繊細ではかなげな声ですが、そこがぽつぽつと情感に訴えかけてくるように思えます。 UKっぽい湿った雰囲気も持ちながら、USのインディにも通じるフォーキーな薫りに、心が不思議と落ち着きます。 「No More Do I Care」、この曲はいい!ギターポップ好きにも支持されそうな、透き通るようなメロディとコーラスワークがたまりません。羽が生えたような、ふわりとした彼の歌い方がいちばん活きている曲。 「Now That You're Mine」は、少しおどけたような可愛いドラムスと、ウクレレが似合いそうな陽気なサウンド。これも彼の声がやわらかく響いて、とてもスウィートな一曲です。 ラストの「Goodbye to an Old Friend」も、ゆったりと聴けて、アルバムを締めくくるにふさわしいナンバー。これは実にフォークっぽい。少しほろりともしますね。