～ナニワ恋愛相談所１～ １～２話
［第一話］始まり！
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ネオンが輝き始めた夕暮れ時、オレはある広告を握り締め
梅田の繁華街、某ビルの前に立っていた。
「ナニワ恋愛相談所ＯＰＥＮ記念！無料キャンペーン中」
この２Ｆだ！！
見上げるとまだ看板はないが、名探偵コナンの毛利事務所を
感じさせるよーな天井とブラインドが見えた。
よくあるビルの階段をかけあがり、入り口横のベルを鳴らした。。
なかなか返事がないが、中ではゴソゴソと音はしている。。。
何かな？とドアに耳を近づけたその時！！
♪世の中・・・恋愛はトラブル続き、ナニワがま～るく収めまっせ！！
ナニワ恋愛相談所！Rurururu～ruru～！！
ドアが開き、何かのテーマソングみたいなものが流れてきた！！
オレはそのドアに「ゴ～ン！！」である！！
イテテテっ。。。＞＜
ようこそ当相談所へ！わたしは相談室長の７２０です。
さぁさぁそこのソファーにお座りくださいな。。
この時オレはこの室長を「ナニワ相談のナニワさん」かと
思っていたが名刺を見て驚いた。。
相談室長 ７２０ 一二三
なにわひふみ というらしい。
名前について質問してみたい気分の中、室長よりゲスト相談員の
紹介をされた。。
７２０：今日の相談員は、おしゃべり七色、人生バラ色、神の馬笑子さんです！！
神の馬：神の馬笑子（かみのまえみこ）です！どーぞ！よろしく！！
きょ、今日の相談員？明日は？日替わりか？
（ココはオーベー（欧米）か？吉本か？お笑いか？）
相談の内容を忘れてしまうほど動揺してるオレ！！
（♪ど～なっちゃうのよ！オレ！！つづ～く！！）
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［第二話］２人
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「さっそく相談というのは？」
７２０が話をきりだしてきた。。
第一話で少ししか前に進まなかったストーリーが
これで前に進む・・・よかったねっ！作者さんと思う
オレの心には少し余裕ができていた。
で、キャンペーンの広告を差出し、早速相談を話し出すオレ！
カクカクシカジカ、カクカクシカジカ・・・・
５分位だっただろうか、オレの話を興味深く聞く２人！
（出だしはアレでもやっぱり相談員なんだなぁ・・・）
オレは感心した・・・・・という気持ちは数分後には
見事に粉砕された！＾＾
「わかりました」と７２０が言うと２人は
席をたち、バックステージへと消えていった。
なかなか帰ってこない。。
だまされたかなと思いながら、
「もう帰ろうかな・・・」と思ったとき・・・・
「お待たせしました！」
２人が戻ってきた。。
「ではステージをごらんください！」と７２０は
少し大きめのターンテーブルを指差した！
すると、バックステージから知らない男２人組が走ってきて
テーブルに飛び乗った！
のっぽの男とめがね男がポーズをし、何か始めだした。
のっぽ「カッキーン！！！」
めがね「アンちゃん！カッコィィ！！」
オレ「へっ？」
♪オレの悩みを聞いてよ！なやんでん！デン！デンデデンデン！Let's GO!
のっぽ「♪お昼に彼女の作った弁当開いたら」
めがね「♪なぞの男の名前が描いていた！」
♪なやんでん！デン！デンデデンデン！Let's GO!
のっぽ「♪これは何かと訊ねたら」
めがね「♪彼女はその場を立ち去った！」
のっぽ「♪カッキーン！！」
めがね「ペケポン！ペケポン！！」
７２０「内容はこれで間違いないですね？」
オレ「へっ？いや、、、これは・・・（ペケポンって何よ！＾＾）」
７２０「間違いないですね？」
オレ「・・・・」
（あ～もういいや・・・）
オレ「ないです！」
７２０「のっぽ＆めがねの皆さん！ご苦労様でした！！」
と言うとこの２人は奥へと消えて行った。。。
（のっぽ＆めがね？そのまんまやん！＾＾）
神の馬「キレがいまいちでしたね！！まぁネタが難問でしたから彼らには難しかったかとちゃいますか？うーん私なら・・・」
と話が長々続いていた。。。
オレはユーイチ！ユーイチ・サンタマリリン!
ハーフの高校生だ。
金がない高校生、だからこの無料のチラシに飛びついたわけだ。
問題の事件はおとといの昼休み、
青りんごちゃんのお弁当を開いたときに起こった！
彼女は、青森林檎！
付き合ってまだ半年だが、
お弁当を作ってきてくれる仲まで進行中！
弁当をあけるとそこには、海苔でノリオさんへ！と
描いてあった。。。
彼女はそれを見て教室を飛び出して行った・・・
そして昨日今日と連絡なし！
どー対処したらいいか悩んでいたときのこのチラシだった。
大筋・・話は合っている！
しかし！ペケポン！って何だ？
なんか話がそれてしまってる・・・・
気になるオレ！
しばらくすると・・・一呼吸置いた神の馬相談員が
この件について語りだした・・・
（♪ど～なっちゃうのよ！オレ！！つづ～く！！）
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