その5。



kinaisyoku kaeri

朝6時すぎに起床。シャワーを浴びてブレックファストに備える。今朝も
ルームサービス。時間は7:45にしてある。そしてなんとその時間ぴったり
に「コンコン!」と軽快なノックの音。案の定、とても爽やかににこやか
におに~さんが立っていた(^-^; 指定時間ぴったり!ってとこがスゴイ。

今朝も昨日と同じコンチネンタル・ブレックファストにした。フルーツい
っぱいのサラダは同じ。パンはかりかりに焼いたベーグル1/2個づつとクロ
ワッサン、デニッシュペストリー。うまうまだがお腹はいきなりマックス
状態に(^-^;ヾ 腹ごなしにホテルのベーカリーに行ってお土産を購入。
(その1。の画像はこのホテル・ベーカリーのショーウィンドウの写真です。
お正月仕様であまりに華やかで可愛かったので撮ってみました!(^-^) )
ここのパンは朝食でいつも食べてたけど、ベーカリーで並んだのを見ると
更に美味しそうに見える。チョコレートが自慢だけにお土産お菓子はチョ
コ系の物多し。値段もピンからキリまである(^-^;; あとはクッキー等の
焼き菓子。お正月時期限定の、中におみくじが入ったフォーチュン・クッ
キーにも、とってもちっちゃな爆竹の飾りが付いた金と赤のリボン(^-^*
可愛すぎ~~!Aは細長いクッキーにチョコレートがけした、これもお正
月限定の入れ物に入った可愛い物、他数点を購入。私も真っ赤な地に金の
プリントで「福」の字が入ったお年玉袋に入った板チョコをお土産に数点
購入。部屋に戻って早速1袋開けて味見(^-^) 板チョコの間にはプレーン
な味のヌガーが薄く入っていて、とっても美味。二人でぺろりと平らげる。

最終荷造りをしてチェック・アウト。最後の最後までレシートにチョコ代
が入っており「これは予約の時にインクルーディングのハズなんだけど!」
と主張し、精算し直してもらう(-.-; 荷物を預かってもらい10時ちょっと
前。空港までの迎えの専用車が来るのは午後2時。そんなに時間がある訳
ではない。昨日のうちに打ち合わせしといた通りにさくさく進む。今日も
朝は少しガスっぽかったけど、間もなく晴れてきた。

最初に行ったのはペダーストリートを直進してちょっと南西に行った所、
安蘭街にある「SinSin」と言う地元のブランドショップへ行くが、まだ10
時前だからか開いてない。しょうがないので今回の旅行でAが一番の目的
としてた「知り合いの結婚式に着ていけるようなチャイナドレス」をゲッ
トしに、ヒルサイド・エスカレーター沿いにある「年華時装公司」へ向か
う。ここは日本のガイドブックに載っているだけではなく、地元でも評判
だと言うので、ウェリントン・ストリートを北上してヒルサイド・エスカ
レーターに着く。

ヒルサイド・エスカレーターとは中環の繁華街から南西にある高級住宅街
ミッドレベルの干徳道まで全長約800mのエスカレーター、というのは売り
だが、その実、エスカレーターが延々と続いている訳ではなく、短いエス
カレーターと動く歩道が坂道に沿って続いているものだ。大変お洒落っぽ
いのだが、その道の左右の細い路地にはローカル色の強い露天や市場、昔
ながらのお店が並んでいて、「されど香港」って感じ(^-^;
地図に書いてあるお店の場所が違っていて少し迷うが、執念でお店を発見!
こじんまりとしたお店で、オーダーメイドが基本らしいがサンプルを手頃
な値段で売っている。手刺繍が全面に入ったかなり凝ったものから、シン
プルな物まで品数豊富。ちょっと出っ歯で太い黒ブチの壜底眼鏡をかけて、
白いYシャツにネクタイを締めて首にメジャーを引っ掛けている、いかに
も「仕立て屋さん」なおじさんと、人が良さそうなあまり日本語の分から
ないおばさんが店頭にいて、奥の仕立て工場に2~3人の職人さんが居た。
全て基本は手作り、なんだそうだ。
ここでAはシンプルな少し金色がかったベージュの膝丈くらいのと、真っ
黒で格好いいチャイナ・ドレスを試着。試着室から出てくる度におじさん
の眼鏡のフチがきらり!と光り、メジャーを片手にすすっ!と歩みより、
しゅるしゅる!と計っては「うんうん」という感じで頷く(^.^;
う~む。。流石職人だ!!
少しお直しが必要だけど2枚ともとても素敵だし、仕立ても布地もいいし、
なにせ安いので悩んでいるAに、私「え~いいじゃん、いいじゃん。買っ
てかないと後悔するよん」おばさん「送りますよ(←英語で。笑)」。
これでオチたAは2枚ともお買い上げ~。本当はお直しは半日あれば出来
るんだって。このお店は本当に親切で、フレンドリーで良かった。
しかも値段は上海灘の1/2~1/5(^-^;; お薦めのお店です。

満足して近くの「華潤百貨」という中華デパートへ。とってもローカルな
デパートで、雑多に色々な物が売っており心躍った私達は、とってもとっ
ても中国っぽいクッションカバーを買い込む(^-^;; 電化製品にアヤシイ
物が多く心惹かれたが、重い思いをして持って帰った所で使える訳じゃな
いので諦める。。けどさ~、本体が素焼きで出来てて中国ぽい線画が書い
てある「湯沸しポット」とか「お粥専用炊飯器」とかって、とってもとっ
ても興味ない??(そんなのが色々売っていたのだ)

帰りにも「SinSin」を覗くが今日はお休みらしい。ま、明日はお正月、年
末って言えば年末だもんね(^^ゞ もう一回「上海灘」を覗き、ペダービル
に寄って昨日やってなかったけど興味があったお店数店を回る。
疲れたし、もう1時近かったのでとりあえずホテルに戻り、ベル・ボーイ
に帰りの車のバウチャーを見せて車が来たら呼んでもらうようにしてエン
トランスの超ゴージャスなソファでぐだぐだする。荷物を頂戴と頼んだが
係りの人は「うんうん」と頷くのみで荷物をくれず。何で~~!と思って
いたら、なんと専用車が迎えに来てくれてそれに乗り込む時にはもうすで
に車に乗せられていた(^-^;; 流石、こういう所が高級ホテル。。
マンダリン・オリエンタルは全くトラブル無しとはいかなかったけど、大
体においてはホスピタリティーもサービスも満足できる所で、またここを
使いたい、と思わせるホテルだった(^-^)

道はそこそこ空いてて空港までスムーズに到着。また「マダ~ム」と言わ
れどきどきしつつ、チップを払って空港内へ。チェックインカウンターは
混み混み。出国審査を済ませたらあまりボーディングまで時間が無くなっ
た。しかもゲートは地の果て、行き着くまでにかる~く15分はかかるらし
い(T-T) それでも空腹だった私はAを引きつれフードコートへ。
ここのフードコートは広くて、中華から洋食、和食?からタイ料理とかの
エスニック料理まであり、しかも値段も手頃。早めに空港に行ってここで
ご飯を食べるっていうのもいいと思う(キャセイパシフックは24時間前か
らのチェック・インOKなので、早めに来て早めにチェック・インして
ご飯食べて、お買い物して、がこのだだっ広い空港の正しい使い方かも)。

ファイナル・コールで呼ばれつつ、ぎりぎりで帰りの飛行機に乗り込む
。。(^-^;; 上の画像は帰路で出た機内食。豚の角煮は激うま!でした。
ぼんやりしているうちに夜の成田に着く。小雪もパラついた、という
日本はとても寒い(T.T) 迎えに来た彼氏さんと帰っていくAを見送り、
YACT行きの最終バスを待つ。う~さむさむ。。家に帰りついたら日付が
変わっていた(^-^;
いや~それにしても2泊3日は短かった!心残り、多数。
また近いうちに行きたいな(^-^)




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