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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 アーシュラ・K.ル=グウィン作『ゲド戦記第4巻 帰還』を読了。


 4巻の内容は三巻の直後の設定。2巻でゲドに救われた喰らわれし者・アルハだったテナーの視点で描かれる。
 テナーはゲドに救われた後、彼の師、オジオンの下に身を寄せ魔法を習っていたが断念し、農園の婦人ゴハとして生きる道を選択する。しかし子供は全員独立し、夫は脳卒中で亡くなる。そこから物語が始まる。
テナー(ゴハ)はひどい大火傷を負った少女、テルーを助ける。テナーだけは恐れずその子の養育を引き受ける。そんな時オジオンの元から使いがあり彼の危篤を知る。
テナーが駆けつけるとオジオンは真の名を明かして様々な言葉を残し亡くなる。
また竜・カレシンに背負われゲドがゴントに帰還する。魔法を使い果たしたゲドは蘇生した当初、戸惑い、王の招聘を拒み山へと逃れる。
一方テナーも領主の魔法使いに呪いをかけられ、またテルーに暴行を加えた連中の一人に追われる。が、間一髪で王に助けられる。
空っぽになってしまったゲド、大火傷を負ったテルーの未来、テルーを追って襲い掛かる人々等、そのような様々な事件をテナーの視点で描いていくお話。


 1巻よりも2巻、2巻よりも3巻、3巻よりも4巻の方が哲学的な深さがあるように感じた。

 作中でテナーとゲドの展開する女性論、人の持つ潜在能力についての議論が興味深かった。
また、テナーのテルーに対する一つの台詞とそれに対するテルーの反応を受けての描写が心に残った。答えを出していない所が好きだ。
 他人の評価はどうか分からないが私の中ではこの本は今年の収穫だ。いい本に出会えた。

ゲド戦記(4)





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Last updated  2006/10/22 10:55:10 PM
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