おととの第六感


私が彼と別れた事をメールで送ったからだと思っていたら、私からのメールは
文字化けしてて読めないらしい。
「彼と別れたよ」と言うと、「えー、なんで」と気のない返事。
「これで安心かい?」と突っ込んだら、
「そんな事はない。おととはマロンを信じてたから」と言ってくれた。

それから、おととは普段通りに話し始めた。
連休に帰って来ないのかという事、デスクトップパソコンを買って教室に通おうと
思ってる事。
私にメールを送ろうとすると、エラーになると文句を私に言う。
「それはおととのパソコンが悪いんだ」と、言い返した。
姉が言うには私が可愛がってた、犬のヌイグルミをずっと布団の上で日向ぼっこさせてくれてたらしい。

「最近、マロンはどうしてるかなと思って」とポツリと言った。
何だか、遠距離恋愛中のカップルではないか。

私が、彼と別れた事を知らないはずなのに一番落ち込んでる時に電話をくれた。
おととの第六感、恐るべし。


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