★★3度の飯より飯が好き★★

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ジローとチアキ  ★出会い★

ジロー

↑ジローちゃんです。(3歳くらいの頃)
ジローとは、4年前に茨城の小さな公園で出会いました。

私はイトコ夫婦と茨城の大洗水族館へ行く途中でした。
途中、道を間違って小さな公園に着いたんです。朝早くからラジオ体操に精を出してる子供が何人かいたので大洗までの道のりを聞こうと車から降りたときイトコの子供(錬くん)が、どこからか子猫を連れてきたんです。
子猫はとてもとても小さくて弱弱しく体にはいくつもの傷や傷痕が沢山あって毛は抜けてるし顔は目ヤニでグチャグチャ・・・正直カワイイとは思えませんでした。
「これから水族館行くのに連れて行けないし、病気持ってたら大変だから元いた場所に戻しておいで」
私は子猫に触ろうともしないで錬くんに猫を戻すよう言いました。
錬くんも軽い興味だけで連れてきたらしく素直に戻してきた様子。
かわいそうだけど仕方ないよ。って言いながら、その公園を後にしようとした時。
その子猫が駐車場の向こう側をヒョコヒョコと足を引きずりながら歩いていたんです。
私、自分でもビックリしたんですけど・・・その時迷わず
「錬くん!!あの猫連れておいで!!」
そう言って車を停めたんです。
イトコ夫婦も錬くんもビックリしたと思います(笑)
でも、足を引きずって一生懸命歩いてる子猫の姿を見たとき、
「このままじゃ、絶対死ぬ」
って直感したんです。
猫を車に乗せて、(自分の車で良かったww)とりあえずエサを買おうとコンビニへ向かいました。
猫は車に乗ったとたん鳴きもせず騒ぐことも無く大人しく足元のエアコンの風が出る場所でノビノビと横になりました。今考えるとかなり衰弱してたので鳴くチカラもなかったのかもしれません・・・・。
コンビニでエサを買って牛乳買って・・・でも器が無い・・・。
急遽紙コップを上半分切って小さい器代わりに使いました。
でも、エサもほとんど食べないし、牛乳も飲まない・・・・このままじゃ死んじゃうんじゃないかって本当に心配でした。

それから車で40分。やっと大洗へ到着です。
猫がいる為、水族館へは入れなくなっちゃったんですけど・・・錬くんは嫌な顔もせずに子猫の世話を一生懸命やってくれました。
予定変更で、海水浴!!!
イトコ夫婦とパラソルや浮き輪をレンタルして浜辺へ向かいました。
もちろん猫も一緒です。
私は海やプールに入るのが苦手なので子猫と荷物番ですw
子猫は相変わらず大人しく私のヒザの上で寝てました。
時々、ヒザから降りてトイレへ(って言っても少し離れた場所へ行くだけだけどw)行ってもちゃんと私のもとへ戻ってくるんです。
↑これが本当に嬉しい☆
ハンカチを濡らして(ちゃんと水道水でですよww)子猫の顔を拭いたらやっと少し目がキレイになりました。そしたら今までほとんど食べたり飲んだりしなかったのに水をピチャピチャと一生懸命飲んで、水と一緒にエサも軽くたいらげました。牛乳がイヤだったのかな・・・。
そのうち、私のヒザの上より砂浜の日陰のほうが涼しいと分かったらしくパラソルの下で寝ていた子猫ですが、錬くんが海から戻ってくるたびに子猫は砂まみれになってました(笑)(錬くんが足をバタバタさせるから砂がかかっちゃうんです。わざとではないですよww)

3時間ぐらい海で遊んでから帰ることになりました。
このとき私は1つ凄く心配なことがあったんです。
うちでは、その時すでに3匹猫を飼ってたし、外に住み着いてる猫もいたし・・・・・家族の反対を受けるに決まってる・・・どうしよう。と気になって仕方なかったんです。イトコ夫婦の家は団地だからペットは飼えないし・・・。
しかも子猫はケガを沢山してるし足も少し不自由な感じ・・・病院代がかかるのは目に見えてる訳です。
でも、連れて帰るって決めたんだもん!!何がなんでも説得してやろうってイトコ夫婦&錬くん&私で帰り道は「子猫をどうにか家族の一員にしよう会議」(笑)
色々と話し合いながら家路についた訳です。


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