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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 宮部みゆき著『名もなき毒』を読んだ。一気読み。この人のは読み易くて一気にいく。けれどページ数があったので丸一晩かかった。


 『誰か』の続編。今回は主に大きな2つの事件を通して社会を描き出す。
 社内広報の編集者・杉村三郎が自社のアルバイトだった原田いずみに関するトラブル、青酸カリによる連続無差別殺人事件に関わり巻き込まれていく物語。


 現在社会に潜む問題群を上手く描き出している。(以下、少々ネタばれあり)
 今回の犯人たちを見てなんだか『罪と罰』のラスコリーニコフを連想した。罪を犯す人間というものは大体、同じような心理状態に置かれるということだろうか?そう考えると自分もこうなる危険性を持っているということだろうか。気をつけよう。
 今回、取り上げている主な社会問題として挙げられるのは、シックハウスの問題だろう。
 作者もこれに悩まされたのだろうか。かなり詳しく調べていた。それと並んで土壌汚染もだ。この二つが今回のキーワードだろう。
 自分としてはこの問題が目の前にぶら下がっているわけではないので客観的に読んだ。
 あともう一つは「本当の自分」という奴だろうか。これについてどうこう言うことはできない。答えは未だに出せないんだから。

 この原田いずみという人間はよくできている。想人にこの内容の話を聞かせるとこの人物と酷似した人間がいたことを話してくれた。ということは今そこにある危機ということか。
 もう一つの事件だがこの人を犯人にして欲しく無かったというのが個人的な感想。
 しかしこの人、家族というものを中心にして人間、社会を描く。今そこにある問題を描き出してくれる。
 久々に単行本を買って読んだがそれだけの価値はあった。現代ミステリーとしていい作品だった。(偉そうだな)







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Last updated  2006/12/17 06:32:38 PM
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