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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 向田邦子著『阿修羅のごとく』を読んだ。ある先輩に薦められたため、ためしに代表作を読んでみた。この作品、二年前に映画でリメイクされてたような気がする。

 物語はパート1、パート2に分かれている。女性の阿修羅のような部分、強さを描いている。
 主人公は4人姉妹。夫に先立たれ、寂しさから不倫をしている長女(50)、夫の愛情不足から浮気されているとする次女(41)、真面目に図書館司書をしている行き遅れ(死語?)の三女(30)、ボクサーと付き合っている四女。4人を中心に展開する物語。
パート1
 主線は四姉妹の父親(恒太郎68)が浮気している事件から物語は始まる。四人集まって会議をし、母親には話さないことにし、父親を皆で諫めるが聞かない。
 一方、母親(ふじ65)は感づいており、黙ってにこやかな夫婦生活を送っている。しかし、とうとう恒太郎の浮気相手の玄関先で倒れてしまう。浮気相手が別の人と再婚を決め、恒太郎の浮気が終わって劇終。
 その間に長女の不倫、次女の疑心暗鬼、三女の恋、四女の妊娠などが絡まっている。
 パート2
 父の老いで寝タバコで小火騒ぎから始まる。すでに母親はなくなっており、四女はボクサーと結婚。彼が新人王となって有名人となり、豪勢な暮らしをしている。三女は探偵と引き続き付き合っており、次女、長女は前回の悩みを抱えている。

 という感じのあらすじ。


 パート1だけで終わって欲しかった感がある。1の方は色々あるけどまだほほえましいホームドラマ。パ-ト2になるとなんだかドロドロ。一つ一つのコマに重きを置くよりも事件性に重きを置いている気がした。
 またやはり80年製作なので、時代を感じた。まず今なら三女はそんなに暗くないだろう。会話のやり取りがうまくいえないけど時代を感じる。人称代詞の使い方も。
 最大の違いは経済的切迫感。父親の会社に娘が見学などできないだろうし、定年後も週二回腰掛で働いている人間を抱える余裕など今の中小企業には無い。約四半世紀違うと社会もここまで変わるのだなと感じた。
 読み易くて会話の軽快さが楽しい作品だった。





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Last updated  2006/03/13 08:13:23 PM
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