僕の食虫植物日記

ネペンテスの切り戻し・挿し木


(私の方法ですが・・・)

N.アラタ
今回はN.アラタで実践します。

切り戻し・挿し木の時に用意すべき物・あると便利な物

用意する物(今回は「水挿し」方法です)
1:よく切れる園芸用のハサミ(熱湯・アルコール等で殺菌・消毒できていればなお良い)

2:ビン・ペットボトル等の挿し木(穂)を入れるもの(ある程度の深さがあり漏れがなければよい)

3:水(水道水で問題なし。逆にミネラル入りは避けてください)

4:ラップまたはビンの蓋

「ネペンテス.アラタ」の切り戻し・挿し木
N.アラタ切り戻し前
こちらが切り戻す株です。では早速切り戻しましょう。


N.アラタの挿し木
根本から2枚目または3枚目の葉の膨らみのすぐ下の部分をよく切れる清潔なハサミで切ります。


N.アラタの挿し木N.アラタの挿し木
頂芽(頂点)は4枚目、それ以外は基本2枚か3枚ごとに葉の膨らみのすぐ下の部分で切っていきます。



N.アラタの挿し木
余分な蒸散作用を防ぐ為、葉を根本から半分くらいよりやや短いくらいに切ります。
(成功率を上げるには袋も切り落とすことになります)



N.アラタの挿し木N.アラタの挿し木
ここまでくると写真の様になっているはずです。(左が頂点)


N.アラタの挿し木N.アラタの挿し木
2センチほど水を入れたビンの中に切った茎を入れ、蓋をします。(蓋が無い場合はラップで蓋をして下さい)

N.アラタの挿し木
こちらはゼリーに挿した頂点です。(管理人はゼリー培地に挿しています)
頂点は、ビンの中に収まりにくいので、このまま水槽や温室に入れるか、ラップで出来るだけ塞ぐかします。

うまくいけば、2週間から3週間で芽がでます。
その後、発根してきます。発根後は鉢に植え、通常管理に移していきます。

N.アラタ切り戻し後
切り戻した株はこんな感じです


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