☆ヨーキー党☆アジメラさんのお気楽HP

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★矢田先生との出会い…希望

【矢○獣医科病院へ転院】

左前足にカテーテル装着らめり闘い左側はラッピー

2001.12.17(月)午前9時半過ぎにメリーと、K先生が書いてくれた地図を
頼りに【矢○獣医科病院】に到着してドキドキしつつ、ドアを開けました。

初来院するときにまず、思うことは「どんな先生だろうか」とか、「どんな
治療をされるのか」とか…様々な不安が付きまといます。でも、玄関には
院内の猫さんが迎えに来てくれて、矢○ 敦先生というお方の顔をチラッと
見ますと…「これぞ、獣医の鏡では?」と思うような、短髪・髭ナシ・体格
よし…と、頼りがありそうな感じです。そして、K先生から聞いておいた
ようで、メリーの顎下そして、両脇下。両足付け根などのしこりを触診して
開口一番「リンパ腫が疑わしいので検査します。」と言い、顎下のしこりの
細胞を取り(針生検)、結果が出るまでの間、メリーと待合室へ…。

15分後に呼ばれて行ってみると、パソコンの画面を見るように言われて見て
見ますと、『残念ながら、悪性リンパ腫で間違いないようです。しかも、
かなり進行してしまってます。ステージVのサブステージBです。…』との事。
そして、顕微鏡に映し出されたメリーの顎下のしこり(肉腫)の細胞を見せて
もらったあとで、超音波検査などを見てる内にショックの為か?目の前が
真っ暗になり、その場でしゃがんでしまいました。それを見たAHTさんが
椅子を持って来てくれて私を座らせてくれました。本当に気分が悪かったし、
これから薬漬けにしてしまうメリーが可哀想で可哀想で…己の未知さを嘆く
ばかりです。そして、先生は「様子を見たいので16時まで預からせて下さい。
」と言い、私は16時に迎えに来る約束をして泣きながら帰宅しました。家族
に、メリーが手遅れのリンパ腫である事、ラッピーより先に逝くかもしれな
い事を話しました。気丈だったのは両親で、「運命だから。」と…。迎えに
行くまでの間が長く辛く感じました。そして、15:55と早く到着したにも係わ
らず、入れて頂き、メリーを見ると右腕に注射(ロイナーゼ(抗リンパ腫剤)と
インターフェロン)の為のカテーテルが付けられましたが、元気そうです。
そして、入院させられるのかなと思ったら、通院でいいとの事なので、食欲
がなかったのに帰宅するなり、ごはんを食べたのには嬉しい驚きでした。

翌日18日にもインターフェロン投与の為、来院した時は「インターフェロン
の効果が出ていて熱が下がっています。」との事。その翌日19日は水曜日で
休診日だったのですが、治療を受けないと具合が悪いようで…20日の朝、歩行
フラフラ状態で、今日か明日にも死にそうな感じで、とても心配しました。
そして、夕方に来院して、血液チェックして頂きますと「赤血球数が下回り、
腎機能も低下してしまってます。このままでは危険ですので輸血します。
何型?」と聞かれました。確か、O先生もK先生も「動物に血液型はありま
せん。」と言った筈です。だから、メリーの血液型は分からないと言いますと、
「実家の所のポメがO型に当たるので、その犬から輸血します。4時間位か
かるので、そばに付いてあげてもいいですよ。」と先生から温かい言葉をか
けて頂きました。心の中でポメさん、ゴメンネ。ありがとうと念じました。続く…


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