現地に到着してからは、話は全て石巻・十八成浜のこと。3人は皆さん海外の海辺に暮らす方達で(カンペチェ、マイアミ) 海を愛する潜水インストラクターだったりするので、それはそれは真剣に海の話と、その後(アーモンド畑 etc)に何時になく真剣な表情で聞いてくれました。丁度、時を同じくして140回目のバスが出発する日に、瀬戸から夜行バスで東京へ出発しました。 時間を見ながら今頃・・ と振り返っては現地での記憶に想いを馳せています。 時が流れ、我が事に追われれば忘れないために.. 先日うかがった際に現地から持ってきたものが、ツルを折るための材料が入っている缶に入っています.. 到着した直後、見上げた鯉のぼりの高さが津波の高さだったことに気が付いて、衝撃で息ができず酸欠。 足元にあった欠片、、メキシコに到着。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.25
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折り鶴プロジェクトのカロリーナ先生ご一家にカレーを作ってきました。御一家とは2010年来の交流で、お孫さん・息子Haritzくんが生まれる前、一緒に舞台で共演、御家族の物語にスッポリはまっているような..そんな心地の良い一時。今日の話題の中心は「瀬戸」 御一家は全員、美術関係者のため「北川民次」さんの絵を非常に興味深く眺めていました。シケイロスやオロスコの絵にはない「独自の東洋のエッセンスがメキシコと溶け合っている」 とのコメント。 持ってきた北川民次さんの画集は数日、宿の片隅に設置してあったのですが、美術の先生カロリーナの手によって、きっと学校の授業、その他 様々な機会に届けられていきそうです。日本から持ってきた「お茶会セット」 富士山お茶入れも好評、母が選んでくれた煎茶も好評、カレーの後の日本茶は不思議なものがありましたが.. 頼まれていた宮崎駿アニメグッズがHaritzくんに到着。彼は特にクロネコのKIKIが出てくる「魔女の宅急便」のファンで、セリフを覚えてしまっているほど。 愛猫SALABIの熱い眼差しを集めていたクロネコKIKI.. の指人形に大感激してくれて早速、ビデオを見ながら指人形と会話していました。 今回の依頼、本題はトトロ。 彼のトトロ恐怖症を解消したい..というので指人形をしまうトトロ袋をゲット。現在、そこに持っている全ての指人形をいれて幼稚園に通っているそうです。(作戦成功!)録音を担当してくれたカロリーナの兄マルセーロさんに頼まれていた「箱」も誕生日の翌日に到着。 それにしても、立て続けに再会と御依頼の達成が続いていて、これは一体? と思いつつ、宿に帰り今一度の検討。カロリーナが言った「この画集、私がシッカリ守ってるから」.. という言葉も含めて、シミジミ。 夜に母とスカイプで話して決定。このままメキシコでの予定をこなすのではなく、一度アルゼンチンに戻ろう。予定の航空券は明後日の出発。再び大変換、慌ただしくなってきました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.24
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出発前に飛行場を走り回っていて、ハローキティJAPANに遭遇してしまってから、なんとなく「ハロー」といってみたい今日この頃..(キティちゃんが着物姿で鼓を打っていました..) 皆様いかがおすごしですか? まさに1日を2倍生きるメキシコ渡航。23日14時に出発、同日13時に到着するのって、すごく感慨深いです。出発前、例のごとくの「荷物騒動」で大変なことになっていました。手荷物の楽器にダメ出し..その楽器を自宅に配送しようにも、何処もうけとってくれません。楽器は基本的に宅急便では拒否されます。最期の最期、大ウソをいって郵便局にお願いしました。「木製の民芸品」とされた大好きなマーチン社のギター・ウッドペッカーは出国できず..(泣) その配送大作戦のため4階と1階を行き来して走り回ることになったのですが、お蔭で初めて成田ショッピングセンターに迷い込み、そこにはありとあらゆるものが揃っていて、大勢の東洋からのお客様で溢れかえっていました。飛行場での値段は通常と同じ、もしくは税抜きで飛行場の方が安いもののあるほど。 アナウンスもメインは中国語、、なんだか圧倒されます。空港内のローソンで並んでいると店員さんからも中国語で話しかけられ、オロオロしてしまいました。もはやココは中国の空港ではないかと・・。それにしても我ながら荷物が多い・・機内には液体持込は禁止とのことで、大切に持ってきた300mlの醤油は没収されてしまいましたが、化粧水、クリームなどはパッキンに入れられ返してもらえました。空港内で買ったものはOKだそうで、チョット腑に落ちない部分もあるのですけど.. 思わぬ再会と遭遇に恵まれました。彼是7年前、、エクアドルの90周年記念友好公演の際に「マンゴ」さんというスペシャルなニックネームの方にお会いしたのですが、その方が後ろの席に添乗員として座っておられました。時が流れ尚一層の御活躍な佇まいに感動。 そしてもう一方、宿の予約メールのやりとりのあった方、到着時刻が同じ時間帯だったのでキット同じ便?・・出発前にロビーで何人かの日本人の方に話しかけてみましたが見つけるに至らず、メキシコ航空の方に呼び出しをお願いするも「個人情報はお伝えできません」 確かに・・アッサリ諦め機内へ。ところが隣の席の方が入国手続きの書類を書いていて、覗いてみてビックリ・・何と隣の席に座っていらっしゃる方でした。 こんなことって・・あるんですねー 日々サプライズで溢れています。早速、サンフェルナンド館に到着して何事もなかったように、受付をしたり、おなかを壊している方に薬を渡したり、、 しています。なにはともあれ、再びメキシコ Vamo todavia Mexicolibri !!佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.24
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今回は4月27日の母誕生日にサプライズ帰国、ドアを開けて「おめでとーー」 (1度やってみたかった・・ので祈願達成です) 母は驚いてくれましたが・・勘が鋭いので察知はしていたようでした。 そして出発・・到着以上にお騒がせ、、荷物の取っ手が下りない・・ 以前から調子が悪かったのですが、1か月で固まってしまったみたいで・・長距離バス到着直前にコロンとおりましたが、カバンにイジメられているような気持ちになるほど・・焦りました。 もう2度と取っ手は使用しない・・(できない)只今、早々に成田についてアナウンスが何度も「手荷物にお気を付けください」と流れているのでカナリ置き引きが頻繁に発生しているようです。実は先ほど、コンビニで薬を買っている途中、大荷物、大家族の海外の方が、私のカートを何気に持っていこうとしたのか、間違ったのか、、(ちょっと怪しい家族だったので後程、追跡してみようと思います)話は前後しますが・・東京の大ビルにメキシコのピラミッドのような勢いを感じました。今回は穏やかな瀬戸に居続けたので、いきなり見上げるビル、、霞が関、丸の内、、って凄いですね。ここで働く友人が何人かいますが、どんな毎日なんだろう・・ 今回の日本滞在期間中、我が当たり前を離れた様々なことに思いを巡らす機会に遭遇、図書館で本を借りてきたり、テレビを見たり、スーパーなどで観察しつつ、、思いやり周波数を広げてみましたが、やはりソレゾレの周波数の心地よさと必要性に徹するべき。今は、メキシコで待つ鹿の元へ向かうのみ・・ 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.23
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ここ数日、徹夜でブエノスアイレスのオフィスのように、パソコンを並べてビデオの編集に取り組んでいました。3本のビデオを帰国前にあげなければならず・・ 早急に仕上げるためにスピードの速いUSBを仕入れるために尾張瀬戸の電気屋さんへ。 もっと最寄りに大きな電気屋さんがあるのですが、尾張瀬戸までの川沿いの道程を通りたくて・・途中、陶器がポツン、ポツンと出没するのですが、いつも後ろ姿を見ている、招き猫らしき陶器を前方からシッカリ見てみました。 なかなか素敵な招き猫です。もう少し先には羊が・・これって今年の干支なので、きっと来年はココから取り外して次の干支をのせるのでしょうか.. 静かに流れる整備された瀬戸川を眺めつつ.. それにしても穏やかです帰国する度、好きになる生まれた街「瀬戸」 遠く離れてばかりいますが..いつも想っています。あと数時間で再び「大喧噪」のなかに戻ります 全ては To be continuedHasta Pronto Seto !!佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.20
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家の前は山、そして草原のような広場が広がっています。そしてガーデニングに徹する母の庭に親しむ毎日。テラスも合わせて植木鉢の数は200を超えるのではないかと・・(1度真剣に数えてみようと思います) 朝から晩まで毎日のように母は庭の整備をしています。アルゼンチンでは全くと言っていいほど自然から離れた生活で、陽の光が直接部屋に差し込むこともなく、植木を育てる機会もなく、、唯一舞台美術でバラの花に常に囲まれていますが・・こうして日々木々の成長や変化を見ることができるのは素晴らしい。咲いたばかりのアジサイの色合いが素敵です。個人的には道端に咲く、この黄色いコスモスのような花に惹かれています。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.17
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日本の夕陽・・御味噌汁のように味わい深い太陽の沈む様をシミジミ眺めていました。1日雨で・・やっとこさ顔を出した太陽に照らされています。気が付くと後1週間・・あっというまの滞在でした。ほとんどの時間は手続きと準備で、引き続き手続きを続けています。きっと出発ギリギリまで・・。 メキシコでの2か月、そして日本での1か月、、今までになく価値観が移行してしまいました。多分もう元には戻れない・・日々更新されていく「羽ばたき」があります。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.16
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一夜の会合を経て、AKOさんは大阪へ旅立っていかれました。短い濃厚な打合せ、撮影、、リハーサルには至りませんでしたが、充実した打合せの一時、、母の車で高蔵寺まで向かい、暫しお別れの瞬間にフト、先日の心に刻まれた十八成浜での「いってらっしゃい」の一言が蘇ってきました。「いってらっしゃい」という言葉が好きになった今日この頃・・ この緑の丘で、母庭で、今度は思う存分、音楽を奏でましょう「おかえりなさい」と言える日をお待ちしています。(という優雅な想いとは裏腹に引き続き徹夜で書類作成に追われておりますが,,)帰り道、久しぶりに父のお墓参りへ。再び出発前の「御挨拶と御約束」 ふと先ほどの「いってらっしゃい」を思い出し、、亡くなる人には言えない言葉・・ とはいえ、お盆やメキシコだと死者の日などありますが、、やはり言えない。 昨日、親しいアルゼンチンの大女優 Edda Diazさんからメールが届いて、愛犬アンへリカが亡くなった事を知りました。その犬は非常に愉快で落ち着きのない犬で・・豚さんのようでもありました。遊びに行くと何時もフゴフゴと寄ってきて、個人的にトテモ親しかったので・・とっても寂しいです。傍にある動物霊園の「祈りの犬」に合掌。さようなら・・アンへリカ佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.15
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実に10年ぶりの再会となるのですが・・再会というよりも新たな「出会い」。先日のNHK「地球人バンザイ」の放送で「日本での活動の予定」で触れた「Flying Hamingbird Ship」で御一緒させて頂く方、お忙しい日本全国各地での活動の途中、瀬戸市にきてくださいました。ボイスアート「はちどりの声」竹中あこさん御到着!積もる話というよりも、未来の模索でメイッパイ! 深夜3時に至る打合せ、ただいま引き続き書類と挌闘しております。できるか、できないかというよりもこの周波数の交換で再び「夢羽ばたく」 創るということの喜びに向かっていくのみ。そんな今日、同じく手続きの件で尾張瀬戸市パルティ瀬戸を訪れた帰り道、メキシコに戻る前に何か瀬戸の想いのつもる品物を・・と銀座商店街へ。ほぼ入り口に「瀬戸」の文字の入った素敵な前掛けが見えました。お店に入ってみると・・大きな「ぐっさん」のサイン入り色紙が・・。「突然いらして、これと同じ前掛け持っていかれたよ」 同じ前掛けを手にした偶然の嬉しさ・・(もしかしたら、我が家のあとにいらしたのかも・・?) 108年にのぼる老舗の「林洋品店」 足袋や前掛け、のれんや作業着に至るまで、味わい深い良質の品物が揃っています。あの日から6年、「ぐっさん」繋がりで大いに盛り上がり、元気にイヨイヨ「御約束はちどり」に向かいます。(瀬戸前掛けは夢いっぱいのメキシコ行き荷物と共に待機中)LINK グッと地球便・アルゼンチン 佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.14
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先日ピースセンターで折り紙の「平和のコマ」の作り方を教えてもらいました。3枚の折り紙を使用して出来上がります。「鶴が折れれば大丈夫」と係の方に言われ,見よう見ままに作ってみると、確かに最終段階に鶴の折込が四方八方にあります。そこに別の色をはめこんで、最後に、元の色をはめこむ・・ これが結構、周る駒です。 ふと閃いて・・「平和の駒なら..」と鶴をはめ込んでみました。なかなか良い気がするので近々センターに持っていってみます。常に広島、長崎に集中していて名古屋の空襲のことをよく知りませんでした..。写真、遺品だけでなく焼けた家屋も展示されています。召集令状や当時の教科書、広告、、こういったものって意外と身近に見た記憶がありません。実際に落ちた爆弾に触れることも、、非常に貴重な資料館が全国各地にあるようです。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.11
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非常に集中した一時に帰りのバスでは皆グッスリ・・ 深く深く眠っている皆さんを見ていてシミジミ、、再び139回の偉業に思いをはせていました。以前は大型バスだったとのこと、人数も倍近く、、2011年の初めてのバスは? 1年後は? そんな物語を知りたい・・ 皆さんの寝ている隣で引き続き、音楽を聴きながら一人、今後のことを考えていました。 例えば・・阿部邦子さんにメキシコにきてもらえないだろうか、今関わっている「折り鶴メキシコ平和プロジェクト」の学校に!!。参加しているブエノスアイレスの洪水救援部隊の仲間に、今回の事を話さなくては.. etc 考え出したら眠れませんでした。 何時になく眩しい朝陽・・気が付くと夜が明け、出発した東別院に到着。「おかえりなさい」と大きな看板を持ったスタッフの皆さんが迎えてくださいました。送り出して下さった方が、こうして朝早く迎えて下さる・・ 涙。 そして閉会式に配られたのは「震災孤児支援」のパンフレット。震災孤児遺児応援ワンコイン・サポーターズ 20,000人プロジェクトhttp://aichiborasen.org/onecoinこぼれ落ちない支援と交流の輪がココには広がり、繋がっていました。今度の一時帰国を待たず、離れていても繋がっていきたいと思います。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.10
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酸欠のまま・・十八成浜に到着。現地の方々がマルで南米のような挨拶で迎えて下さいました。握手も交わすことの少ない日本の日常で、この熱いお出迎えに酸欠から脱出.. お顔合わせと活動における注意、説明を受け、早速それぞれの活動開始、御訪問、御挨拶の「心配り班」、皆様にお届けする御食事を作る「くぐなり食堂班」、地域のメンテナンスを行う「よろづ班」、ワークショップ活動の「和みクラフト班」 20名余りがソレゾレの部署へ。 心配りA班として中学生の参加者と二人で活動。陸上長距離のランナーである彼女は、山道もスタスタ軽快で、しかも今回2回目という経験豊富さ。今回1番驚いたのは、そんな中学生が数多く参加していたこと。中にはお年玉全てをココに来るため注いでいる少年も・・ 立派な中学生の存在に、ふとブエノスアイレスの洪水救援活動にも多くの子供達が参加していて、大人以上に力強かったことを思い出しました。 そんな中学生以上にパワフルな現地在住の阿部邦子さんは凄かった・・ まず早朝A班の1番遠くの御宅に車で送り届けて下さったのですが、少し躊躇していると即、「ここではテキパキうごいてください!迷いが命取りになる」 「・・・はい!」 A班2人は走りました。体育大学時代に戻ったような清々しい喝! 邦子さんの授業での「皆さんに助かってほしい」この一言、本当に衝撃でした。 今後いつ訪れるかわからない災害の際における生きた実践の知恵、心得を教えて下さる方。リーダーの必要性、地域のコミュニケーション、咄嗟の判断力、反射神経、、土嚢が並ぶ海岸、、日常を目の当たりに、本当に「その通り」現在進行形・・ ココに暮らす皆さんは、非常事態を生き抜いてきた方々・・ 途中、ふと「ボランティア」という立場に疑問。 全てにおいて教わりにきているような・・阿部邦子さんも何度も口にしていた「何が自分に出来るか」ただただ心に汗・・ 太ったウミネコが沢山その辺にいて、相棒の「マリオ」を思い出していました。ここでも猫や犬が日常を支える大きな存在感を発揮、みな丸々としています。キット美味しい御食事を沢山たべているのでしょう・・ 本当に人なつこい寄り添っている動物たちの存在感。ところが人懐こい「鹿」・・はダメみたいです。畑や庭を荒らしてしまうということで、大きな柵がはってありました。 その柵を前に御宅に訪問するのは至難の業、忍者のように持ち上げて、低姿勢でくぐらなければ・・そこで相方の身軽な中学生が大活躍。 個人的には「鹿の踊り」を煮詰めているので複雑な気持ちになりました。実際に鹿が通りかかるのを見るには至りませんでしたが、、鹿の被害を免れたいアーモンド畑を見せて頂きました。アーモンドの花は桜のような美しさがあるそうです。元気に育っているアーモンドにはソレゾレにオーナーさんがついていて名札がかかっていました。 アルゼンチンの仲間とアーモンドのメンバーになりたい、、「チームLoro Mario (マリオとその仲間達)」 帰国したらメンバーに話さなきゃ..御食事の一時に、先ほどの答「なにかできること」を探して、翌日に東京でのリハーサルのために持ってきた楽器を使用しました。小さなサプライズ・・オカリナ、チャランゴ、歌、、 今回で8度目の旅を重ねている高橋さんのお誘いで素敵な初「お茶っこ」も。 次回は皆さんに地元の民謡や大正琴を聞かせて頂く御約束。チャランゴと大正琴のセッションなども・・そして、何よりこの1枚。「きれいな音―」とつま弾く地元の小学生。二人とも興味深々、好奇心いっぱいでした。 いつか「十八成浜のチャランゴ奏者」が羽ばたくかも・・ 気が付くと夕暮れ、出発時刻となりました。「いってらっしゃい」の一言で見送られ帰途へ。 再び「ただいま」と戻ってこれますように・・ 帰りのバスの中ではソレゾレの感想を発表。「お会いできて良かった・・」個人的には、この一言につきます。出会いから始まる物語、そこから未来へつながっていくもの・・終始そんな創造に溢れていた一時でした。 そして現場を知ることで、私達それぞれが生きた情報となり、未来への橋渡しになっていきますように・・ 十八成浜の神社に御約束。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.09
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今思えば、、こんなに多くの事に遭遇する1日は初めてだったかもしれません。車中でイロイロ考えていて眠ることが出来ず、到着間際にガクンと一眠り、外の明るさに気が付いて窓から見える景色を眺めていて、急激な景色の変化に驚いて、まさに夢から覚めるとはこのこと.. そこでバスが止まり「はい、ここで皆さん1度降りましょう・・」空高く舞う鯉のぼり、、その高さの津波がココを通過した。この土地の大きな宣誓の看板「がんばろう石巻」,, 1年後に建てられた追悼のモニュメント、献花台、ボタン式の解説の映像機器も設置されていました。 その前で全員揃って黙祷。更地の土地には食器やガラスの欠片が見え隠れしています。家のあった土台もハッキリ見える、、多くの悲鳴が聞こえてきて・・ 呼吸停止、しばらく酸欠で固まりました。 主催者の久田さん曰く「震災直後にココを訪れた時、津波の後の火災で真っ黒で、、高台から見て本当に怖かった」 4年たった今でも、ここから、ここまで、、という線引きがハッキリ見える,, 助かった場所、助からなかった場所、助かった方、亡くなった方、、紙一重の跡、、そこに立つ多くのカエル、「皆がココにかえってきますように・・」とカエル・・佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.09
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ほんの数日前に手続きを済ませ、出発するバスに乗れることとなり、集合場所・東別院の境内へ。受付を済ませ一緒に向かう方々と御挨拶、自己紹介、ミーティングを済ませ、バスに乗って出発。13時間のバスの旅,,(メキシコからの渡航時間と同じ)今回の担当は「心配り班」.. 多くの資料に目を通しつつ第139回というコレマデの積み重ねを想像・・1年は52週..X4で208週.. あの日からコレマデ..そんなバスの中で「アーモンド」にまつわる貴重なお話を主催者の方から聞くことができました。現地に植えたアーモンドが将来的にはシオラレオナの子供達を救う、、という目からウロコなプロジェクト、確か後藤健二さんがシオラレオナの子供達についての本を出版されていたはず。 震災から4年、復興は次のステップへ向かっている・・? 22時に「スマホなどは消してください」、シッカリ消灯。修学旅行のようなケジメある厳しさ,,主催者の方は学校の先生とのこと。 先ほどのアーモンドの話でイロイロ想像してしまって眠れず・・持ってきたミニウォークマンで久しぶりに音楽を聴き続けていました。こうして彼是20年近く前、バスで仙台、秋田、青森、福島へ伺っていました。皆さんどうしているだろう、お元気だろうか、無事だろうか、、 サービスエリアには鯉のぼりがぶら下がっていました。数日前のココに至る鯉のぼりの記憶(LINK)を心に刻みつつ、看板や歩道橋にかかる様々なメッセージと記録に我に返ります。 佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.05.08
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急遽、決まった帰国、、そして再び急遽、決まった日本国内での移動、既に決まっていた出演時間帯に丁度バスに乗っている可能性が・・バスに乗るか乗らないか、どこにいられるか etc 大変お騒がせしてすいません。無事録音、放送の運びとなりました。こちらで1週間、前回の放送を聞くことができるそうです。NHK地球ラジオ「地球人バンザイ」(5月9日5時台、25”40 頃から)http://www.nhk.or.jp/gr/ondemand/index.html宮城県石巻市牡鹿半島の十八成浜にある集会所の御台所で電話を接続。(現地での感想&御報告レポートをココ数日に準備します)こうして愛知ボランティアセンターの方々に見守られ、素敵なアナウンサーの方々にお世話になり、ここ数年の「踊るチャランゴ物語」を御報告するに至りました。そして未来への御約束も・・ 前進あるのみ。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.07
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実に10年ぶり、日本の春は素晴らしい。本当は桜シーズンを目指していたのですが航空券の高さに断念。とはいえ春の余韻と初夏の気候の良さ、日々満開の緑を目の当たりにしています。特に母の庭の眩しさに日々感動。ここ数日二人で見上げ続けているのは庭にある鈴なりのサクランボの木。梯子に上って本格的に収穫。リンゴやミカンなどを収穫する仕事に憧れていたので、おおいに張り切ったものの、、母には「色の赤いものだけをとりなさい」と叱られました。物事は実が熟するときをシッカリ待つことが大切。サクランボ狩りで肝に銘じつつ・・ 何時の日か必ずココゾというときが訪れますね。とれたてのサクランボが母の手によって、御近所に届けられています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.06
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再び「もやい処」のパパさん御立合いの元、特別な場所での寄合が開催されました。瀬戸市の銀座商店街の入り口そばにあるギャラリー「かわらばん家」さんには多くの方が祝日に訪れ賑わっておられました。 http://setomachi.com/kawarabanya/「お茶室」の説明書きがカウンターにあったので見せて頂くと、、まさに昨日の続編、隠れ家そのもの。薄す暗い畳2畳ほどの部屋の中心に、淡い素敵な照明が煌々と点る特別な空間。本当に特別な打合せになりました。以前、愛・地球博の開催中に東明新聞でコラムを書かせて頂いたのですが、その時お世話になった編集の方々(現在・瀬戸市ラジオ放送局)と今後の展開、企画においての御相談。10年ぶりにコンナ特別な場所で再会できるなんて・・ 感激の記念撮影は怪談,, 状態ではありますが、何時の時代もミステリアスな始まりに心のトキメキ、未来の楽しみは比例します。今日は御三方の瀬戸市談義を聞かせて頂いて勉強になりました。 生まれは瀬戸市ですが、父の仕事の都合で育つことが出来なかった瀬戸。 引き続き海外在住のため、実家がありながら暮らすことも出来ず・・永遠の憧れに近い想いが募る瀬戸の歴史は深く、厳しく、、新しい瀬戸への期待を皆さん内に秘めておられます。 帰り道、末広商店街の噂の鯉のぼりを見てきました。瀬戸市では鯉のぼりを竿につけて飾るのはアマリ歓迎されないようですが、「こうして上から吊るすのなら大丈夫でしょう」・・ そんな記事を新聞で読んだばかり。 祝日のため閉まっている店が多かったのですが商店街の、ちょっとした瀬戸ならではの置物が素敵でした。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.05
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昨日の続編、、北川民次さんのアトリエでメキシコの話題で盛り上がって、多くの方とお話することができました。本日の一期一会、尾張旭から訪れていた、お習字の土屋先生と意気投合。彼是10年以上、毎年アトリエに訪れておられるそうです。 1年に2度の開催を毎回たのしみにしておられる方がいらっしゃる,, 新しい展示と共に再会を楽しみにする場所。次回は11月にアトリエの公開日があるそうです。(素晴らしい場所なので普段、絵画教室など開かれていたらいいな,, と思ってしまいました)アトリエを探していて最初に辿りついた場所、愛知製陶所・芸術横丁。土屋先生はコチラにも何度も訪れておられ、「この場所は物凄く大きな大きな隠れた場所が沢山あるの!」 誘われるまま、まず一般展示室へ。 海外輸出用の素晴らしい装飾陶器がズラリと並んでいてビックリ・・ まるで有名なフランスの陶器のようでした。 その隣の倉庫のような場所には掘り出し物の玩具市や楽器の演奏なども行われていました。ここで「コンドルは飛んでいく」を聞けるなんて・・ しかも竹笛とハーモニカの合奏で・・。 陶器の森に仕掛けられた様々なイベント・サプライズも楽しかったのですが、何といっても瀬戸物工房の歴史ある佇まい、当時の様子そのまま残された器具、機械、陶器の山、、再びタイムマシンに乗って知らなかった瀬戸の隠れ家を見せて頂いたような,, 切ない気持ちと共に、あらためて瀬戸発見の日々。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.04
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「一度行ってみたい」とズット思っていたメキシコとゆかりある画家・北川民次さんのアトリエが連休中2日間公開され、1年に2度しかない貴重な機会に一時帰国中に伺うことができました。 「民次は素晴らしい先生だった・・子供達は民次に励まされて素晴らしい絵を描いた。 子供達もまた、民次の先生だった・・メキシコの子供達の絵は素朴で逞しく、彼等の自由に生きようとする気持ちを強く感じるもの、民次が追い求めた表現だった・・」展示室には民次さんの人生が順を追ってイラストと共に展示されている他、作品を使用してのカレンダーも飾ってあり、インタビューやドキュメンタリーもアトリエで上映されていました。北岡民次さんの「意志」に接することができる場所。メキシコから帰国して、ここに来ることができて本当に良かった。 インタビューでの迫力はシケイロスのよう、、反骨精神がベースにあるからこその作品の力強さ。メキシコの壁画運動時代のアーティストの皆さんの作品の迫力に、ほんの2週間前コロンビアの友人と壁画の前で暫く立ち尽くしたばかり。メキシコで滞在している宿で「サノセキ」さんの話が出ていましたが、民次さんが話題になることはなく(二人はメキシコで同時代に活躍した日本を代表する芸術家として、大学でシンポジウムが開かれているほど・資料LINK ) 是非シケイロスやディエゴ・リベラを見に来る日本の旅行者の方々に、、とメキシコに持っていくための作品の絵葉書を購入しつつ、受付の方と立ち話から広がって、民次さんの「アトリエを守る会」代表の加藤さんとお話することができました。 加藤さんの発行する冊子「バッタ」に「アトリエがいつまでもこのままの姿であり続けることは難しいとは思います。しかし民次がこの安戸のアトリエで残した仕事や、民次の仕事にこめた思想が、いつまでもこの地域に残り、引き継がれていくことを願うものです」LINK タスコと北川民次(La Brava メキシコノート)http://www.labrava.jp/mexico-note/0036.html今日、短い訪問でしたがアトリエの香り、遺品、展示作品、スタッフの皆様から伝わってくる情熱、全てに心熱くなりました。 素敵な画集も一緒にサンフェルナンド館に持って帰ります。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.03
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帰国してから日々、ひたすら感動している日本の御食事。ほぼ日本食に接する機会がないので、全てにおいて感動。懐かしさだけでなく、その佇まいに驚かされます。いつも友人のフェイスブックで度々、食べ物の様子を見るのですが、、帰国してシミジミ、、きっと「一つの景色」のようなものなんですね。まず自宅で久しぶりのお刺身に惚れ惚れ・・そして今日は外食でドキドキ・・お椀、おどんぶりに大きな蓋がついて出てきて、その蓋をマズ開けるところから,, 愛知県の御当地名物「ひつまぶし」、何年かぶりのウナギを弟が御馳走してくれました。久しぶりの全員集合と、この机に並んだ豪快な御膳。木で出来たお盆、おどんぶり、お吸い物の様子はマルで「池」のようにも思えてくる。 そして急須に入った汁をかけ、自分でアレンジしていく流れ、、(瀬戸市共栄通6-21・一色)弟の会社の様々な話を聞いていると、別世界のタイムマシーンに乗っている気もしてきました。帰りがけに店の入り口にウナギなドラえもんが・・ 実にタイムリー。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.02
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彼是10年前、愛・地球博の関連文化事業として、写真展、美術展をパルティ瀬戸で開催した際に、尾張瀬戸で最寄りの商店街を散策。確かアルゼンチン館スタッフと歩いていて「沖縄料理の店」という看板を見て興味深々はいってみると、店内には三味線の先生もいらして尚一層、盛り上がって、そんなこんなで入れ替わり立ち替わり、皆で次々と伺いました。 愛・地球博が終わりに近づき、送別会も兼ねての交流会を決行、アルゼンチン館、報道関係者、スペイン留学時代の友人、国際センター、そして「もやい」のお得意様、合流&交流「もやい処」での数多くの賑やかな饗宴の一時。その後も一時帰国する度に渡航先で出会った方や、剣道の生徒に至るまで、引き続き関係者一同で訪れ、「もやい処」のママさん、パパさんにお会いできるのが楽しみで、尾張瀬戸に欠かさず通っていたのですが、風の便りで「もやい処」を休業されたとのこと・・ それからは尾張瀬戸を訪れることなく時が流れ,, 今回、帰国した際に広報誌に「もやい処」の情報が掲載されていて、復活されたのだと思い込み、早速お店に伺いました。 実は新しい方が同じ名前で引き継いでおられ、そのまま帰宅。その方がママさんに伝えて下さり、再会の運びとなりました。積もる話に花を咲かせつつ、、実はママさんと同じ誕生日なのですが、この日付生まれは決して過去に留まっていません。常に新しい日々の演出を模索、創り続ける性分。再会は再開。世界を巡ってきたマリオの旗が瀬戸市に到着、一緒に持つことが出来ました。出会って10年後、愛・地球博10年後の、嬉しい特別な記念写真。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.01
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