人生楽ありゃ苦もあるさ

人生楽ありゃ苦もあるさ

黒人女性がタフって本当?って話。


この際のタフって意味は、単なる、ビッチィ(BIT*H)とは意味を異にする。すごく生活力にあふれていて、男の助けをあまり、期待していない、自立したとか、まぁ、いろん意味がふくまれているとおもう。ところで、何故、黒人女性がそうなるのか、若しくは、そうならざるを得ないのか。いろんな説があるけど。まずよく、耳にするのが、
黒人男性の少なくない数が、刑務所暮らしだったからだし、今でも高い%で、刑務所暮らししている。それは、まだ、南部に、サグリゲーションといって、黒人用、白人用などと、レストランや、座る場所までも、区別されていた時代。黒人男性が白人女性を見たという理由だけで、逮捕、刑務所送りになったいたケースがあった。(ただそこに目が偶然にもいった理由だけで、)そして、いろいろな信じられない理由で、黒人男性は、刑務所送りになっていたのだ。そんな中、子供を抱えた黒人ママ達は、強く、生き延びていくしか、手段がなかったのだという。子供達が頼りにできるのは、ママだっけって場合が多い。そして、今でも、少なくない数の白人が、ドラッグで、つかまっても、罪を認めず、敏腕弁護士を雇い、無罪になっていったり罪が来軽くなったりするなかで、黒人が同じ理由で、つかまると、白人たちの何倍もの重い罪をきせられて、刑務所に何年も、何年も送られるはめになることがある。
そこでまた、黒人女性達は、男性抜きで、家庭をまもったり、コミュニティーを守ったりしたりしなくてはいけないから大変だ。

そして、女性という、性差別を、社会から受け、さらに、黒人であるという、人種差別から、自分自身をまもるしかない彼女達。タフにならざるをえないだろう。でも、普段はしっかりしているが、と同時に、大きな心をもった女性が多いような気もするのも、私だけだろうか。家族や、友人が、彼女達の許しや、支えを必要とするときは、厳しいことを、いったりするけど、最終的には、心から支えたり、許したりするところがあるように思う。多くの白人女性にみられる優位主義的な自己中心的な自分勝手
さとは、一線を引く。

さて、私の周りには、参考になる、黒人女性が何人かいる。

まずは、マム(旦那のまま)だ。彼女は、若いころから、美人の誉れ高く、
人種を超えて、男性から愛された。
上品で、おだやかで、この人が、うーんと、何かに対して踏ん張る姿など、想像がつかない。

ところが、このマムには、逸話がある。
結婚式前の内輪のリハーサルのときと、だんなにも、すでに、聞いていた話。まだ、旦那が、8歳くらいのときの話。NYはクィーンズに住んでおり、旦那は、友だちと遊びにいったかえりに、家の目の前で、強盗にでくわした。その黒人のティーンエイジャーのキッドは、なんと、8歳の子供の財布を取り上げて、全速力で走りだした。旦那は、大きな声で、”マーーーム!!!!スリが、僕の財布をとったーーーーー!!!”そしたら、数秒とたたないうちに、野球バットをふりかざしたマムが、”デェーーム!(一応、牧師の妻なんですが、、笑)うちの、子供になにしやがんだ!!!そいつ、どこだーー”と、目にもとまらぬ速さで、走りだし、ついには、捕まえ、ボコボコにした挙句、財布をとりかえしてきたらしい。恐るべし。

そして、マムが特に、ティーンエイジャーになった息子達に言った言葉。”あんた達がこれから、どれだけ、大きくなろうが、子供は子供。なんでも、悪いことしたら、椅子の上にあがってでも、ケツひっぱたいてやるから、覚悟しとき!親をなめるんじゃないよ!”マム。私には、いまだに想像できませんが、あなたは、りっぱなマムです、、、。


そして、義理の妹のケリー。私が結婚する前準備のため、旦那の両親と、
義理の妹ケリィと住んでいたときのこと。ある日、二人で、クラビングに出かけた。ある、金持ちっぽいジャガーに乗った白人男性が、クラブの前で、私に話しかけてきた。でも、私は、聞こえてなかったの。で、当然、気ずかずに、さっっさと通りすぎた。そして、他に話かけてきた黒人男性と、会話をかわしていたのだ。そしたら、その白人男性が、私のことを、”気どるんじゃねーよ! ビッチ!”はきすてるように、言ったらしい。それを、聞き逃さなかった、ケリィ。彼女は、”今、私のおねぇさんに対してなんていったの!!あんた、今すぐ、あやまんないと、あんたの、白いケツ死ぬほどけっとばすよ!私の家族を侮辱して、ただじゃすませないわよ”私が気がついた時には、ケリィが自分のハイヒールを脱いで、なぐりかかろうとしてて、
2人の男性が喧嘩の仲裁に入っていた。それまで、気がつかなっかた
私は”へ??”ってかんじだった。

そして、最後には、旦那の親友の奥さん。彼女は、とても、普段はやさしい

女性。でも、自分の意見ははっきりいう。その彼女、自分の意志ってものが、石のように堅く、自分に厳しく、他人には理解がある。
大学院で、MBAを取るために学校に戻ったが、同時期に妊娠してしまった。でも、ひるむことなく、学校をつずけて、出産して、4日目目には、学校に戻り、予定どうり、卒業した、もちろん、周りのサポートはあったにしても、妊娠中の体を抱えて眠らずに試験勉強にはげんだり、育児をしながら
卒業した。私なんかには、到底できなさそうなことだ。

そして、日記にも書いたけど、(黒人公民権運動IN DCのとこ)60年代
黒人公民権運動が盛んだった頃、黒人男性だけが、がんばったわけではない。黒人女性が家にこもっていたわけではない。警官にたたかれたり、追い回されたりしながらも、運動に加わり、黒人の権利を勝ち取るために戦った。

どの人種のも、強い女性ってのはいるだろう。でも、黒人女性の強さ、たくましさ、やさしさってのは、本当、みならいたいものがあるっておもわせられる。家族を愛し、深い情愛をもって接し、ときには、自分をかえりみないほどの強い愛情で、家族や友人をサポートする。
性差別だけでなく、黒人として人種差別とも戦ってきた歴史。
うーん。深いかも。



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