駒ケ根市は現在「子育て全力支援」に取り組んでいる。子供の課題は市政の最も重要な柱である。この現実的な市政の根本問題に対する臨み方を今回の選挙戦で示してくれればいいのだが、私にはなかなか見えてこない。「子育て全力支援」として、重要な柱として位置付ける基本姿勢は大事だ。少子高齢化という難題にいかに臨んでいくかが問われている。あわせて、現在の子どもたちの実態や課題はどうなっているのだろう。また構築すべき子どもたちの人権などの理念と現実的対策があいまいになってはいないだろうか。そして人、物、金等の具体策の詰めはどうすればいのだろうか。それらの市政の基本に対する立場や考えを示して選挙戦がたたかわれたらと注目していた。本当にこの人たちで地域の未来が築けるのだろうかと。「子どもたちの未来のために」という一般的スローガンでは今の局面は切り開けないだろう。