今日は底冷えのする一日でした。どんよりとした曇り空、朝から何もする気がしない最悪の土曜日。昔の人は一体どうやって暖を取っていたのでしょう。
電気のない時代の暮らしぶりはどんなのだったのでしょう。我が家には小さな囲炉裏があります。普段は民芸風なテーブルですが、真ん中に四角いふたがあり、冬はこれを取り、備長炭に火をつけて使っています。もちろん、ストーブも、エアコンの暖房機もあります。ホットカーペット、電気ストーブ、灯油のストーブ、ハロゲン暖房機、セラミック暖房機。こんなにたくさん暖房器具があります。
昔の人がこれだけの暖房機を見たら何ていうでしょう?私たちはどんな風に彼らの眼に映るのでしょう。やわな人間だと思われるに違いありません。
昔はきっと家の中心に囲炉裏があり、家全体を暖め、各部屋に火鉢があり、手を温める手火鉢なんかが文机の横に置いてあったりしたのでしょう。冬の台所では常にかまどに火が入っていたのでしょうね。想像するだけで身体が温かくなってきます。
我が家の小さな囲炉裏もすごいです。火をつけた炭を囲炉裏に入れたとたんジーンと暖かさが身体に伝わります。重い鉄瓶のあっという間に暖かくなるのですよ。もちろん、水もすぐ沸くのです。そのフツフツと沸くお湯の音が素敵なんです。やかんに水を入れてコンロで沸かしたときの音とはまったく違うのですよ。
備長炭は火がつきにくく、樫の木の柔らかい炭と一緒に火をおこします。火がつくまでに5分、10分かかりますが、慣れてしまうとなんということもありません。寝る前に灰をかぶせておくと備長炭は朝まで持つのですよ。そして鉄瓶を触るとほんのりと温かく、もちろんなかのお湯もほんのりと温かいのです。
遠赤外線の炭の威力は大したものです。お鍋をこの囲炉裏でするのですが、具材にゆっくり火が通り、荷崩れしません。熱い熱いと言って食べるのですが、その熱さも口の中ではいつもと感じが違います。すべてまろやかです。そして、囲炉裏だと自然と身体が囲炉裏に近づき、コミュニケーションも良くなるようです。
この日記で少しは温かさを感じていただけましたか?
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