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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 映画評
 スタインベック原作、ジェームス・ディーン主演『エデンの東』を観た。想い人のお勧め。半年前から観たいと思っていたのだが、アパート近くのレンタル屋は地方の店なので古いものが置いていない。実家の近くのレンタル屋はTUTAYA傘下に入ってしまったけど大きくて昔からあるところなので置いていた。VHSでかなりぼろぼろ。箱も色あせて白黒になってしまっている。でも見つかってよかった。


 物語の舞台は1917年のアメリカの田舎町。第一次世界大戦頃の物語。
 道徳者である父親アダム、父の寵愛を一身に受け同じく道徳者の兄アーロン、兄とは全てが真逆の弟キャル(ジェームス・ディーン)、そして兄の婚約者であるエイブラ。この四人を掘り下げて時代背景を交えながら描く家族の物語。
 お話は弟キャルが死んだと言い聞かされていた母親が生きているのを知ったことから始まる。母親に会い、周囲の人間に事情を聞くにつれ母への愛を忘れる為に冷蔵輸送の技術の研究に挑んでいる父アダムに同情するようになり、逆らうのをやめて手伝うようになる。
 しかし父のレタス冷蔵輸送が大失敗し大損してしまう。落ち込む姿をみせまいとしている父。彼の損を取り返すため、キャルは世界大戦参戦によって価格が跳ね上がると予想される大豆に手を出す。さまざまな所に奔走し、母を必死に口説き落として融資してもらう。
 またもう一方で兄の婚約者エイブラとお互いに通ったものを感じ、惹かれ合う。それに嫉妬した兄と衝突し亀裂が深まってゆく。
 そして父の誕生日の日、予想通りの参戦、戦争の長期化によって大豆の値が跳ね上がり成功を収め、父の損額と同じ金額を得たキャルは、そのお金を誕生日プレゼントとして用意する。しかし衝突中の兄が知恵を廻らし父へのプレゼントとしてエイブラとの結婚を告げる。アダムはアーロンのプレゼントは清くて綺麗だと喜ぶが、キャルのプレゼントは人の不幸の上に作った金として汚いものといい、受け取りを拒否する。
 芽生え始めた父への愛情を打ち砕かれ、キレる。母の存在を知らないアーロンにそれを突きつけることで報復を行う。自分の道徳を打ち砕かれたアーロンは自暴自棄になり飲んだくれて軍隊へと志願し、去る。
 それを見たアダムは卒中で倒れて半身不随。キャルは悔いて逃げようとしていたが、エイブラに説得され父の前にでて、謝る。父の看病を許されて劇終。



 さすが名作、良かった。キャルの心の動きが良く描けていると感じているのは、自分がキャルに一番共感し、またし易かったせいだろう。
 やはり注目してしまったのはジェームス・ディーンの演技。大豆の育っていくのを子供のようにはしゃぎながら眺めるシーン、そして父から自分の想いを拒絶されるシーン、この二つが印象的で、心揺さぶられた。
 後者のシーン、実はディーン特集で観たことがある。台本のト書きには「お金を置いて去る」とだけ記されていたらしい。しかし彼のやった演技はそんなものじゃなかった。見た今となっては実際、キャルだった場合こういう行動に出るだろうな。言葉にできない、すごく想いの詰まった演技だった。しばらく忘れられんだろうな。
 また、彼は台本どおり演じなかったらしいが、それは取り憑かれたように役そのものになっていたせいだろう。そんな気がする。

 父と息子、兄と弟、お互いの理解者(キャルとエイゼル)、この点がよく描かれていた。スタインベックって兄弟いたのかな?上手だ。やはり親の愛は二人とも欲しくて見えない駆け引きが行われる。兄に寵愛が向いていると自分に向けようと必死になる。普通はここで母親の存在があって兄は父の一番、弟は母の一番ということでバランスが取れるが、母の存在を知る以前は父の愛は2番目の愛なのでキャルは歪んでひねくれている。
 しかし母親の生きていることを知り、会って母親を知り、父を知ったことで余裕が生まれる。兄としては今まで向けられていた父の寵愛に危機感を感じ、焦り出す。そしてとられた手段に絶望を感じる。でもあのような暴挙に出たのは受け皿が存在したせいだろうな。たぶん、キャルは無意識だろう。
 そんなことを思った。

 私はあまり有名人に似ていると言われたことが無い。しかし最近、隣の席とはす向かいにいる人にジェームス・ディーンに似ているといわれた。今回見たのはその確認の意味もある。
 …似てない。俺、金髪じゃないし。(当たり前)
 見ていてなんだかひねくれている所は似ているかなと感じた。でもそれは役のキャルのほうに似ていることになる。
 話は違うがしぐさがディカプリオを連想させた。ディーンに憧れたりしているのでは…。あくまで推測。



蛇足:この作品、DVDが見つからない。ついでにアフィ画像も。惜しいな。





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Last updated  2006/09/04 02:13:35 AM
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Re:『エデンの東』  
はす向かい さん
ototさんから、まろにんさん宛てのお土産をいただいて帰って来ました。
エデンについては帰ったら是非ディスカッションさせていただきたいな。
スタインベックは兄弟いたはずですが何番目だったのかはまるっきり覚えいません。
エデンの兄弟は聖書のカインとアベル兄弟から着想を得ているらしいです。原作だと父の代にも兄弟の確執がまた違うパターンで描かれています。
カインとアベルの頭文字を父の代の兄弟にもキャルと兄さん何でしたっけ?頭文字同じになってますよね。
あ、長い。
m(_ _)m あと似てるのは全体的にかもしだしてる雰囲気です。
他の作品に出てる時よりはやはりエデンですね。
お隣さんもそのつもりだろうと思います。
まぁエデンが出世作ですし。
あ、長い
m(_ _)m
m(_ _)m
(2006/09/04 02:50:47 AM)

楽しみです  
>お土産をいただいて
楽しみにしています。

>原作だと父の代にも兄弟の確執が
なるほど。そちらにも興味が。聖書の物語もどんなものだか知りたいですね。

>全体的にかもしだしてる
父親が四角なのは似ているかな。でも兄も父も完全一致ではありません。当然ですね。

しっかしとんでもない時間にコメントを…。早く寝てくださいね。

(2006/09/04 03:37:42 AM)

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