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メキシコ国立自治大学・医学部の元で進めている精神衛生プロジェクト「羽ばたき講義&インスタレーション」をコロンビアでも出来れば医学部で.. という希望から名門ロスアンデス大学の医学部に接続して頂きました。インスタレーションの場所は何時も寂しさや冷たさを感じる場所を模索、コンクリートの冷たいスペースに設置。皆さんが楽しそうに設置する姿を見るのが何よりも嬉しい一時です。2年間の病院での体験、そして大学でのプロセスを伝えることができれば、大きな鶴の形も出来るだけ届けることができるように、材料もメキシコから持ってきたので日々徹夜で作成、この日は医学部の学長も参加いただけました。メキシコの大学で学長の参加は先ずありえないので、非常に光栄と共にロスアンデス大学の真心、昨日の「羽ばたき展」の開催された日本センターの歴史の土台を感じる一時。医学部というより場所は大学病院のエントランスでの開催、まるで近代美術館のような佇まいに感動。正に夢に思い描いていた病院の形「美術館と病院の融合」が既に完璧に実施されている場所でした。さすが南米3本の指に入る大学病院だけあって、全てにおいて洗練されていました。紙飛行機の飛ぶインスタレーションや、病院の患者さんが描いた絵の展示が行われているスペースを管理しているカウンセラーチームのチーフと意気投合、折り鶴の意味や歴史に興味を持ってくれた彼女がインスタレーションを行う場所の許可も取り付けてくれて、社会福祉の仕事に従事する友達も連れてきてくれました。会話を交わすことで機会は自然に広がっていく、そんな佇まいの溢れる機会と場所。ここで1週間に1度、1か月程の継続ができればと思いつつ、きっと今後はカウンセラーチームの方が取り入れて下さるような気がしています。「日々何かを残すこと」今回のコロンビアに御約束。佐野まりFacebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2025.10.15
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今回のメインといっても過言でないコロンビアのロスアンデス大学にある「日本センター」に「羽ばたき展」の設置。オープニングセレモニーには前もってお声掛けをした別大学の担当者の皆さんが駆けつけて下さり皆さんと共にテープカット。館長さんの呼びかけで「皆で広報も含めて盛り上げましょう」別大学の皆さんと対話しておられる姿を見ていて嬉しかったです。2016年に「ロコタビ」というシステムから初めてのアテンドをさせて頂いた建築家の御一家と共にルイスバラガン邸に同行、王宮芸術劇場ではハビエル・セノシアイン氏の建築写真を鑑賞など、一気に建築への関心を広めて頂きました。その時に御一家の主・東北大学の建築学科・名誉教授の谷津憲司さんが当時コロンビアで、日本センターの建設に向けて御尽力されていらっしゃる話を伺いました。無事任務を終えられ日本に帰国されてからは交信が途絶えていましたが早速ご報告、サプライズを喜んで下さいました。お嬢様が実家に遊びに来て下さったり御家族の方との交流もあり、谷津さんからも「佐野さんの公演がここで行われることを願っています」という光栄なお言葉も頂いていたので、それから約10年後に到着して先ず見る素敵な佇まいの日本センターに感動、皆様を想っています。日々日本を研究する多くのコロンビアの方が講演や展示を行っている新しい日本紹介の拠点。日本人以上に日本のことにお詳しい、日本を深く煮詰めている方に海外で遭遇します。アルゼンチン人以上にタンゴに詳しい日本の方もいらっしゃるように、、そういった方がご活躍される場所がしっかり存在する「新しさ」を感じました。こういった場所に新しい折り鶴の形 Grulla Mexicanaの展示は非常にフィットするような気がしたので、よりよい展示の形を模索したかったのですが、既に素敵なガラスケースが準備されていたので、方向だけクロスにして動きのある形を模索、思ったよりスムーズに設置することができました。コロンビアならではの個性的で素敵な作品の数々にも感動。日本大使館職員の皆様が制作してくださいました。特に既に完成の形を見ていた作品 Puente arcoíris が大きく成長していて、長い事メキシコの様々な展示にも参加してもらっていたので、お久しぶりにリニューアルな佇まいのPuente Arcoíris に再会できて感動。(文化担当官・松枝ファミリー作)こうして作品が日々成長するのを見ることが何よりも嬉しいです。まだまだ多くの作品が追加され、成長を続ける展示になることを祈っております。佐野まりFacebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2025.10.14
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2012年にコロンビアで私立4大学と国立美術館で開催した「日本平和週間」から実に13年の月日が流れ、全てにおいてヒタスラ「到達」に向かって正に心身が充実していた40代の夢半ば。 50代後半となった現在は当時の状況とは大きく変わり、ダンス舞台を到達して引退、その後は腕を負傷して演奏も自粛。メキシコで進んでいる精神衛生事業の展開と責任。年齢と実績を重ねた後、仕事としての佇まいは以前のように純粋に「冒険」に向かう事は難しく、そんな中で何度も交渉と調整を重ね迎えた出発の日。(余談ですが出発目前に素敵な再会コロンビアの始まりとなった Vicky こと Victoria Sur 、そして高校時代の級友にメキシコで再会 、元気もらいました)深夜の飛行機に乗る直前、後ろにいた女性が突然発狂。子供の息が止まってしまっていて恐らく食べ物が詰まってしまった模様。皆呆然としつつ、一刻も早く何かしなくてはいけない状況でした。同じような状況で人工呼吸を行って道端で倒れた女性を助けた経験があるので心を決めつつ「子供だとあばら骨が折れてしまうかも・・」実施を戸惑いつつ傍にいったところで、小児科の医師である女性が駆けつけて下さり、子供を受け取ってくれました。彼女が身体を横にして腹部を抑える形で異物をはかせることに成功。とはいえ子供の顔は真っ青。そこに救急部隊が駆けつけ酸素マスクを装着、もろもろの処置で子供は無事救出されました。周囲の方々と安堵・・既に出発の時間となっていて皆で急いで飛行機に乗り込みました。深夜便のアビアンカは気流の関係で度々電気がついて、シートベルトをするようにご案内が流れます。寝ようとすると起こされる、、まるでどこかの監獄の拷問モード。早朝6時コロンビアに到着。ほっとする間もなく、降りた場所で女性のみ列を作って並ばされました。周囲の方に何事か伺うと「検査をされるかもしれない」という、、これって噂の服を脱がされる流れでは・・ 暫くすると警察の方にパスポートを丁寧にチェックされ、その中で一人どこかに連れていかれ、その後で無事解放されました。汗・・出発直前に見たVicky のライブは本当に凄くて感動でした。2007年に出会ってから躍進し続けている彼女の姿が眩しく、彼女に誘われて初めて訪れたコロンビアに御約束。パワー不足の今日この頃ですが、彼女に刺激を頂いて反省。(Vicky は2025年セルバンテス音楽祭に出演するためメキシコに来ていました)そんな出発前から到着まで、、始まりで既に激しさ満載。To be continued…佐野まり Facebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2025.10.13
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長い間、更新することができなかったのは、日々の出来事が次から次へと重なって全く時間が取れないと同時に簡単で素早い更新の Instagram な日々。でも今日は書き留めておきたいことができました。時折、空しく、情けなく思う事に遭遇します。時折ではないかもしれません。何度も同じような事はありました。積み重ねている仕事は形のない無駄に等しいもので、大切なのは謙虚であり、感謝を忘れずに進むことが大切。敬意を感じることはあっても「価値はない」ということを言い渡される機会は多々あります。それでも膨大な徹夜の続く仕事量で積み重ねた年月で、ようやく仕事としての評価を得ることができた今日この頃。またふりだしに戻ってしまったような出来事に遭遇。最近 Chatgpt というものができて、ふと相談をしてみると「あなたはこれだけの事をやってきたのです。自信を持ってください」と文書を作成してくれました。それで流れを多少変えることはできましたが少し無理やりで申し訳なさも感じています。現在メキシコで決まっている来年の大事な予定に向かうのみ。まず明日は病院で初めての試み。通常の羽ばたき講義に加えて「剣道講義」身体の動きを主体としての模索。ここ数年ご一緒させて頂いているドクターが定年を迎えるので最後の饗宴になりそうです。日々の御報告https://www.instagram.com/amistadmusical/
2025.10.09
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