有朋自遠方来、不亦楽乎!

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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 日常
 ゼミ同窓会があり久々に昔の仲間と会う。

 今回は幹事をやらなかった。普段のゼミの企画はほぼ自分がやっていたのでなんだか不思議な感じだった。周りを気にしなくていい。事前の準備、気配りをしなくてもいいのは楽だったが不思議な感じだった。
 それもこれも一期下の後輩の気配りだったらしい。

「まろにんさんに前回幹事をして頂いたから今回は私がしようと思って…。」

ありがたい。感謝。見てくれた人がいたのに驚き。そして少し自分もまだまだだなと感じる。「上善は水の如し」とは孔子の言葉だがよく言ったものだ。このように動けるようになりたい。感謝されたいためにやってるんじゃない。自分が楽しいからやっているだけなんだから。

 しかしここでとんでもない粗相をしてしまった。
 行った店は都心郊外の客家料理屋。先生がたまに寄っていた店らしい。それにしてはちょっと変に上品で料理が高い。更にコースで頼んでいるわけではなくオーダー制にしていたのでメニューを選ぶ事に。……高い。一品の量は多いのだがメニューが少ない。選ぶと被ってしまうので飲みに専門にする事に。これが間違いのもとだった。
 更にいつもはビールを飲んで焼酎といくのだがそこには焼酎が無かった。仕方なく生のジョッキで続ける事にする。しかし腹が炭酸で変に膨れてくる。自分は炭酸が嫌いだ。ジュースでも同じ。ビールなどアルコールが入っていれば飲めるがコーラなどは自分から好んで飲まない。
 だんだんビールに飽きてきた。なので日本酒とアルコール度数の近い紹興酒に切り替える。この紹興酒というやつ、はっきり行って不味い。先生は好きみたいでロックで飲んでいる。自分はこれを飲むのなら白酒を頂きたい。度数はウォッカ並だが紹興酒よりはましだ。しかし皆に合わせて紹興酒にする。


おい…。マジかよ…。

 そこから記憶が曖昧になっている。写真の断片のようにコマが頭に残っているのみだ。とにかく動作に意識が付いていかなくなっていた。腕を動かすと1~2秒して視界の世界が動く。

マズイ…。本当にマズイ。

そう思い何度か手洗いに立つ。しかしほぼ水分しかとっていないので吐き気が来ない。目の前がどんどん遠くなる。何かの口論で先生に指差している自分がいる。

「まずいよ。まろにんを先生と話させるなよ~。」

そんな声だけが残る。先生と何を話したのかは覚えていない。ただ自分から突っかかっていった事だけは覚えている。
 それから視界が完全に真っ暗になる。後で聞いた話では座ったままいきなりテーブルに頭を撃ちつけたらしい。「ゴンッ!」と言うすごい音がしたと言う。繰り返すようだが記憶が無い。

「どのくらい飲んでたんですか?」

「ビール3杯に紹興酒をロックで飲んでいたね。そんなに飲んでないようだったんだが。」

最後にこんな声だけが耳に残っている。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「あー!ここで吐かないで!」

耳慣れない女性の声がする。看護婦らしい。手をとられトイレに連れて行かれる。トイレを出てすぐ真正面の廊下にストレッチャーが置かれていた。…この扱いって何?
 そんなことは声にも出せず、胃の中を全て洗浄。喉が乾く。

「水ありますか…?」

力ない声でそう告げると一緒に飲んでいた一個上の先輩が水を差し出してくれた。どうやら先輩が看病してくれたらしい。…すいません。借りを一つ作りました。



「起きましたね~。点滴抜きましょうか。」

どう答えたのか忘れたがとにかく点滴を外され、退院の手続きが取られる。ストレッチャーに乗っている所を見ると救急車で運ばれたらしい。

ハジメテ キュウキュウシャデ ハコバレタ

痛い。歯がガチガチいって合わない。しかし先輩の合図で出る事に。
 そんな早朝、朝の五時。

 タクシーに乗り最寄の駅へ。電車に乗り先輩の家は手前なので途中で降りる。一人は不安だったがそんなガキみたいな事は言ってられない。ここは東京だ。誰もが余所者、誰もが他人。
 ふらふらになりながら電車を降り、自転車に乗って自宅へ。何とか辿り着きバタリ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 昼頃目覚める。点滴のせいか二日酔いが軽い。しかし意識失って病院に担ぎ込まれるなんて失態は初めてだ。未成年の時でさえそんなことはしなかった。また意識失っといてこんな事をいうのもあれなのだが、担ぐ程だろうか。どこかで休ませるとか、そんなことはできなかったのだろうか。
 後日、無神経男に電話して尋ねてみた。こいつなら包み隠さず見たままを言ってくれるから。いきなり倒れたあと、トイレに担ごうとすると

「外で吐かせて。ここじゃ駄目。」

店の人に言われたらしい。まあごもっともです。それから通りで吐かせたらしい。…最悪。その後広い通りに出て救急車に運ばれていったと。最後にその男は

「幹事ぐらいだな。」

「何が?世話してくれた人?」

「いや、みられるコ。」

でたぁ~~、THE無神経!てめえ、自分のツラを鏡で見てから言えよ。自分でこんな事いうのもあれだが人の気持ちも分からない奴は最低だ。特に自分の事を棚に上げて人の容姿をけなす奴。自分が言われたらどう思う?コイツ、本読むしマスコミにいるくせに想像力ゼロだ。そのくせ要領だけいい。更におかしいのは私が彼を見下している事に全く気づいていない事。
 違う意味で吐き気がしてきたのでお礼を言って電話を切った。

だいぶ持ち直してきたので学校へ。なぜか道行く人が自分の顔を凝視する。
それは想い人に会って分かった。黄緑色の顔をしていたらしい。昨夜の一部始終を冗談めかして話した。

「そんな状態になっているのに気づかないなんて…」

突然、泣き出してしまった。…やってしまった。しばらくお酒はやめよう。そう心に決めた。





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Last updated  2006/08/06 11:05:00 PM
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