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July 28, 2006
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カテゴリ: Mayaの今日。



そして、これを見ると必ず蘇る思い出がある私。

流石にここまで昔の風景ではないし、東京のど真ん中。
でも、今とは違う風景だったのは確かなこと、そしてこの夏の一時が私を子供の頃へと誘う。

五月やめいのお母さんと同じ様に私の母も病気で入院していた、私が小学校3年生の時の話。
母が入院するまでの私と云えば、超~我侭で泣き虫で乳離れ出来てない子供だった。(^^;
3月生まれで1人っ子と云う事もあり、両親や祖父母達も甘やかし&仕方が無いって感じ。
その環境が一変したのが、母の入院だった。しかも今で云う末期のガン。

子供ながらに、我侭を言ってはいけない、泣いてはいけない、母が心配するから。
そう思ってそれ以来、人前で泣く事も文句を言う事も我侭を言う事もしなくなった。

しかし、夏の暑いある日の午後、近所の友達と遊んでいたのだがその子がピアノだか何だかで、
お母さんが迎えに来て私はポツリ1人になった。
理由は未だに解らないんだけれども、何を思ったのか1人で母の入院する病院へと歩き出した。
祖父母の家のまん前で遊んでいたにも関わらず、一言も言わずに。

大人の足で20~30分の道のりを、ギラギラする太陽も気にせず、何も考えずただ黙々と歩いた。
気が付けば病院で母に「おばあちゃまには言ってきたの?」との質問にクビを振ってた。
その時やっと「げっ、怒られるぅ(@@;」と思ったのだから、何も本当に考えていなかった訳。

でも私の思いとは違い、母は笑っていた。
そして「暑かったでしょ?冷たいモノあるからどれ食べる?」と私に言い、
「おばあちゃまにはママから電話するから、ね?」と、祖母に怒られるのを阻止してくれた。

その後、何を話したのか私は何も覚えていない。
多分1時間程居たか、1人で帰れるからと言って真っ赤な夕日の中泣きたい気持ちで歩いたのは、
何となく覚えている、遠くでカナカナとヒグラシがなき、自分の影が伸びていた。
汗だったのか?涙だったのか?私にもよく解らない。

そんな事をしたのは、このただ1度きり。

でも、その時の暑さやセミの声、歩いた道のりは映像の様に、はっきりと覚えている。
歩道橋から見た、あの真っ赤な夕焼けも、その帰り道家々から夕食の香りがしていたのも。

だからトトロを見ると思い出す、同じ夏の日、同じ気持ち、同じ母と子供の姿。
違うのは、トトロは居なかったし、私は1人っ子だって事かな。
もし、ネコバスがいたら乱用したであろう私だったから出て来なかったのか?

ギラギラと太陽が輝き入道雲が空に浮かぶ暑い夏の午後は、何かと子供に返る私であります。

小説の様だけれども本当の話、現実は小説の様にハッピーエンドでは終わらない。







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Last updated  July 28, 2006 11:50:35 PM
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