Tomorrow is Another Day

Tomorrow is Another Day

最後に



最後に



こんな個人的な事を長々と書いてしまったが、あの時の気持ちを何か文章にして残して置きたいといつも思っていた。時間が過ぎるとだんだん感動や思いと言うものは褪せて来てしまう。その前に書いて置きたかった。今、標準以上に大きくて健康に育ってくれている我が息子。着替えをさせたりする時に目に入る両胸の傷痕以外、彼がそんな風に生まれて来たなどと思い出させるものは何もない。元気でいてくれる彼に感謝の気持ちを忘れない様にしたい。

いつ産まれてしまっておかしくない状況。本当に生きて行かれるのかわからない状況。息子が退院するまで、まるでジェットコースターのような6ヶ月間であった。そんな6ヶ月間を支えてくれた病院のスタッフ、毎日暑い中面会に来てくれた母、無事に出産する事を祈ってくれた家族や友人達、そして妊娠期間を含め、出産後も大事をとって息子が4ヶ月になるまで日本にいる事を心良く承諾してくれたダンナに感謝の気持ちでいっぱいである。

そしてこんな拙く長い文章をここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。


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