育児とワンコの生活

育児とワンコの生活

出産のこと NO.5


いちいち看護婦さんを呼ばなければいけない。
それだけでも気苦労。看護婦さんに「自分でいけるように杖かなにか貸してもらえませんか?」
ていったら歩行器をもってきてくれた!!
これはすばらしい!!
看護婦さんは「無理しなくても何度でもいつでもトイレ迎えに来ますから言ってくれればいいのよ~。だいじょうぶ??」
とすごく心配してくれたけど
トイレまでいってトイレで座るのも痛いのでトイレだけでもすっごく時間がかかる。
看護婦さんをまたトレに呼ぶのも気苦労。
「ゆっくり歩行器で歩いてみます」
と頑張ってあるくことに。
ベットから歩行器へうつるまでがまた辛い。
一気に血流がよくなるのか痛くてなかなか立ち上がれない。
でも立ってしまえばなんとか重心を歩行器に置いて
おばぁちゃんのようにヨロヨロヨロヨロ・・・トボトボとぼとぼ。
トイレの往復だけでも大変でした。
もう激痛なんだもん。。。。

その二日後くらいかな?
「シャンプーしましょうね?」と看護婦さんがベットの横にシャンプー台をもってきてくれて寝たまま
美容師さんみたいにシャンプーしてくれた!
何日ぶりのシャンプーだっただろう。とても親切な看護婦さんたちに本当に感謝。

その次の日くらいかな、、、「シャワーいけそうなら行って見ますか?」
医師からのシャワー許可がでたので
看護婦さんが私が楽に入れるように円座のイスをお風呂にもっていってくれたり
短時間で済むようにシャンプーだけシャンプー台でしてくれたり。
「辛かったら手伝いますからいってくださいね」と本当に本当に優しくしてくれました。

こんな日々が始って、私はだんだん母性というものがなくなっていく感覚になりました。
産んで二時間一緒にいただけで、その後一日二日は赤ちゃんのこと考えたり写真見たりしてたけど
その後、赤ちゃんのいる病院に戻る7~8日間はだんだん自分が産んだのか
本当に私は母親になったのか???なんか不思議な気持ちと会いたいと思う気持ちが薄れていた。
でも医師や看護婦さんは「赤ちゃんに会いたいよね」
「寂しいよね」
っていってくれて、、、、。

医師にも「今まで診てきた患者さんより回復が早いので、赤ちゃんのいる元の病院に転院できるようにしましょう」
といってくれた。
なるべく早く赤ちゃんといられるようにと
皆かんがえてくれた。
それで9日後、寝たままベットのまま病院の車に乗せてもらい
医師と看護婦さんが付き添って出産した病院へ転院することになりました。

つづく


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