断食でデトックス


そこで断食合宿を主催するという。

まるで受講が当然であるかのように惹かれたので行ってきた。
どうも体に毒素が蓄積しているような気がしたからだ。
また、折しも本を読んで、
今日食べたものが2日あとの行動を決めているだの、
脳のストレス応対様式を決めているだの、という説を聞いたため
断食で腸内がきれいにしてみて、心身にどのような好転が現れるのか興味があったのだ。


今回の断食は・・・、
一日で3食を断ち、その後、お流しという腸の洗浄を行い、断食と同じ回数の後食(あとしょく)で整えて終了。

お流しとは水のような便を出すことで腸壁の襞の間に入り込んだ老廃物(宿便)を洗い流すことである。
2時間ほどの間に7回くらい水様便がでるが、腸が痛くなったり下痢の時のような痛みが出るのではなく、からだはごく楽である。

断食中は激しい運動は避け、軽めにとどめるとよい。就寝、起床時間など時間管理は今回重視されていなかった。



京都西本願寺のとなりの興正寺の宿坊にあつまり、断食の大家、前田行基先生の講演で知識を深めながら行う。
参加者はヨガ受講者と先生で50人程度、30代と60代がメインで男性4人。
健康状態は30代はごく普通、OLらしき人が多い。
また60代の方はあまり持病の話が出ないので健康意識が高く、事実重病は持っていない人が多いかも知れない。
痛風、糖尿病、膝痛、流産経験の末の妊娠中、の方がいた。

一見してヨガの先生は肌のつやがよく透明感があって、年は分かるが明らかに若い。また、断食中の動きが明らかに機敏だ。
それを見て俄然やる気が出るのであった。



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