2012.01.29
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カテゴリ: IWC
いよいよ2012年新作腕時計がお目見えしました!
先日開催されたSIHH(通商ジュネーブサロン)から気になるモデルを紹介します。

 今年のIWCはパイロットウオッチ押しです。
 中でもトップガンシリーズの充実ぶりは特筆もので、Calibre:79350(7750じゃないやつ)搭載のクロノグラフに加え、永久カレンダー(多分Calibre:51612搭載)や7日間巻きビッグパイロットウオッチ(多分Calibre:51111搭載)が、全てシリーズ共通の黒いセラミックケースで登場です。またSSケースのスピットファイアシリーズにもCalibre:79350搭載モデルが追加されます。
 で、個人的に一番歓迎したいのはIWCでは私の知る限り初(過去にポルシェデザインとしてはありましたが)となる「ワールドタイマー」です。一応名称に「TOP」と付いているようですが、ケースは普通のステンレススティールのようなのでトップガンシリーズではなさそうです(良く分かりません...^^;)

SIHH 2012 IWC Pilots Watch Top Worldtimer

 近年、各社GMTやワールドタイマーウオッチに力を入れていますが、IWCもこの流れに乗ったようです。ただIWCが「らしいな」と感じさせるのは、パイロットウオッチとしてまとめたことです。この手のワールドタイマーは、パテックやジラール・ペルゴのイメージが強いためかどうしてもドレスウオッチ系(世界を飛び回るのはお金持ちのセレブが多いからか?)という先入観がありますが、本来この機能はパイロットにこそ最も相応しいものであるということを再認識させてくれます。(昨年BALLから発売されたワールドタイマー( Ref.DG2022A Ref.GM1020D )は非ドレス系ワールドタイマーとして妙に新鮮に見えました)

 ムーブメントは現時点では不明ですが、 スピットファイアUTC
 Calibre:30110系をベースにしていればそこそこリーズナブルな価格設定になりそうですが、80110系がベースだと少々お高いかもしれません。

 さて、ワールドタイマーで最も気になるのは操作系ではないでしょうか?
 パテックのようにボタン操作だけで好きなタイムゾーンに合わせられれば最高ですが、見たところ竜頭1つでの操作となるようなのでそこまでの簡便さはないのでしょう(それが普通ですが)。願わくば、ロレックス・GMTマスター2のように短針を単独操作(1時間単位で送り・戻し)できるモジュールであってほしいですね。これが24時間ディスクの単独操作(ETA2893など)では雲泥の差ですから。(解説ではなんとなく前者っぽい)

 まだまだ不明な要素はありますが、パイロットウオッチ然とした精悍な顔つきとワールドタイマーとしてのデザインのまとまりは非常に魅力的です。直径45mmは少々大きいですが、GMT好き、ワールドタイマー好きには強力な選択肢の一つになりそうです^^;



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Last updated  2012.01.29 19:10:16
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