椿荘日記

椿荘日記

お酒とマリ



この「椿荘日記」をご愛読下さっている方々には既に周知の事柄ですけれど、マリは底なしの「のん兵衛(苦笑」)」で、ご馳走を頂くより、一杯の美味しいお酒を取ってしまう程のお酒好きなので(とは言え、自制心は持っておりますつもりですので、限度は自ずと御座います)、マリが大切に思い、ご尊敬の念を抱かせて頂いている日本画の先生と、初めてお目文字致しました時にも、その時分は、先生は殆どお酒の類は敬遠されてお出でで、唯一人で目の前でぐいぐい(!)と飲むマリを、驚嘆と半ば呆れた視線でご覧になっていらっしゃるのを、昨日のことの様に覚えております(苦笑)。
そのような先生でも、今日では、生でテキーラやジンを美味しそうに召し上がり、暑い夏のお昼時など、ご自分から麦酒を所望されるに至っては、僭越ながら、「弟子」の教育が行き過ぎたと思わざるを得ません(苦笑)。
でも、やはりお酒は楽しみの一つですし、本来の楽しみ方さえ見失わなければ、素晴らしい「友」ですので、その身の上に相応しく、鄭重に遇してあげなければなりませんね。

マリのお酒好きは、やはり両親から来たものなのでしょう。二人とも昔から晩酌は欠かせませんでしたし、食事の席に、麦酒やワインの類が見受けられないことはありませんでした。
マリが正式に会食などの席で、お酒を頂くようになったのはやはり二十歳を過ぎてからでしたけれど、16歳になった時から、家の中で、お誕生日とクリスマス、お正月だけは、グラスに一杯だけ、ワインを飲むことを許可されていました。
今ではちょっと敬遠したい、甘いドイツワインでしたけれど、美味しいと思いながら、それ以上欲しいとは思いませんでしたし、麦酒は苦味が駄目でしたので、今から思うと「隔世の感」ですね(苦笑)。
茅ヶ崎のお友達であるマダムのお店に行けば、大好きなバーボン、エヴァン・ウィリアムが待っていますし、先達ての、お友達とのワインの会では、素晴らしいピュリニー・モンラッシェとエシェゾー、珍しいミュジニーの白(製造しているネゴシアンは一つしかないとの事)を頂いて陶然となりながら、人生の幸せを思って仕舞った程です。

今日はお休みですし、久し振りに何も予定がありませんので、朝から麦酒でも飲もうかしらなどと思っています。
寒い冬のお散歩には、ポケットに忍ばせたジンやラムが欠かせませんし、暖かいお部屋で飲む冷たい白ワインは格別ですものね。



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